遺失物の誤処分について

1.落とし物はハンドメイド品です。物的損害として損害賠償請求は可能でしょうか。 可能です。ただ、損害額立証が難しいでしょう。 2.精神的苦痛として損害賠償請求は可能でしょうか。 無理だと考えられます。 3.1及び2にあたって、...

一回のイタズラで訴えられることは可能でしょうか。

考えるべきは、①民事・刑事の責任追及と②会社からの懲戒処分ととなります。 この点、①に関しては、被害金額や態様からすると提訴や起訴に至るということはあまり考えられません。他方、②に関しては、何某かの処分であったり、人事評価上での不利...

隣人による迷惑行為の証拠を押さえる為に設置した防犯カメラの映像が盗撮等に当たるか確認させてください。

当該行為の証拠を押さえることができたなら、防犯上の撮影の必要性はあったということになると思います。 プライバシー侵害にならないか、の問題はありますが、防犯カメラの画角から判断して、隣人のプライバシーを侵害するものとはいえないように思...

50万以下で利息制限法の最大利率とは?

設定は、上限が明確には決まっておらず、公序良俗に反しなければ自由です。しかし、請求書で一方的に示したところで、相手が同意しなければ意味はありません。同意がなければ、不法行為(器物損壊)時から当時の法定利率の遅延損害金が認められるにとど...

知り合いからの車の器物損壊について

送料を相手に負担させる根拠はありませんので難しいと思います。 支払期日は、通常は相手が通知を受けとってから2週間以上後の任意の日時を設定することが多いです。

友人が壊したドア修理代をどこまで請求できるか

一度使用を開始してしまうと、価値が下がることがほとんどです。 それがどの程度なのかについては、物によります。車など中古の市場があればある程度価値は算定しやすいのですが、建材はそのようなものは(おそらく)ないので、たとえば何年かで償却さ...

"店内侵入事件における損害賠償と法的責任についての質問"

1 刑事事件について 建造物侵入(刑法130条)について、忘れ物を取りに戻るという正当な理由があるので、成立しないでしょう。 器物損壊(刑法261条)について、故意がないので、これも成立しないでしょう。 他方で、お互いに殴り合ったとの...

ストーカー行為について被害届を出すべきか?

禁止命令については、対応してもらうように警察にご相談されてください。 被害届を受け付けてもらえるケースもあるように思います。 何度も警察にご相談いただき、動いてもらうように働きかけを行うことが重要です。

「トイレットペーパー以外の物は流さないで」の掲示を無視し大便を流しトイレが詰まったら、賠償責任発生?

どのように解釈するかを考えたところで意味はないかと思いますので、 単に、大便を流してしまい、その大便が原因でそのトイレが詰まってしまったら、どうなるのでしょうか?という部分だけ考えますが、利用者側に非があれば、責任を負うことはありえる...

"認知症患者による備品破損に対する損害賠償請求の必要性"

入院の際に、本人だけでなく、ご親族の方も病院側と契約をなさっていませんか? 患者を縛り付けておくわけにはいきませんし、 現実的にマンパワーが限られている病院側に義務違反があったと観念するのは難しいように思われます。 破損した物も...

退職先から不正アクセスを疑われています。

・退職先はアクセス権をそのままにしていた(可能性がある) ・サーバーにアクセスするIDとパスワードは会社内で誰でも確認できる状況 ・不正にIDとパスワードを取得したわけではない ・退職時、データ等を消してくれという話はない 上記は管...

飲み屋での事故によるトラブルの対応方法について相談したい

交渉事なので、決まった正解があるわけではありません。当事者がお互いにしこりの残らない解決を図るにはどうすればいいかを念頭に考えていくことになります。 民法は、「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これ...

考えない方がいいのか、考えて動くべきか

警察が被害届を受理したか、受理しなかったにせよ、事情聴取をするでしょうから、 近日中に連絡が来るでしょう。 すぐに来るとは限らないので、静観していればいいでしょう。

壊してしまったものを弁償したい。

法的な賠償義務としては、壊してしまったドライヤーの値段になります。 ただ、壊れなければ新しいものを買うこともなかったと考える被害者も多く、また元のドライヤーの値段の評価も難しいので、今後の関係性も踏まえて、賠償額を決めることもお考え下...

口頭での名誉毀損・窃盗/器物損壊

まず、「犯人を知らない」ということで、器物損壊罪で知人Bを告訴することはできません。 知人Bに私物を隠されたということで告訴するためには、当然、知人Bが私物を隠したことを裏付ける(少なくとも推認させる)事実・証拠を挙げる必要があるでし...

カラオケ店とのトラブル

追加請求回避のためには清算条項を設ける必要があり、関わりをなくすためには接触禁止条項・口外禁止条項が考えられます。そもそもクリーニング代や補償金などの金額の妥当性も要検討だと思われますので、お近くの弁護士に一度は相談なさった方がよいと...

公道での立ちションによる罪について

器物損壊は、物の効用を害する行為が必要になります。 放尿行為は鍋に対する場合などは器物損壊に該当するとされますが、対象が屋外にある公道のアスファルトに対するものとなると基本的には該当しないのではないかと思います。 立ち小便は軽犯罪...

器物損壊の損害賠償について

基本的に全額の支払いが必要でしょう。法的に使用を禁止されている材質を使っている違法な設置物であるなどの特別な事情がある場合考慮される可能性はありますが、そうでない場合は考慮は基本的にされないかと思われます。