隠しカメラの設置・データ確認する際のリスク低減方法
親族の誰かが、祖母の家にあった金品を窃盗したと思われます。
そのため、祖母から隠しカメラの設置と撮影データを遠隔で確認して欲しい旨の依頼がありました。
隠しカメラの設置はリビングや和室に設置することを考えていますが、
祖母以外の親族が意図せず着替えたりしたときに、
プライバシーの侵害など、私が罪に問われないか心配しています。
①祖母以外の親族に設置の了解を得ないことで、私が何らかの罪に問われる可能性はありますでしょうか?
②何に配慮して設置・運用すれば、リスクを低減できるでしょうか?
③覚書などで予め祖母と取り決めを交わしておいた方が安全と思われる内容はありますか?
お忙しいなか恐れ入りますが、アドバイス頂けますと幸甚です。
【質問①】ですが、親族に同意を得ないで隠しカメラで撮影することは迷惑行為防止条例違反や性的姿態撮影等に該当する可能性がありますが、他方で犯罪検挙目的で防犯カメラで撮影しても問題視されないことから、窃盗犯検挙目的の正当行為に該当するとも思われます。念のため、所轄の警察署の生活安全課で確認したらどうでしょうか。
【質問②】ですが、所轄の警察署の生活安全課に相談するのが一番いいと思います。
【質問③】ですが、祖母の方への窃盗被害があること、その検挙目的で祖母の方の自宅内に隠しカメラを設置すること、所轄警察署生活安全課への問合せで問題ないとの回答を得たことなどを祖母の方との覚書に記載した方がいいと思います。よろしくお願いいたします。
泉先生
祖母と共に所轄の警察署で相談しておきたいと思います。
お忙しいなかご回答頂きありがとうございました。