いえむら くにお
家村 邦雄弁護士
石神井法律事務所
石神井公園駅
東京都練馬区石神井町7-2-1-302
インタビュー | 家村 邦雄弁護士 石神井法律事務所
相続や離婚など、口コミが広がり依頼が舞い込む。他士業との連携で安心のトータルサポートも実現
石神井法律事務所を開業以来、数多くの相続や離婚問題に対応してきた、家村邦雄(いえむらくにお)弁護士。
長年のキャリアで培った知識と、他士業との連携体制で、依頼者の悩みを総合的にケアしています。
そして独立前は、大手家電量販店でインハウス弁護士を経験。
なんと販売員の仕事にも挑戦していたというのだから、驚きです。
弁護士業務にとらわれず、誰かの役に立ちたい。
誠実な人柄が、現在のリピーターや口コミでの依頼につながっているのでしょう。
今回は家村弁護士の10年を超えるキャリアを振り返り、弁護活動にかける熱意に迫ります。
長年のキャリアで培った知識と、他士業との連携体制で、依頼者の悩みを総合的にケアしています。
そして独立前は、大手家電量販店でインハウス弁護士を経験。
なんと販売員の仕事にも挑戦していたというのだから、驚きです。
弁護士業務にとらわれず、誰かの役に立ちたい。
誠実な人柄が、現在のリピーターや口コミでの依頼につながっているのでしょう。
今回は家村弁護士の10年を超えるキャリアを振り返り、弁護活動にかける熱意に迫ります。
01 キャリア
インハウス時代は現場の販売員も経験。弁護士10年の節目に独立
――これまでのキャリアを、教えてください。
まずは一般民事全般を扱う法律事務所で、家事事件や刑事事件など、さまざまな弁護に取り組んでいました。
弁護士一年目ということもあり、毎日かなり慌ただしかったです。
無我夢中で、右往左往しながら(笑)
ただひたすら日々の業務に向き合い、弁護士としての基礎を叩き込むことができました。
――その後は、企業内弁護士を?
ご縁があって、株式会社ビックカメラおよび同社グループ会社の企業内弁護士として働くことになりました。
8年ほど勤務していたので、今でも家電を購入するときはビックカメラを利用するほど、非常に思い入れがありますね。
――ビックカメラといえば、業界大手の企業です。
当時同社では、私が初めての企業内弁護士だったんですよ。
だからこそ、社員の皆さんも私も手探りな部分が多く、どうしたら弁護士としてお役に立てるのかを懸命に考える日々でした。
企業内弁護士と聞くと、デスクで淡々と契約書チェックをこなすというイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?
私はというと、契約書のチェックや法務相談はもちろんのこと、有楽町の店舗でパソコンの販売をしたり、繁忙期にはレジ打ちの手伝いをしたり、一般的な企業内弁護士とはちょっと違う仕事もしていました。
――現場で働く弁護士は、かなり珍しいのでは?
現場に出れば、社員やお客様の生の声が耳に入ります。
課題や悩みも浮き彫りになり、巡り巡って業務に活かすことができるんです。
そして、顧問弁護士よりも社員の皆様と近い距離で働いていたので、些細な疑問やトラブルに速やかに対応できたのも、お役に立てた部分だと思います。
余談ですが、有楽町時代に接客したお客様が、「家村さんからパソコンを買いたい」とご指名で来店してくださったこともあるんですよ。
その時既に法務部へ戻っていたので接客はできませんでしたが、いい仕事ができたんだなと、非常に嬉しかったです。
――その後、独立されたわけです。
弁護士10年の節目に、石神井法律事務所を開業いたしました。
開業するには当然、物件探しや電気・ガス・水道の契約など、全て自分でやらなければなりません。
ちなみに事務所のホームページも、私の手作りなんですよ。
「自分で仕事を見つけて、何でもやる」というビックカメラ時代の経験があったからこそ、スムーズに事務所をオープンできたと思っています。
まずは一般民事全般を扱う法律事務所で、家事事件や刑事事件など、さまざまな弁護に取り組んでいました。
弁護士一年目ということもあり、毎日かなり慌ただしかったです。
無我夢中で、右往左往しながら(笑)
ただひたすら日々の業務に向き合い、弁護士としての基礎を叩き込むことができました。
――その後は、企業内弁護士を?
ご縁があって、株式会社ビックカメラおよび同社グループ会社の企業内弁護士として働くことになりました。
8年ほど勤務していたので、今でも家電を購入するときはビックカメラを利用するほど、非常に思い入れがありますね。
――ビックカメラといえば、業界大手の企業です。
当時同社では、私が初めての企業内弁護士だったんですよ。
だからこそ、社員の皆さんも私も手探りな部分が多く、どうしたら弁護士としてお役に立てるのかを懸命に考える日々でした。
企業内弁護士と聞くと、デスクで淡々と契約書チェックをこなすというイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?
私はというと、契約書のチェックや法務相談はもちろんのこと、有楽町の店舗でパソコンの販売をしたり、繁忙期にはレジ打ちの手伝いをしたり、一般的な企業内弁護士とはちょっと違う仕事もしていました。
――現場で働く弁護士は、かなり珍しいのでは?
現場に出れば、社員やお客様の生の声が耳に入ります。
課題や悩みも浮き彫りになり、巡り巡って業務に活かすことができるんです。
そして、顧問弁護士よりも社員の皆様と近い距離で働いていたので、些細な疑問やトラブルに速やかに対応できたのも、お役に立てた部分だと思います。
余談ですが、有楽町時代に接客したお客様が、「家村さんからパソコンを買いたい」とご指名で来店してくださったこともあるんですよ。
その時既に法務部へ戻っていたので接客はできませんでしたが、いい仕事ができたんだなと、非常に嬉しかったです。
――その後、独立されたわけです。
弁護士10年の節目に、石神井法律事務所を開業いたしました。
開業するには当然、物件探しや電気・ガス・水道の契約など、全て自分でやらなければなりません。
ちなみに事務所のホームページも、私の手作りなんですよ。
「自分で仕事を見つけて、何でもやる」というビックカメラ時代の経験があったからこそ、スムーズに事務所をオープンできたと思っています。
02 注力分野と強み
相続、離婚問題をトータルケア。現役の家裁調停委員が在籍。他士業との連携も
――先生の注力分野を教えてください。
独立後は一貫して、相続問題に注力しております。
税理士、司法書士の方とも提携しているので、紛争対応から相続税申告、相続登記や不動産売却、そして翌年の所得税確定申告に至るまでトータルサポートできるのは大きな強みです。
依頼者さまご自身で新たに専門家を探すのは大変ですから、窓口を私に一本化できるのはありがたいというお声もいただいております。
――最後の最後まで、徹底的に寄り添った対応をされているのですね。
必然的にひとりひとりの依頼者さまと長くお付き合いすることになるので、信頼関係も強固なものになります。
それもあってか、お父様の相続の次はお母様の相続といったように、リピートでご依頼いただくケースも多いです。
困った時に何度も頼っていただけるのは、本当に嬉しいことですね。
――ちなみに先生は、女性側の離婚問題のご相談も多いとか。
夫と離婚したい、婚姻費用や養育費を請求したいといった女性側の離婚相談も、最近かなり増えています。
ホームページで積極的に打ち出しているわけではないのですが、元依頼者さまの口コミが広がって、ご相談にいらっしゃる方が多いです。
――口コミで広まるとは、先生が丁寧な対応をされているからこそです。
私としては、当たり前のことをしているだけなんですけどね。
でも、こまめな進捗報告と、業務に迅速に取り掛かることを心がけてるからか、依頼者さまからは「安心できる」というお声も多数いただいております。
更に私の事務所には、家庭裁判所の現役調停委員の方も在籍しているので、弁護士と調停委員、双方の視点からのアドバイスも可能です。
離婚問題に悩む依頼者さまの不安を取り除き、少しでも有利に調停を進められるよう、誠心誠意対応させていただきます。
独立後は一貫して、相続問題に注力しております。
税理士、司法書士の方とも提携しているので、紛争対応から相続税申告、相続登記や不動産売却、そして翌年の所得税確定申告に至るまでトータルサポートできるのは大きな強みです。
依頼者さまご自身で新たに専門家を探すのは大変ですから、窓口を私に一本化できるのはありがたいというお声もいただいております。
――最後の最後まで、徹底的に寄り添った対応をされているのですね。
必然的にひとりひとりの依頼者さまと長くお付き合いすることになるので、信頼関係も強固なものになります。
それもあってか、お父様の相続の次はお母様の相続といったように、リピートでご依頼いただくケースも多いです。
困った時に何度も頼っていただけるのは、本当に嬉しいことですね。
――ちなみに先生は、女性側の離婚問題のご相談も多いとか。
夫と離婚したい、婚姻費用や養育費を請求したいといった女性側の離婚相談も、最近かなり増えています。
ホームページで積極的に打ち出しているわけではないのですが、元依頼者さまの口コミが広がって、ご相談にいらっしゃる方が多いです。
――口コミで広まるとは、先生が丁寧な対応をされているからこそです。
私としては、当たり前のことをしているだけなんですけどね。
でも、こまめな進捗報告と、業務に迅速に取り掛かることを心がけてるからか、依頼者さまからは「安心できる」というお声も多数いただいております。
更に私の事務所には、家庭裁判所の現役調停委員の方も在籍しているので、弁護士と調停委員、双方の視点からのアドバイスも可能です。
離婚問題に悩む依頼者さまの不安を取り除き、少しでも有利に調停を進められるよう、誠心誠意対応させていただきます。
03 解決事例
音信不通の相続人。丁寧な交渉で相続分譲渡を実現し、最短ルートで解決
――印象に残っている事例は、ありますか?
相続人が10人以上いる遺産分割は、思い入れがありますね。
しかも、その内のひとりは音信不通の状態だったんです。
依頼者さまだけではとてもじゃないけど対応できないと、ご相談にいらっしゃいました。
――相続人が多いと、全員とのやりとりが非常に大変です。
仰る通りです。
少しでもスムーズに手続きするには、事前にしっかり段取りをしなければなりません。
いきなり全員を相手に調停を申し立てても、人数が多すぎるので解決までに時間がかかるでしょう。
そこで私は、まず音信不通の相続人以外の相続人全員に通知を送り、相続分譲渡をしてもらえないかと提案いたしました。
――相続分譲渡をしてもらえると、何かメリットがあるのでしょうか?
相続分譲渡をした相続人は、今後の相続手続きから外すことができるんです。
当事者を減らした状態で遺産分割調停を申し立てられるので、事態を複雑化させず、早期に解決できる可能性があります。
本件は人数が多かったので、ひとりひとりとの交渉は非常に大変でした。
とにかく丁寧にご説明して何度も何度もやり取りを重ねました。
――協議は、まとまったのでしょうか?
大半の相続人にはご納得いただき、無事に相続分譲渡証書を取り付けることができました。
最後は、当初から音信不通だった方を相手に、調停を申し立てることになりました。
兄弟・姉妹からの連絡は無視しても、裁判所からの要請には応じるという方もいらっしゃいますからね。
これも、作戦のひとつです。
――調停は、いかがでしたか?
私の読み通り、相手方は裁判所の呼び出しに応じ、なんと1回で調停を成立させることができたんです。
依頼者さまも、ようやく区切りをつけることができたと大変喜んでくださいました。
無用な争いを避け、最短ルートで解決できれば、依頼者さまのメリットも大きいはずです。
起こり得ることを予測し、きちんと計画を立てて進めたことで、当事者の数が多くても迅速に解決できたケースでした。
相続人が10人以上いる遺産分割は、思い入れがありますね。
しかも、その内のひとりは音信不通の状態だったんです。
依頼者さまだけではとてもじゃないけど対応できないと、ご相談にいらっしゃいました。
――相続人が多いと、全員とのやりとりが非常に大変です。
仰る通りです。
少しでもスムーズに手続きするには、事前にしっかり段取りをしなければなりません。
いきなり全員を相手に調停を申し立てても、人数が多すぎるので解決までに時間がかかるでしょう。
そこで私は、まず音信不通の相続人以外の相続人全員に通知を送り、相続分譲渡をしてもらえないかと提案いたしました。
――相続分譲渡をしてもらえると、何かメリットがあるのでしょうか?
相続分譲渡をした相続人は、今後の相続手続きから外すことができるんです。
当事者を減らした状態で遺産分割調停を申し立てられるので、事態を複雑化させず、早期に解決できる可能性があります。
本件は人数が多かったので、ひとりひとりとの交渉は非常に大変でした。
とにかく丁寧にご説明して何度も何度もやり取りを重ねました。
――協議は、まとまったのでしょうか?
大半の相続人にはご納得いただき、無事に相続分譲渡証書を取り付けることができました。
最後は、当初から音信不通だった方を相手に、調停を申し立てることになりました。
兄弟・姉妹からの連絡は無視しても、裁判所からの要請には応じるという方もいらっしゃいますからね。
これも、作戦のひとつです。
――調停は、いかがでしたか?
私の読み通り、相手方は裁判所の呼び出しに応じ、なんと1回で調停を成立させることができたんです。
依頼者さまも、ようやく区切りをつけることができたと大変喜んでくださいました。
無用な争いを避け、最短ルートで解決できれば、依頼者さまのメリットも大きいはずです。
起こり得ることを予測し、きちんと計画を立てて進めたことで、当事者の数が多くても迅速に解決できたケースでした。
04 信念、今後の展望
紛争を拡大させない。依頼者のためを思う弁護で、最大の利益を残す
――先生の信念とは?
依頼者さまのためを思った、弁護をすることです。
早期に解決してできる限り多くのお金を手元に残すことは、依頼者さまの利益だと考えています。
離婚でも相続でも、依頼者さまは相手方に対して不満を抱えているケースがほとんどです。
だからといってつい感情的になり、相手の気持ちをいたずらに傷つけてはいけません。
無用な摩擦を生むだけで、解決からは遠のきます。
弁護士費用も裁判費用もかさみ、貴重な時間をも費消してしまうんです。
相手にぶつけたい感情は、私が受け止めます。
ぜひお気持ちを、聞かせてください。
その上で私が合理的な主張を作り上げ、なるべく早く紛争から抜け出せるように手を尽くします。
――最後に、今後の展望とメッセージをお願いします。
より取扱業務の幅を広げて、依頼者さまにとって利便性の高い事務所でありたいです。
東京の場合、法律事務所は千代田区や港区といった主要な地域に集中しています。
練馬区や板橋区などの北西部にお住まいの方々にはアクセスが悪く、気軽に相談できるとはいえません。
また営業時間も平日17時や18時までの事務所が多く、依頼者さま目線で考えると使い勝手が悪いですよね。
石神井法律事務所は、郊外エリアからも比較的足を運びやすい立地ですし、土曜日の相談もお受けしております。
お困りごとがあれば、お気軽にいらしてください。
依頼者さまのためを思った、弁護をすることです。
早期に解決してできる限り多くのお金を手元に残すことは、依頼者さまの利益だと考えています。
離婚でも相続でも、依頼者さまは相手方に対して不満を抱えているケースがほとんどです。
だからといってつい感情的になり、相手の気持ちをいたずらに傷つけてはいけません。
無用な摩擦を生むだけで、解決からは遠のきます。
弁護士費用も裁判費用もかさみ、貴重な時間をも費消してしまうんです。
相手にぶつけたい感情は、私が受け止めます。
ぜひお気持ちを、聞かせてください。
その上で私が合理的な主張を作り上げ、なるべく早く紛争から抜け出せるように手を尽くします。
――最後に、今後の展望とメッセージをお願いします。
より取扱業務の幅を広げて、依頼者さまにとって利便性の高い事務所でありたいです。
東京の場合、法律事務所は千代田区や港区といった主要な地域に集中しています。
練馬区や板橋区などの北西部にお住まいの方々にはアクセスが悪く、気軽に相談できるとはいえません。
また営業時間も平日17時や18時までの事務所が多く、依頼者さま目線で考えると使い勝手が悪いですよね。
石神井法律事務所は、郊外エリアからも比較的足を運びやすい立地ですし、土曜日の相談もお受けしております。
お困りごとがあれば、お気軽にいらしてください。