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はせがわ やすまさ
長谷川 泰昌弁護士
弁護士法人プロテクトスタンス 大阪事務所
東梅田駅
大阪府大阪市北区梅田 1-11-4 大阪駅前第4ビル 22 F
対応体制
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注意補足

[土日祝日も対応可]ご来所のほか、電話・メール・オンラインでのご相談にも対応いたします。

インタビュー | 長谷川 泰昌弁護士 弁護士法人プロテクトスタンス 大阪事務所

「過去志向ではなく未来志向」。徹底したリサーチで解決に導く弁護士の信念

全国の主要都市に8つの事務所を構え、幅広いリーガルサービスを提供する弁護士法人プロテクトスタンス。
その大阪事務所に在籍するのが、長谷川 泰昌(はせがわ やすまさ)弁護士です。
最大の強みは、徹底したリサーチ力。債務整理や交通事故、男女トラブルを中心に、交渉や裁判を通じて依頼者を解決に導いてきました。
「過去は変えられないが、未来は変えられる」。法律トラブルで悩む方に向け、そうやさしく語りかけます。

01 弁護士を志した理由

故郷を舞台にした漫画『島根の弁護士』。新人弁護士の姿に憧れて

ーーなぜ弁護士を目指そうと思ったんですか?

きっかけは小学生のとき、たまたま手に取った漫画『島根の弁護士』を読んだことでした。
私の生まれ故郷でもある島根県を舞台に、新人弁護士が壁にぶつかりながらも奮闘する姿を描いた漫画です。
困っている人を必死に支える姿に胸を打たれ、私も将来、弁護士になって「誰かの力になりたい」と憧れるようになりました。

もうひとつ、決定的な出来事がありました。高校3年の文化祭で企画した模擬裁判です。
数か月間その準備に奔走するなかで、法律を学ぶことの面白さを実感したんです。

その後、大学では法学部に進み、弁護士になるための勉強を本格的に始めるようになりました。


ーーそして今、念願だった弁護士として活動されています。

キャリアとしてはまず、大阪府内の法律事務所に入所し、それからプロテクトスタンスに移籍しました。

以前の事務所では債務整理と交通事故をメインに担当し、ほかにも不倫の慰謝料請求や離婚問題、相続トラブル、顧問先の対応などさまざまな事件に携わりました。

現在もその経験を活かし、個人や法人を問わず幅広い分野のご相談とご依頼をお受けしています。

02 得意分野と実績①

借金約800万円、想定外の事態に直面。覚悟を決めて挑んだ破産事件

ーーそのなかでも、とくに得意意識のある分野を教えてください。

真っ先に挙げたいのは、債務整理です。
以前の事務所でも注力分野のひとつでしたが、プロテクトスタンスでも数多くのご相談をお寄せいただいています。

ご相談者さまの状況やご希望に合わせ、任意整理や個人再生、自己破産など最適な解決策をご提案します。
無事に問題が解決し、ご依頼者さまのほっとした顔を見るととてもやりがいを感じますね。


ーー実際にどんな案件を解決してきたんでしょうか?

今でも忘れられない事件があります。駆け出しの頃に担当した自己破産の申し立てです。
ご依頼者さまとのやり取りや、資料の作成と裁判所への提出、破産管財人との面談などの手続きを、ほとんど一人で担当しました。

ご依頼者さまは、すでに廃業された個人事業主の方で、およそ800万円もの借金を背負われていました。
ご依頼をお受けした当初は、「同時廃止」でスムーズに手続きを終えられると見込んでいたんですが、予想に反して「管財事件」として扱われることになってしまったんです。


ーー同時廃止と管財事件には、どんな違いがあるんですか?

破産の手続きには同時廃止と管財事件の2種類があります。

同時廃止は管財事件に比べて手続きにかかる費用が安く、短期間に手続きを終えられるといったメリットがあります。
高額な財産を持っている場合や、借金返済の免除が認められない理由(免責不許可事由)があると疑われるような場合、同時廃止ではなく管財事件となる可能性が高くなります。

ご依頼者さまはすでに廃業しており、生活保護費を受給されていました。
そのため、高価な財産はもっておらず、同時廃止が認められると予想していたのですが、通帳をよく調べると10万円単位で何度もお金が引き出されていることが判明したんです。
どうやら友人におごったり、飲み代のツケを支払ったりしていたそうです。

免責不許可事由に該当するような行動が散見されたため、同時廃止が認められないどころか、そもそも破産自体が許可されない可能性も考えられました。


ーーどう打開するか。まさに弁護士の腕の見せ所ですね。

お金の流れなどを事前にもっと確認しておくべきだったと反省しましたが、嘆いても仕方がありませんので、すぐに頭を切り替えました。

破産に至った事情や、お金を使った理由、そしてご本人が深く反省している点などを、管財人との面談を通じて一つひとつ丁寧に説明しました。
その結果、なんとか破産が認められ、借金をゼロにすることができました。

管財事件を担当したのは初めてで内心緊張していたのですが、「ご依頼者さまを守れるのは自分だけだ」という気持ちで手続きを進めました。
破産が認められた時に肩の荷が下りたのか、ご依頼者さまが安心した顔をされたのがとても印象に残っています。

03 得意分野と実績②

不貞の慰謝料を約1/4に減額。徹底したリサーチと強気の交渉で打開

ーーほかの分野はどうですか?解決事例などをお聞かせください。

浮気・不倫の慰謝料請求や離婚問題、相続トラブルなど、家事事件のご相談も多くお受けしています。

その中でもよく覚えているのは、不倫の慰謝料を請求された男性からご依頼いただいた事件です。
その方は、約400万円もの高額な慰謝料を請求されていましたが、相手方との交渉を通じて約100万円まで減額することに成功しました。


ーーそれは大きいですね。どうしてそこまで減額できたんですか?

類似の裁判例などを調べ、相手方と粘り強く交渉した結果だと思います。

ご依頼者さまにお話を聞くと、そもそも不貞行為(肉体関係)に及んでいた期間が短く、ご本人が積極的に誘ったわけではないことなどが明らかになりました。
このような事情を踏まえ、過去の交渉や裁判例で認められた慰謝料の金額などから比較すると、400万円という請求は高額すぎると判断しました。

当初、ご依頼者さまは最大150万円までなら支払う覚悟があるとおっしゃっていたんです。
書面や電話でのやり取りを通じて減額を求めた結果、100万円まで減額することができ、ご依頼者さまの期待を上回る結果を出せたので、とても喜んでいただけました。


ーーご自身の強みはどこにあるとお考えですか?

一番は、徹底したリサーチ力です。
それぞれの事件に関連する文献や裁判例を読み漁り、主張の裏付けを強固にして交渉や裁判に臨んでいます。

新人の頃は先輩弁護士に事前調査を頼まれることが多いのですが、その質とスピードの両面で「よくリサーチできている」とよく評価されていました。
昔から読書家だったことが影響しているのかもしれませんが、分厚い文献や膨大な裁判例など、いくら長文でも読み込むのがまったく苦にならないんですよ。

04 依頼者への思い

どんなにつらくても、未来は変えられる。だから今すぐ頼ってほしい

ーー何を大切に事件に向き合っているのか。弁護士としての信念をお聞きします。

最もこだわっているのは、依頼者さまのお話を丁寧にお聞きし、否定せずにありのまま受け入れることです。

「誰にも悩みを打ち明けられない」「話しても気持ちを理解してもらえない」。多くの方はこのような気持ちを抱え、藁(わら)にもすがる思いでご相談に来られます。
弁護士がご相談者さまの気持ちを理解して受け止めなければ、信頼関係を築くことができませんし、ご依頼いただいても解決が難しくなってしまうかもしれません。
民事事件だけでなく刑事弁護を担当する場合も同じですが、まずはお話を丁寧に伺ったうえで、解決策を示すことを心がけています。

また、過去志向ではなく未来志向を大切にしています。
たとえば、ギャンブルで多額の借金をしてしまった、犯罪行為をしてしまったといった過去は、いくら悔やんでも変えることはできません。
だからこそ未来を変えるために「今、何ができるかを一緒に考えましょう」とご相談者さまにお伝えするようにします。

希望を持って前へ大きく一歩踏み出す、そのお手伝いをぜひ私に任せていただきたいです。
全力で支えることをお約束しますので、ご不安やお悩みがあれば迷わずご相談ください。
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