もり あきまさ
森 陽真弁護士
神戸ブライト法律事務所
旧居留地・大丸前駅
兵庫県神戸市中央区明石町32 明海ビル8階
インタビュー | 森 陽真弁護士 神戸ブライト法律事務所
迷惑営業による明け渡し訴訟を、和解で退去させた執念の弁護。借主保護の壁を砕いた録音機と住人への聞き取り
地元・神戸で地域住民の身近なトラブルを解決している神戸ブライト法律事務所の森 陽真(もり あきまさ)弁護士。
スピーディーな対応と、執念の弁護が持ち味です。
複雑な遺産相続を、電話一本で決着させた交渉力。
敗色濃厚と思われた立ち退き訴訟で、追い出しに成功した粘り。
依頼者の思いを叶えるため、最後の最後まで力を振り絞る。
その覚悟と信念に迫ります。
スピーディーな対応と、執念の弁護が持ち味です。
複雑な遺産相続を、電話一本で決着させた交渉力。
敗色濃厚と思われた立ち退き訴訟で、追い出しに成功した粘り。
依頼者の思いを叶えるため、最後の最後まで力を振り絞る。
その覚悟と信念に迫ります。
01 事務所の強み
地元・神戸で地域密着、少数精鋭。機動力とスピード対応に定評
ーー弁護士登録以来、現在の事務所にずっと在籍されているようですね。
地元・神戸の事務所を探していたなかで、代表をはじめとする弁護士の人柄、地域密着のスタイルなどに惹かれて入所を決意しました。
相続や交通事故、債務整理、離婚・男女問題、不動産など、地域住民の方々を中心に身近なトラブルに幅広く対応しています。
東京ほどではないですが、神戸も法律事務所が乱立するエリアです。
当事務所の弁護士は、私を含めて3人(2023年3月現在)。
少数ながら、激戦区で多くの方々から頼りにしていただいています。
ーー小さな事務所ながら、なぜ多くの人から信頼されているんですか?
スピーディーな対応、機動力やフットワークが大きいと思いますね。
特殊な事案を除けば、どんな弁護士でも法的な結論はある程度見通せるはずです。
では、どこで差がつくのか。
そのひとつが、スピードなんです。
たとえば、相手方代理人から書面が届いたときの対応です。
「まだ回答期限は先だから」と、いったん後回しにする人もいるはずです。
ただ、私は違います。
すぐに目を通すとともに、依頼者さまにそのまま投げるのではなく、要点をわかりやすくまとめてお伝えするようにしているんです。
紛争が続く間、依頼者さまはずっと心にモヤがかかった日々を過ごさなければなりません。
それを少しでも早く取り除き、晴れやかな気持ちで次の一歩を踏み出していただくためです。
地元・神戸の事務所を探していたなかで、代表をはじめとする弁護士の人柄、地域密着のスタイルなどに惹かれて入所を決意しました。
相続や交通事故、債務整理、離婚・男女問題、不動産など、地域住民の方々を中心に身近なトラブルに幅広く対応しています。
東京ほどではないですが、神戸も法律事務所が乱立するエリアです。
当事務所の弁護士は、私を含めて3人(2023年3月現在)。
少数ながら、激戦区で多くの方々から頼りにしていただいています。
ーー小さな事務所ながら、なぜ多くの人から信頼されているんですか?
スピーディーな対応、機動力やフットワークが大きいと思いますね。
特殊な事案を除けば、どんな弁護士でも法的な結論はある程度見通せるはずです。
では、どこで差がつくのか。
そのひとつが、スピードなんです。
たとえば、相手方代理人から書面が届いたときの対応です。
「まだ回答期限は先だから」と、いったん後回しにする人もいるはずです。
ただ、私は違います。
すぐに目を通すとともに、依頼者さまにそのまま投げるのではなく、要点をわかりやすくまとめてお伝えするようにしているんです。
紛争が続く間、依頼者さまはずっと心にモヤがかかった日々を過ごさなければなりません。
それを少しでも早く取り除き、晴れやかな気持ちで次の一歩を踏み出していただくためです。
02 得意分野と解決事例①
前妻の子どもと後妻の遺産分割、電話一本の交渉で早期解決へ
ーーそんなスピード対応で早期解決できた事案を教えていただけますか?
当初は難航が予想された遺産分割の交渉を、電話一本で終わらせられたことがありました。
厄介だったのは、相続人間の関係性と不動産の問題です。
依頼者さまは亡くなった方の前妻のお子さんふたり、相手は後妻という構図だったんです。
複雑な間柄で距離があったため、当事者同士では協議がうまく進まなかったそうです。
そして、次に不動産の問題です。
亡くなった方、つまり私の依頼者さまからするとお父さまと後妻が住んでいたマンションのことです。
実質的には金銭を負担していたお父さまの遺産だったんですが、名義が後妻になっていたんですよ。
相手はそれを理由に「遺産の対象ではない」と分割を頑なに拒否していたんです。
ーー名義がそうなっている以上、法的には高いハードルがありそうですが。
ですから、裁判までもつれると遺産の対象と認められない可能性があったんです。
こちらに立証責任があるため、厳しい闘いが予想されました。
だからこそ、裁判の手前の交渉で決着させる必要がありました。
結末はすでに述べた通りです。
一本の電話で、そのマンションを遺産にするかたちで話をまとめることができました。
マンションには後妻が住み続けることになったので、代償金(不動産を相続する代わりに、他の相続人に支払う金銭)として依頼者さまに500万円ずつ支払ってもらうことに。
裁判の判決次第では1円も手にできない事態も考えられましたが、なんとか窮地を脱した事案でした。
ーー電話一本で、相手の譲歩を引き出す。どんな駆け引きがあったんですか?
構図的には争う相手ですが、決して敵ではない。
一緒に問題を解決するパートナーととらえ、信頼関係をつくることを意識しましたね。
相手は電話口で、私の依頼者さまへの恨みつらみを言ってくるんですよ。
それを遮らずに、黙って頷くようにお聞きしていましたね。
こちらの伝え方も同じです。
強い口調では相手が心を閉ざしてしまいます。
同じ言葉や内容でも、相手が心を開くようなコミュニケーションが大切なんです。
そうしていると、段々と私への警戒心が薄れてきたんでしょう。
最後は私たちの思いを理解してくれたんです。
相続は、できる限り交渉でスピーディーに解決するのが得策です。
裁判までもつれて泥沼化すると、何年もかかってしまいますからね。
私には本件以外にも、1〜2ヶ月程度の交渉で円満に終結させたケースがあります。
当初は難航が予想された遺産分割の交渉を、電話一本で終わらせられたことがありました。
厄介だったのは、相続人間の関係性と不動産の問題です。
依頼者さまは亡くなった方の前妻のお子さんふたり、相手は後妻という構図だったんです。
複雑な間柄で距離があったため、当事者同士では協議がうまく進まなかったそうです。
そして、次に不動産の問題です。
亡くなった方、つまり私の依頼者さまからするとお父さまと後妻が住んでいたマンションのことです。
実質的には金銭を負担していたお父さまの遺産だったんですが、名義が後妻になっていたんですよ。
相手はそれを理由に「遺産の対象ではない」と分割を頑なに拒否していたんです。
ーー名義がそうなっている以上、法的には高いハードルがありそうですが。
ですから、裁判までもつれると遺産の対象と認められない可能性があったんです。
こちらに立証責任があるため、厳しい闘いが予想されました。
だからこそ、裁判の手前の交渉で決着させる必要がありました。
結末はすでに述べた通りです。
一本の電話で、そのマンションを遺産にするかたちで話をまとめることができました。
マンションには後妻が住み続けることになったので、代償金(不動産を相続する代わりに、他の相続人に支払う金銭)として依頼者さまに500万円ずつ支払ってもらうことに。
裁判の判決次第では1円も手にできない事態も考えられましたが、なんとか窮地を脱した事案でした。
ーー電話一本で、相手の譲歩を引き出す。どんな駆け引きがあったんですか?
構図的には争う相手ですが、決して敵ではない。
一緒に問題を解決するパートナーととらえ、信頼関係をつくることを意識しましたね。
相手は電話口で、私の依頼者さまへの恨みつらみを言ってくるんですよ。
それを遮らずに、黙って頷くようにお聞きしていましたね。
こちらの伝え方も同じです。
強い口調では相手が心を閉ざしてしまいます。
同じ言葉や内容でも、相手が心を開くようなコミュニケーションが大切なんです。
そうしていると、段々と私への警戒心が薄れてきたんでしょう。
最後は私たちの思いを理解してくれたんです。
相続は、できる限り交渉でスピーディーに解決するのが得策です。
裁判までもつれて泥沼化すると、何年もかかってしまいますからね。
私には本件以外にも、1〜2ヶ月程度の交渉で円満に終結させたケースがあります。
03 得意分野と解決事例②
負け筋の建物明け渡し訴訟。裁判官を突き動かし、追い出しに成功
ーー対照的に、たとえ時間がかかっても徹底的に争う。そんなケースもよくあると思います。
あの事件は、2年くらいかかりましたかね。
迷惑行為を働く借主を、裁判の和解協議を経て追い出すことができた事案です。
ご相談いただいたのは、マンションの一室を貸していた大家さんでした。
問題の借主はそこをレンタルスペースとして利用していたんですが、連日大勢の人が集まりどんちゃん騒ぎをしていたんです。
それが賃貸借契約書で禁止していた「迷惑営業」に当たるとして、提訴して明け渡しを争ったんです。
ただ、法律上は借主保護の壁が厚いため、追い出すのは決して簡単ではありませんでした。
案の定、最初は裁判官の反応もすごく悪かったんです。
ーーそれでも、そこから持ち直したと。
どれだけうるさく、迷惑をかけているか。
あの手この手を尽くして、裁判官に必死に訴えました。
ひとつは、録音テープです。
部屋に録音機を設置して、騒音の大きさを計測し、どんちゃん騒ぎをしている様子を記録して証拠として提出したんです。
それと、ほかの住人の方々への聞き取りも決め手になりました。
大学生や主婦、マッサージ店の経営者。
みなさんの悩みや不満も裁判官にぶつけたんです。
すると、裁判官の意識が少しずつ変化してきたんですよ。
騒ぎの様子や住民の声を届けたことで、「さすがにどうにかしないと」という問題意識が芽生えたんだと思います。
ーーそれから和解協議が行われたんですか?
はい、その協議でも裁判官は私たちに有利な状況に議論を導いてくれました。
これだけ証拠も揃っていますし、相手は徐々にプレッシャーを感じ、居心地が悪くなったんでしょうね。
最初は「出ていくものか」と強気の態度を崩す気配がなかったんですが、最後はあきらめて退去していったんです。
ーー相撲でいうと、土俵際へじわじわと追い詰めた感じですかね。
それでようやく耐えかねて、負けを認めて去っていったわけです。
これは、私が新人時代に任された案件だったんです。
最初は負けも覚悟せざるを得ないような状況でしたが、依頼者さまの思いがとても強かったんですよ。
だからなんとかしたいと、必死になって取り組みました。
壁にぶつかっても、粘り強く立ち向かい続けることで、何かが起こる可能性がある。
その重要性を痛感するとともに、私自身にとって大きな自信になった事案でした。
あの事件は、2年くらいかかりましたかね。
迷惑行為を働く借主を、裁判の和解協議を経て追い出すことができた事案です。
ご相談いただいたのは、マンションの一室を貸していた大家さんでした。
問題の借主はそこをレンタルスペースとして利用していたんですが、連日大勢の人が集まりどんちゃん騒ぎをしていたんです。
それが賃貸借契約書で禁止していた「迷惑営業」に当たるとして、提訴して明け渡しを争ったんです。
ただ、法律上は借主保護の壁が厚いため、追い出すのは決して簡単ではありませんでした。
案の定、最初は裁判官の反応もすごく悪かったんです。
ーーそれでも、そこから持ち直したと。
どれだけうるさく、迷惑をかけているか。
あの手この手を尽くして、裁判官に必死に訴えました。
ひとつは、録音テープです。
部屋に録音機を設置して、騒音の大きさを計測し、どんちゃん騒ぎをしている様子を記録して証拠として提出したんです。
それと、ほかの住人の方々への聞き取りも決め手になりました。
大学生や主婦、マッサージ店の経営者。
みなさんの悩みや不満も裁判官にぶつけたんです。
すると、裁判官の意識が少しずつ変化してきたんですよ。
騒ぎの様子や住民の声を届けたことで、「さすがにどうにかしないと」という問題意識が芽生えたんだと思います。
ーーそれから和解協議が行われたんですか?
はい、その協議でも裁判官は私たちに有利な状況に議論を導いてくれました。
これだけ証拠も揃っていますし、相手は徐々にプレッシャーを感じ、居心地が悪くなったんでしょうね。
最初は「出ていくものか」と強気の態度を崩す気配がなかったんですが、最後はあきらめて退去していったんです。
ーー相撲でいうと、土俵際へじわじわと追い詰めた感じですかね。
それでようやく耐えかねて、負けを認めて去っていったわけです。
これは、私が新人時代に任された案件だったんです。
最初は負けも覚悟せざるを得ないような状況でしたが、依頼者さまの思いがとても強かったんですよ。
だからなんとかしたいと、必死になって取り組みました。
壁にぶつかっても、粘り強く立ち向かい続けることで、何かが起こる可能性がある。
その重要性を痛感するとともに、私自身にとって大きな自信になった事案でした。
04 弁護士としての原点
幼稚園経営の「親を助けたい」。夢を叶えた今、そしてこれから
ーー熱い思いが伝わるエピソードでした。依頼者は心強く感じるはずです。
「困っている人を助けたい」。
そう思って弁護士を志した私の原点は、幼少期まで遡ります。
私の実家は、幼稚園を経営しているんです。
従業員や保護者対応などで法的責任を問われかねない両親から、いろんな話を聞いてきたんですよね。
それで漠然と、弁護士を志すようになったんです。
今、両親からは定期的に相談を受けており、将来的には顧問として助けになりたいと考えています。
ただ、それよりも今は、この事務所で住民の方々を全力でサポートさせていただくことが私に課せられた使命です。
必ずみなさんの力になりますので、悩みや不安をぜひぶつけていただきたいですね。
「困っている人を助けたい」。
そう思って弁護士を志した私の原点は、幼少期まで遡ります。
私の実家は、幼稚園を経営しているんです。
従業員や保護者対応などで法的責任を問われかねない両親から、いろんな話を聞いてきたんですよね。
それで漠然と、弁護士を志すようになったんです。
今、両親からは定期的に相談を受けており、将来的には顧問として助けになりたいと考えています。
ただ、それよりも今は、この事務所で住民の方々を全力でサポートさせていただくことが私に課せられた使命です。
必ずみなさんの力になりますので、悩みや不安をぜひぶつけていただきたいですね。