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なかにし りょうすけ
中西 亮介弁護士
弁護士法人オールニーズ法律事務所
三ノ宮駅
兵庫県神戸市中央区三宮町1-4-4 木口ビル8階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

※「法テラス」の利用は、債務整理のみになります。※交通事故は全国対応

インタビュー | 中西 亮介弁護士 弁護士法人オールニーズ法律事務所

債務整理に強い大手事務所出身、過去には月200件の相談。依頼者の「心」に寄り添う再生計画

神戸市に拠点を置くオールニーズ法律事務所の中西 亮介(なかにし りょうすけ)弁護士。
債務整理で有名な大手事務所の出身で、当時は多いときで毎月200件を超える借金問題の相談を受けてきたそうです。
破産や個人再生などについて、裁判所もうなるような綿密な返済・再生計画を打ち立ててきました。
依頼者にとことん寄り添う、情熱的な一面も目を引きます。

01 弁護士としてのキャリア

債務整理に強い大手事務所の出身。毎月100件超の相談受ける

ーーまず、弁護士になってからのキャリアの歩みを教えていただけますか?

最初に入所したのは、債務整理で有名な大手の法律事務所でした。
そこで約4年間、債務整理を中心に離婚・男女問題や刑事事件、労働問題などの事件に携わりました。

次の移籍先では、それらに加えて交通事故や相続、債権回収、ネット上の発信者情報の開示請求に関する経験も積み、現在に至ります。
当事務所は私を含めて弁護士2人体制ですが、ありがたいことに毎月100件以上のご相談をいただいています。

02 得意分野と強み

過去には月200件の借金相談。財産を残す個人再生の実績も豊富

ーーでは、とくに得意意識のある分野としては、まず債務整理が挙げられそうですね。

最初の事務所に勤めていた当時は、多いときは毎月200件ほどのご相談をお受けしていました。
分業制の特殊な体制を敷いていたので、すべて私が最後まで処理したわけではありませんが、それでも相当な数だと思います。

それだけ多くの事件に触れてきたので、どんなご相談でも大抵のものはうまく見通しを立てられるようになりましたね。


ーー債務整理の手続きでは、どんな点が大事になってくるのでしょうか?

自己破産や個人再生の手続きについては、申立書の内容を裁判所や破産管財人から厳しくチェックされます。

問題になりそうなポイント、事前に気をつけておくべき項目、見落とされがちな注意点。
それらはご相談内容によって異なりますが、どんなケースでも瞬時に、正確に把握できるかどうかが重要です。

そのうえで、自己破産なのか個人再生なのか、さらに個人再生ならどんな進め方が望ましいのか。
依頼者さまの個別の事情に合わせて、最適なプランをひねり出す必要があります。
そのあたりの経験やノウハウが、私の大きな武器だと自負しています。


ーー最適なプランの提示とは、例えばどんなイメージでしょうか?

飲食店を経営されている、ご夫婦の個人再生をお手伝いしたときのことをご紹介します。
事業資金の借入がかなり膨らんでしまい、二進も三進も(にっちもさっちも)いかない状況で困っていらっしゃったんです。

ご夫婦の間にはお子さんがいて、マイホームをお持ちでした。
なんとか財産を残しつつ、お店の営業を続けることはできないだろうか。
ご本人たちと話し合い、その道を探ることにしました。

まずは帳簿をはじめ、お店の経営に関わる資料を隅々までチェックし、問題点をあぶり出すことが肝心です。
そのうえで、返済や生活再建に関する綿密な再生計画をつくりました。

その内容で裁判所を説得でき、破産をせずに借金を大幅に減らし、ご自宅も手放さずに事業を継続することができるようになったんです。


ーー個人再生には、クリアすべき条件がいろいろあると思います。

依頼者さまの家計や財産、生活状況などの事情をしっかり見極めたうえで、どんな条件や手続きなら裁判所に認めてもらえるか。
そうした徹底した調査力や計画づくりが鍵を握ります。

通帳などの膨大な資料に目を通しながら、一つひとつの数字の裏にどんな問題点やヒントが潜んでいるのか。
それを見つけられるかどうかが大きなポイントで、そこはやはり事件処理の経験がモノを言います。
個人再生は債務整理の手続きのなかでも複雑ですので、弁護士を選ぶ際は注意が必要です。

もちろん、個人再生だけでなく破産や任意整理、さらに法人のご依頼も積極的にお受けしています。
個人・法人問わず、複雑な事件にも十分対応できます。
支払いに追われる生活から脱出し、人生をリスタートする機会に、ぜひ私を頼っていただきたいですね。


ーー債務整理に次ぐほかの分野では、どんな相談が多いですか?

債務整理と同じくらい多いのは、離婚・男女トラブルに関するご相談です。
離婚の調停や裁判の経験は豊富で、不貞の慰謝料や養育費、親権などさまざまな問題を日々扱っています。

相続も高齢化社会を迎えているなかで、ご依頼は増加傾向にありますね。
遺言書の作成から遺産分割の協議、生前対策、さらに不動産などが絡む複雑な事案まで幅広くカバーしています。

03 依頼者との向き合い方

依頼者の「心」を見る目。殻に閉じこもった少年と育んだ信頼

ーー依頼者とは普段、どんな距離感で接していますか?大事にしている思いなどを教えてください。

どんな依頼者さまとも同じ目線に立って、伴走者として最後まで寄り添うことを心がけています。

強く印象に残っている、忘れられない事件があります。
窃盗などで逮捕された男子中学生の弁護を担当したときのことです。

その少年は、当初は殻に閉じこもった様子で、まったく心を開いてくれませんでした。
語気を荒げるようなこともあったんです。
そんななかで私が意識したのは、彼にとって「近所のおじさん」のような存在になることでした。

事件に関わることだけでなく、日常の何気ない会話を繰り返しながら少しずつ関係を育んでいきました。
さらに、親御さんや学校の先生とのやり取りも重ねながら、彼に更生してほしい思いを熱心に伝えました。
すると、次第に口ぶりが柔らかくなり、最初は隠していたことも打ち明けてくれるようになったんです。


ーー弁護士の仕事は、法律的な弁護がすべてではないんですね。

弁護士の思いだけで、事件処理を進めてはいけません。
依頼者さまの納得があってはじめて、私たちは「いい仕事ができた」と胸を張っていえると思うんです。

何よりも大事なのは、依頼者さまとの信頼関係です。
そして、そのためには一人ひとりのお話にじっくり耳を傾け、その人が何を最も大事にしているのかをしっかり見極める作業が絶対に必要です。

最初は口が固くても、辛抱強く、親身に寄り添い続けていれば、依頼者のさまの大事な思いが徐々に浮かび上がってくるものです。
「心を見る」「空気を読み取る」とでも言えばいいでしょうか。
どんなお気持ちも全身で受け止めるので、ためらわずにすべてを吐き出していただきたいですね。

04 理想の弁護士像

伝説的なベーシストのように。人生を支える縁の下の力持ちに

ーー「依頼者のために」という思いが、ひしひしと伝わってきました。

私が弁護士を目指そうとはっきり意識したのは、法学部に在籍していた学生時代でした。
法律によって、日常生活のトラブルを解決することができる。
そして、一人ひとりの人生を支えることができる。
そのことに魅力を感じたんです。

話は変わりますが、その学生時代から私はベーシストとしてバンド活動にも熱中し、弁護士になってからも他の弁護士たちとバンドを結成したことがあります。

ベースは決して目立つ存在ではありませんが、メロディーとリズムの両方をつくる大事な楽器です。
文字通り、音楽や曲を縁の下で支えるような大事な役目を担っています。
弁護士としても、そんなベースのように、依頼者さまの生活や人生を力強く支えられるような存在でありたいですね。


ーーそれが、中西先生が目指す弁護士像なんでしょうか?

大好きなバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のベーシストは、ロックシーンで伝説的な存在として知られています。
音楽性、技法、演奏スタイルにおいて、前例にとらわれず新しい可能性を次々と見出してきたからです。

私を信頼して選んでいただいた依頼者さまのために、どんなに困難な状況でも最後までやり遂げる。
その思いとともに、私も彼のように常に向上心を持ち続け、弁護士の世界で新しい道をどんどん切り拓いていきたいですね。
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