いしかわ こうぞう
石川 耕三弁護士
名古屋葵綜合法律事務所
上前津駅
愛知県名古屋市中区大須4-11-17 日比野ユーハウスビル3階
インタビュー | 石川 耕三弁護士 名古屋葵綜合法律事務所
依頼者のご要望を傾聴し寄り添う姿勢。緻密な分析と広い視野で勝ち筋を切り拓きます。
10年以上の弁護士キャリアを経て、名古屋葵綜合法律事務所を設立した石川 耕三(いしかわ こうぞう)弁護士。
地域密着型事務所で離婚問題・交通事故などの個人顧客をメインにキャリアをスタートし、その後は名古屋市内の事務所にて、法人・事業者などの企業法務を多く手掛けた実績。
あらゆる事例を解決してきた多角的な視点と緻密な分析力を駆使し、勝ち筋を切り開いていく石川先生。
「一隅を照らす」「三方よし」「未来へつなぐパートナー」を事務所理念に掲げ、目の前の依頼者さまに満足いただけるよう最善のリーガルサービスを提供することに全力を注いでいます。
そんな先生の弁護士としてのキャリアや信念について、お話を伺いました。
地域密着型事務所で離婚問題・交通事故などの個人顧客をメインにキャリアをスタートし、その後は名古屋市内の事務所にて、法人・事業者などの企業法務を多く手掛けた実績。
あらゆる事例を解決してきた多角的な視点と緻密な分析力を駆使し、勝ち筋を切り開いていく石川先生。
「一隅を照らす」「三方よし」「未来へつなぐパートナー」を事務所理念に掲げ、目の前の依頼者さまに満足いただけるよう最善のリーガルサービスを提供することに全力を注いでいます。
そんな先生の弁護士としてのキャリアや信念について、お話を伺いました。
01 弁護士を目指したきっかけ
幼い頃から「曲がったことが嫌い」で「人の役に立てる」存在になりたかった
――なぜ弁護士を目指されたのですか?
幼い頃から不条理なことや曲がったことが嫌いで、中学生くらいの頃からは「人の役に立てる仕事をしたい」という漠然とした思いを持っていました。
そして高校2年生の頃に、テレビで弁護士という法律を駆使して人を助けるダイナミックさを知り、そこから法律家を目指し始めました。
――そこから弁護士になり、最初の事務所ではどんな事例に関わっていましたか?
当初は、交通事故、離婚や相続、債務整理、刑事事件、医療事件などの主に個人の方の案件から、不動産・建築事件や株主総会関連などの企業の案件まで幅広く担当していました。
さまざまな事案に関わっていくうちに、自然と幅広い案件に対応できるようになりました。
また、大学やロースクール時代から、会社法や企業法務に特に注力して学んでいましたので、名古屋市内の事務所に移籍してからは、契約書や就業規則作成・チェックや企業間紛争、M&Aなど、企業法務案件に携わることが多くなりました。
幼い頃から不条理なことや曲がったことが嫌いで、中学生くらいの頃からは「人の役に立てる仕事をしたい」という漠然とした思いを持っていました。
そして高校2年生の頃に、テレビで弁護士という法律を駆使して人を助けるダイナミックさを知り、そこから法律家を目指し始めました。
――そこから弁護士になり、最初の事務所ではどんな事例に関わっていましたか?
当初は、交通事故、離婚や相続、債務整理、刑事事件、医療事件などの主に個人の方の案件から、不動産・建築事件や株主総会関連などの企業の案件まで幅広く担当していました。
さまざまな事案に関わっていくうちに、自然と幅広い案件に対応できるようになりました。
また、大学やロースクール時代から、会社法や企業法務に特に注力して学んでいましたので、名古屋市内の事務所に移籍してからは、契約書や就業規則作成・チェックや企業間紛争、M&Aなど、企業法務案件に携わることが多くなりました。
02 これまでのキャリアについて
紛争や事件の背景にある根底に注力。10年の経験を糧に独立へ
――前の法律事務所で得られた経験について教えてください。
あらゆる相談に乗ってきたなかでも、少年事件と中小企業法務に関する経験が、私に新たな意識が芽生えるきっかけとなりました。
少年事件に発展する要因の一つに、ひとり親家庭や経済的困窮があります。
そういった状況だと、親が子供の悩みや寂しさに目を向けられる余裕がなく、少年事件に発展してしまうことがあるんです。
また、多くの中小企業では、法的リスク対策まで手が回らず、事件に至ってから、他士業のご紹介でご相談に来られるケースが大半です。
私たち弁護士は、多くの場合は事件が起こってから解決のために懸命に動きますが、やはり紛争状態になっている依頼者の方の精神的負担は重くのしかかってきます。
可能であれば事後対応ではなく、事前に予防するのがベストだと思っています。
病気になる前に健康に気をつけて予防するのと同じ感覚ですね。
そこで私は、事件の原因を究明し根本的な問題を解決する体制を整えるための法的支援が最も重要だと考えるようになりました。この経験から、シングルマザー・ひとり親家庭の支援や中小企業支援といった、将来的な法的リスクを少なくする「予防法務」の考え方を重視する活動を強く意識するようになりました。
――その後、事務所から独立したのは何故なのでしょうか?
元々、弁護士になった時点で将来的には独立しようと考えていました。ですが、経験が浅い状態で見切り発車しても、実力不足で本当の意味で人の役に立てないのではという思いがありました。
また、独立すると、経営面など実務以外の業務がどうしても増えてしまいます。
実は、裁判官も任官10年未満までは、正式には判事ではなく「判事補」という肩書なんです。
なので、私も同様に弁護士登録から最低でも10年は実務経験を徹底的に積もうと思い、弁護士としての実務能力を高めることに注力しました。
そして10年経った2023年4月に独立しました。
独立後は、企業法務だけでなく、離婚問題や交通事故、犯罪被害者支援など、個人の方でお悩みの方がご相談に来られています。
事務所理念に共感してくださる方も多く、全力で支援させていただいています。
あらゆる相談に乗ってきたなかでも、少年事件と中小企業法務に関する経験が、私に新たな意識が芽生えるきっかけとなりました。
少年事件に発展する要因の一つに、ひとり親家庭や経済的困窮があります。
そういった状況だと、親が子供の悩みや寂しさに目を向けられる余裕がなく、少年事件に発展してしまうことがあるんです。
また、多くの中小企業では、法的リスク対策まで手が回らず、事件に至ってから、他士業のご紹介でご相談に来られるケースが大半です。
私たち弁護士は、多くの場合は事件が起こってから解決のために懸命に動きますが、やはり紛争状態になっている依頼者の方の精神的負担は重くのしかかってきます。
可能であれば事後対応ではなく、事前に予防するのがベストだと思っています。
病気になる前に健康に気をつけて予防するのと同じ感覚ですね。
そこで私は、事件の原因を究明し根本的な問題を解決する体制を整えるための法的支援が最も重要だと考えるようになりました。この経験から、シングルマザー・ひとり親家庭の支援や中小企業支援といった、将来的な法的リスクを少なくする「予防法務」の考え方を重視する活動を強く意識するようになりました。
――その後、事務所から独立したのは何故なのでしょうか?
元々、弁護士になった時点で将来的には独立しようと考えていました。ですが、経験が浅い状態で見切り発車しても、実力不足で本当の意味で人の役に立てないのではという思いがありました。
また、独立すると、経営面など実務以外の業務がどうしても増えてしまいます。
実は、裁判官も任官10年未満までは、正式には判事ではなく「判事補」という肩書なんです。
なので、私も同様に弁護士登録から最低でも10年は実務経験を徹底的に積もうと思い、弁護士としての実務能力を高めることに注力しました。
そして10年経った2023年4月に独立しました。
独立後は、企業法務だけでなく、離婚問題や交通事故、犯罪被害者支援など、個人の方でお悩みの方がご相談に来られています。
事務所理念に共感してくださる方も多く、全力で支援させていただいています。
03 弁護士としての強み
依頼者の要望を傾聴し、どんな状況でも「最善の解決」を追求する
――ご自身の強みはどのような点だと思われますか?
私の強みは、傾聴力、分析力、総合力の3つ力です。
まずは依頼者さまのご要望を傾聴し、幅広い知見から緻密に分析し、個々の案件に即して戦略を立て、解決に向けて対応するようにしています。
総合力については、私は現在まであらゆるジャンルの事案を解決してきました。専門特化型になってしまうと、考え方や解決までの道筋が偏ってしまうことがあると思っています。
それよりも、さまざまな事案で培ってきた知見や多角的な視野を、あらゆる相談解決に活かすことで、最善の解決策を提供できると考えています。
――印象に残っている事例などはありますか?
ある離婚事件の事例が印象に残っています。
ご依頼者様である女性は、夫から日常的にDVを受けていました。
その状況に耐えきれず、離婚する際に相手方から一方的に決められた合意書を受けてしまっていました。
ですが、その合意書を確認するとあまりに理不尽な内容でしたが、既に合意書に署名してしまっている不利な状況からのスタートでした。
実は、この事件も民事と刑事双方が絡む事件でしたので、その中で戦略を立てながら調停を起こしました。
依頼者が既にサインした合意書の効力を争いつつ、相手方や裁判所を説得した結果、最終的に合意書に記載されていた内容よりも遥かに有利な内容に持ち込むことができました。
依頼者さまが予期していた以上の解決ができ、とても感謝してくださいました。
ほかにも、交通事故のご依頼では、被害を受けた側なのにも関わらず、被害者の過失割合が80:20と高く不利な状況となっていました。
そこで、物的証拠から事故状況を緻密に調査・分析を行い、最終的に0:100で過失はなかったとの判決を得ることができました。
ご依頼者様の真摯な説明を傾聴し分析することで、最善の解決へと導けたのでとても喜んでいただけました。
私の強みは、傾聴力、分析力、総合力の3つ力です。
まずは依頼者さまのご要望を傾聴し、幅広い知見から緻密に分析し、個々の案件に即して戦略を立て、解決に向けて対応するようにしています。
総合力については、私は現在まであらゆるジャンルの事案を解決してきました。専門特化型になってしまうと、考え方や解決までの道筋が偏ってしまうことがあると思っています。
それよりも、さまざまな事案で培ってきた知見や多角的な視野を、あらゆる相談解決に活かすことで、最善の解決策を提供できると考えています。
――印象に残っている事例などはありますか?
ある離婚事件の事例が印象に残っています。
ご依頼者様である女性は、夫から日常的にDVを受けていました。
その状況に耐えきれず、離婚する際に相手方から一方的に決められた合意書を受けてしまっていました。
ですが、その合意書を確認するとあまりに理不尽な内容でしたが、既に合意書に署名してしまっている不利な状況からのスタートでした。
実は、この事件も民事と刑事双方が絡む事件でしたので、その中で戦略を立てながら調停を起こしました。
依頼者が既にサインした合意書の効力を争いつつ、相手方や裁判所を説得した結果、最終的に合意書に記載されていた内容よりも遥かに有利な内容に持ち込むことができました。
依頼者さまが予期していた以上の解決ができ、とても感謝してくださいました。
ほかにも、交通事故のご依頼では、被害を受けた側なのにも関わらず、被害者の過失割合が80:20と高く不利な状況となっていました。
そこで、物的証拠から事故状況を緻密に調査・分析を行い、最終的に0:100で過失はなかったとの判決を得ることができました。
ご依頼者様の真摯な説明を傾聴し分析することで、最善の解決へと導けたのでとても喜んでいただけました。
04 弁護士としての信念
「一隅を照らす」「三方よし」「未来へつなぐパートナー」の理念
――先生は弁護士としてどのような信念を掲げていますか?
事務所理念である「一隅を照らす」「三方よし」「未来へつなぐパートナー」を守り続けることを信念に掲げています。
私は、目の前の依頼者さまに光を照らし、全力で最善の解決を目指すことを何よりも大事にしています。
そして、その場だけを解決するのではなく、予防法務の見地も踏まえて、依頼者さまを明るい未来へとつないでいけるような存在になりたいと思っています。
――今後目指していく弁護士像を教えてください。
企業・個人の方どちらにも寄り添っていきたいと考えています。
企業法務に関しては、日本の企業の99%が中小企業で、大半の方がその中小企業に勤めています。
中小企業を支援し、法的な整備を整えて企業の成長をサポートしたり、働きやすい環境をつくる支援することで、個人の方も安心して生活できるようになると思っています。
より多くの方の悩みを解決・サポートして、依頼者さまの人生をより豊かにしていく存在を目指しています。
――最後に、みなさんに向けてメッセージをお聞かせください。
ほとんどの方が、弁護士に相談する機会なんて人生に1回あるかないかくらいですよね。
相談に行くこと自体ハードルが高いと感じている人も多いと思います。
なので、相談に来られた際は、安心してお話できる雰囲気作りをし、どんな些細なことや不利なことだとしてもお話してほしいです。
一見不利な状況だとしても、培った知識と経験を駆使して、最善の解決策を見つけ出したいと思っています。
何か不安やお悩みや問題を抱えている方は、ぜひ名古屋葵綜合法律事務所にお越しいただいて、ざっくばらんにご相談ください。
事務所理念である「一隅を照らす」「三方よし」「未来へつなぐパートナー」を守り続けることを信念に掲げています。
私は、目の前の依頼者さまに光を照らし、全力で最善の解決を目指すことを何よりも大事にしています。
そして、その場だけを解決するのではなく、予防法務の見地も踏まえて、依頼者さまを明るい未来へとつないでいけるような存在になりたいと思っています。
――今後目指していく弁護士像を教えてください。
企業・個人の方どちらにも寄り添っていきたいと考えています。
企業法務に関しては、日本の企業の99%が中小企業で、大半の方がその中小企業に勤めています。
中小企業を支援し、法的な整備を整えて企業の成長をサポートしたり、働きやすい環境をつくる支援することで、個人の方も安心して生活できるようになると思っています。
より多くの方の悩みを解決・サポートして、依頼者さまの人生をより豊かにしていく存在を目指しています。
――最後に、みなさんに向けてメッセージをお聞かせください。
ほとんどの方が、弁護士に相談する機会なんて人生に1回あるかないかくらいですよね。
相談に行くこと自体ハードルが高いと感じている人も多いと思います。
なので、相談に来られた際は、安心してお話できる雰囲気作りをし、どんな些細なことや不利なことだとしてもお話してほしいです。
一見不利な状況だとしても、培った知識と経験を駆使して、最善の解決策を見つけ出したいと思っています。
何か不安やお悩みや問題を抱えている方は、ぜひ名古屋葵綜合法律事務所にお越しいただいて、ざっくばらんにご相談ください。