磯田 直也弁護士のアイコン画像
いそだ なおや
磯田 直也弁護士
ルーセント法律事務所
宝塚駅
兵庫県宝塚市川面5丁目10-32 川面マンション302
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可

インタビュー | 磯田 直也弁護士 ルーセント法律事務所

巨額の詐欺事件で被害回復、再度の執行猶予獲得も。離婚やインターネット問題にも強い宝塚の代表弁護士

関西有数の高級住宅街として知られる宝塚市に2023年、新たな法律事務所が誕生しました。
大規模法律事務所での支店長経験を持つ磯田 直也(いそだ なおや)弁護士が開設した、ルーセント法律事務所です。
離婚・不倫などの男女トラブル、インターネット問題、刑事事件や企業法務を中心に、何度も困難な事件に決着をつけてきました。
3度目の正直で実らせた離婚調停。
執行猶予中の再犯も、再度の執行猶予を手にした刑事裁判も。
その緻密な戦略と、執念の弁護活動に迫ります。

01 これまでのキャリア

若くしてジュニアパートナーに異例の昇格。神戸オフィスの支店長も

ーー独立するまで、どんなキャリアを歩んできたのか教えてください。

まず大阪府内にある法律事務所に約2年勤め、その後全国にオフィスを構える事務所に移籍しました。
最初の事務所では、お客様から高い評価をいただいていることや事務所運営への貢献が認められジュニアパートナーと呼ばれるポジションに昇格させていただきました。
当時の年齢や在籍期間を考えると、早い段階での異例の抜擢でした。

次の移籍先では神戸オフィスの新規開設に合わせ、支店長を任されることになりました。
競合法律事務所が集まる地域での、ゼロからのスタートです。
それをうまく軌道に乗せた後、独立して現事務所を立ち上げました。


ーーその場所として、なぜ宝塚市を選んだんですか?

宝塚は仁川、小林、逆瀬川、雲雀丘などの閑静な住宅街を多数有する住宅都市です。
ただ、大阪や神戸に比べると人口規模のわりに弁護士の数が少ないエリアです。
気軽にふらりと立ち寄って相談ができる法律事務所が近くにあれば、地域のみなさんに喜んでいただけると思いました。

それと、宝塚と縁の深いある偉人の存在も大きかったですね。
阪急電鉄や宝塚歌劇団をはじめとする阪急東宝グループの創業者・小林一三さんです。

彼は宝塚に鉄道を敷き、日本を代表する歌劇団をつくり上げました。
ユニークなアイデアと稀有な実行力をもって人々の生活を豊かにした彼のように、私も地域の課題や市民のみなさんの法律問題を解決することで、明るい未来へ続くレールを敷き、社会に貢献したい。
そんな夢と野望を抱いて開業いたしました。

02 得意分野と実績①

巨額の詐欺被害で被害回復。保釈金を仮差し押さえ、大半を回収

ーー次に、重点的に扱っている事件やこだわりをお聞きします。

離婚・男女トラブルや刑事事件、誹謗中傷をはじめとするインターネット問題。
ご相談件数としては、このあたりが最も多いですね。
もちろん、それ以外も身近な法律問題を幅広く扱っており、相続や中小企業・ベンチャーをはじめとする企業法務にも力を入れています。

複雑怪奇な事件、手持ちの証拠が乏しい事件、相手方が激しく抵抗する事件。
すぐに解決の糸口を見つけられないような事態に直面することも珍しくありません。
ただ私は、どんな状況でもどうにかして手がかりを見つけ出すために、できることは何でもやってきました。


ーーたとえば、どんなケースがあったんですか?

ある詐欺グループから巨額のお金をだまし取られた被害者から、ご依頼いただいたときのことです。
依頼者さまは、「被害を回復したい」と損害賠償請求をご希望でした。

ただ、相手はかなり悪知恵が働く人物で、国外に財産を隠すなど、なかなか手出しできないような状況だったんです。
そしたらある日、相手が別件の詐欺事件で逮捕起訴され500万円ほどの保釈保証金(保釈金)を支払って保釈されたという情報を掴みました。


ーーそれに対して、何か策を講じたと。

その保釈金を、仮差押したんです。
おそらく、保釈保証金の仮差押ができることを知っている弁護士はかなり限られるのではないでしょうか。

というのも、私も十数冊の書籍や資料を読み漁り、ようやくいくつかの片隅にそういう手段があるとの記載を発見したからです。

弁護士にも当然、知らないことはあります。
大切なのはそれを恥じるのではなく、時間をかけて徹底的にリサーチすることです。
もしそれでもわからなければ、その分野の第一人者の先生に話を聞きに行くこともあります。

結局、その事件は他のメンバーや関係者からもお金を回収でき、数千万円の被害総額のうち大部分を返してもらうことができました。


ーーすごい執念と成果ですね。

刑事事件では、執行猶予中の再犯事件で再度の執行猶予を手にしたこともあります。

相談者さまは、万引きで逮捕されてしまった女性の旦那さまでした。
再犯なので、ご家族のみなさまも当初は実刑を覚悟されていました。

ただ、ご本人さまからご事情をお聞きすると、単なる金銭目的の犯行ではなく、病的な原因があることが強く疑われました。
そこで専門のクリニックをご紹介し、治療を開始していただいたんです。
執行猶予を獲得できたのは、そうした更生や再犯防止への本気度や努力を裁判所が評価してくれたからでした。
当事務所では、事件解決のために他の専門家との協働を積極的に行っています。

03 得意分野と実績②

2度不成立に終わった離婚調停に終止符。誹謗中傷は発信者側にも注力

ーーどんな困難も、依頼者とともに乗り越える。そんな気概がひしひしと伝わってきます。

根気強く裁判例や資料を調べたり、打開策を練ったりしていると、必ずといっていいほど何かしら打つ手が見つかります。

離婚も同じです。
たとえば、2度の調停が不成立に終わり、離婚をあきらめかけていた男性からご相談いただいたときもそうでした。

私がお引き受けしてから申し立てた3度目の離婚調停では、過去2度の調停と戦略を変えて臨んだところ、ご相談から3ヶ月ほどで無事に離婚を成立させることができたんです。


ーーネットの誹謗中傷もどんどん深刻になっています。

その問題に取り組む弁護士は増えていますが、多くは中傷された被害者側のサポートに特化しているのが実情です。
おそらく発信者(投稿者)は開示請求を受けた、意見照会書が届いたといった際に、依頼できる弁護士を探すのにとても苦労しているのではないでしょうか。
ですから、当事務所は発信者側からのご相談も率先してお受けしているんです。

みなさんが口を揃えて言うのは、「まさかこんなことになるとは…」という驚きと戸惑いです。
「傷つけるつもりはなく、軽い気持ちでつい投稿してしまった」とおっしゃるんですよね。

詳しくお話を伺うと、強い反省や真摯な謝罪の気持ちをお持ちの方が大半です。そういうときに被害者と速やかに示談・和解を成立させるお手伝いをしているんです。


ーー和解に至った過去の事例をお聞きしたいです。

掲示板に投稿した内容が違法だとして、住所や氏名の開示を求められた事件がありました。

客観的に見れば、投稿内容が悪質だったのは確かです。
ですから、被害者の怒りはすさまじいものでした。
それでも真摯に謝罪や反省を繰り返しお伝えたところご理解を得ることができ、裁判や刑事事件に発展することを避けながら、裁判相場よりも低額の解決金を支払うことで和解にこぎ着けることができたことがあります。被害者の方にとっても、裁判手続きのご負担なく早期に被害回復が叶い問題が解決できることは大きなメリットだと考えています。


ーー依頼者はほっと一安心したでしょうね。

それだけでなく、私は中傷された側での開示請求手続きなどにも何度も携わってきました。
両方の立場を経験していることは、どちらの立場からのご依頼をお預かりする場合であっても、適切で迅速な解決に役立ちますす。

また、ネット上のトラブルは誹謗中傷に限らず、著作物のダウンロードや写真の無断使用などで開示請求を受け、著作権者から損害賠償請求を受けるトラブルも頻発しています。トレントなどファイル共有ソフトの利用に関する諸問題にも、他の法律事務所に先駆けていち早く対応を行ってきた経験がございます。

いずれも全国どこからでもご相談を受けているので、困ったことがあればすぐにご連絡いただきたいですね。

04 依頼者への思い

分野化できないような悩みも受け止める。最後まで二人三脚で伴走

ーー日々の相談対応などで心がけていることも教えていただけますか?

依頼者さまとの入念なコミュニケーションは、事件解決に不可欠です。
一人ひとりのお話にじっくり耳を傾けるとともに、こまめに進捗をご報告するようにしています。

それが独立を決めた理由のひとつでもあるんです。
依頼者さま一人ひとりにじっくり寄り添い、最初から最後まで伴走する。
そんな二人三脚のスタイルにこだわりたかったんです。


ーー最後に、そんな依頼者へのメッセージをお聞かせください。

私たち弁護士は「離婚」「刑事事件」などと事件をカテゴライズしがちですが、依頼者さまが抱える具体的な悩みは単純に分野化できるものではありません。
一見すると法律トラブルと考えづらいような問題でも、ぜひ一度ご相談いただきたいですね。

その原因を突き止め、解決までの筋道を立てて実行するのが弁護士の役目ですし、そういう厄介な問題を紐解くのは得意ですから。
みなさんのご相談を、いつでもお待ちしています。
電話でお問い合わせ
050-7587-7018
受付中

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。