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おのえ たいち
尾上 太一弁護士
弁護士法人プロテクトスタンス 福岡事務所
天神駅
福岡県福岡市中央区天神2-14-2 福岡証券ビル3F
対応体制
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注意補足

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インタビュー | 尾上 太一弁護士 弁護士法人プロテクトスタンス 福岡事務所

「スピード」「明るさ」「わかりやすい資料作り」の三本柱です。

弁護士法人プロテクトスタンス福岡事務所所長の尾上太一(おのえ・たいち)弁護士。実家や親族が不動産業を営んでいる関係で、全国の土地事情に詳しいお母様が最も愛した街「福岡」で働くことに強い希望を持ち、それを実現しています。住んで働いてみると、血筋がそうさせたのか、尾上先生も「福岡」が大好きになりました。そんな尾上先生に、これまでのご経歴や弁護士という仕事に対する想いについて伺いました。

01 弁護士を志した理由

実家や親族が不動産トラブルによく遭っていたので、それを助けたかった。


――尾上先生はどんな経緯で弁護士になられたのですか?
高校生までは、漠然と、国連(国際連合)の職員になりたいと思っていました。世界の識字率を上げたかったのです。しかし、大学で法律を勉強しているうちに、「世界でマクロな人助けをするよりも、日本で身近な人助けをしたい」と強く思うようになりました。

それというのも、実家や親族が不動産業を営んでいるのですが、頻繁に不動産トラブルに巻き込まれ、その都度、法律面で苦労している姿を見て来たからです。どんな不動産屋さんもそうだと思いますが、不動産は1つ1つの案件の額が大きいので、トラブルを乗り越えるのはとても大変です。

入居者が火事を起こしてしまった時が一番焦りましたね。私は運悪く盲腸で入院していて、しかも実家と地続きの借家から火が上がっていたので、自宅も燃えてしまったのかと思い、とても焦ったことを覚えています。

大多数を相手に人助けも、それ相応のやりがいがあると思いますが、私は身の回りの皆さんを救う道を、こうして選びました。

そして、福岡で働くことに強いこだわりを持っていました。幼少期に少しだけ住んだことがある街です。母からはいつも「日本で一番いい街だ」と言い聞かせられてきました。弁護士法人プロテクトスタンスに入る前の法律事務所も、福岡の事務所でした。都心部がコンパクトにまとまっていて、少し出れば自然を楽しめるところが最高だと思います。都会と田舎の両方を容易に楽しめる街なんですよね、福岡は。

02 弁護士としての活動

刑事事件では翌日釈放、不動産の明け渡しはわずか5ヶ月。


――これまではどういった案件を扱っていらっしゃったのでしょうか?
やはり育った環境が「不動産業」だったので、その分野には一日の長があり、業務の中心であり続けています。さらに、不動産案件には「相続」「離婚」なども絡むことが多く、結果的にその辺の分野にも手が広がりました。その他にも、交通事故や債務整理など、幅広く案件を取り扱っています。弊所は全国に事務所があり、どんな分野でも詳しい弁護士が必ずどこかの事務所にはいるので、何でもご相談ください。繰り返しになりますが、不動産関連はぜひ私にご用命くださいませ。やはり、生活に根付いていた分野は、後学ではなかなか取り返せないアドバンテージがあるのは事実ですので。

――最も印象に残っている案件はどういったものがありますか?
1つは、刑事事件で「逮捕された翌日に釈放することができた」という超スピード解決ができたことが、手前味噌ですが、私の代表的な案件のひとつです。お客様は酔った勢いで、居酒屋で暴れてしまい、傷害事件を起こしてしまいました。私は連絡を頂いた数時間後にはご本人と面会し、示談をまとめ、不起訴処分にし、翌日に拘留を解くことができました。『翌日』は大変珍しいです。これにより、勤務先にこの事件のことは知られず、もちろん解雇にもなりませんでした。お客様が傷害事件を起こしてしまったことは、お仕事先の誰一人として、今も知らないと思います。このように、スピードは弁護士にとってとても重要なので、私はかなり意識しています。対応が早くて損することは何もありません。

2つ目は、不動産の明け渡しで、こちらも「5ヶ月で終わった」という超スピード解決ができました。皆さまも目にしたことがあると思いますが、いつまでもマンションが完成しない、いつまでも道路が開通しない、など、立ち退き問題が解決しない中途半端な建造物を街で見たことが何度もあると思います。つまり、年単位、ともすれば半永久的に解決しないこともある「不動産明け渡し案件」をわずか5ヶ月で解決することができたのです。

私はとにかく粘り強く交渉しました。満足のいく立ち退き料の交渉もしましたし、とにかく着工を早くして早く建てたいというお客様のご要望に沿えるよう、尽力しました。立ち退きに伴う引っ越しも私は手伝いました。弁護士の領分ではないかもしれませんが、それぐらい熱意を持って取り組んだのです。

このように、私は「スピード」を最も重視します。そのため、早朝深夜、土日祝日も必要とあらばすぐに行動します。福岡周辺で、スピードを求めたいクライアント様はぜひ、尾上までご連絡お願いします。

――やりがいを感じる時は、どんな時でしょうか?
感謝されることですね。「ありがとう」と言われることです。面と向かって一対一で言われることは、おそらく国連職員になって言われる数より、弁護士になって言われる数の方が、きっと多いんだと推測しています。

もうひとつは、見立て通りに事が進んだ時ですね。昔から計画するのが好きで、できるだけそのプラン通りに物事が進んでいくと嬉しい性格です。よって、お客様にも「この案件はこのような計画で進める予定です」ときちんと説明します。最後までの見通しが立っていると、安心してくださるお客様も多いです。

――少しお仕事の話から離れますが、趣味や日課などはありますか?
何と言っても、愛する福岡の街での食べ歩きですね。地元の酒蔵にもよく繰り出します。いい人が多い街ですし、物価もそんなに高くないところも気に入っています。

仕事に繋がる部分で言いますと、週に2~3回、平日朝にジムに通っています。トレーニングをして、シャワーを浴びて、出勤します。頭に血が巡って、仕事にも良い影響があります。

あとは、高校生までピアノを習っていましたので、ピアノは弾くのも聴くのも今も好きですね。

最後に、これは他の先生ではおそらくいないと思いますが、大学で「フィギュアスケート部」に所属していました。しかも大学から始めたんですよね。よって、羽生結弦選手のようには滑れないのですが、一般の方々よりは少しはうまく滑れると思います。

03 弁護士として心がけていること

「スピード」以外に「雰囲気作り」と「わかりやすい資料作り」です。


――弁護士として心がけていることはありますか?
「スピード」については、散々お伝えしてきましたので、割愛させてください。次に心掛けているのは「明るさ」「雰囲気作り」ですね。弁護士への相談はどうしても暗い雰囲気、あるいはイライラした雰囲気になってしまいます。そこを、あまり暗くなりすぎず、明るく対応することを心がけています。もちろん、明るすぎるのは禁物で、楽しんでいるわけではないので、その加減には細心の注意が必要です。お客様によって、どこまでが「明るい雰囲気作り」で、どこまでが「行き過ぎてふざけた印象」になるのかが異なります。お客様の人となりをよく観察して、暗くならない雰囲気作りを心がけています。

3つ目は「わかりやすい資料作り」ですね。手で描くこともあれば、パソコンで作成した資料をお見せすることもあります。やはり、法律用語はわかりにくいので、口頭では限界があります。目に見える資料にすることが大切だと思っています。特に、お客様に選択を迫らなければならない場合は、絶対に資料があった方がよいです。口頭で「AとBのどちらをご希望ですか?」と伝えても、やはり比較しづらいです。そのAとBが紙の資料として置いてあれば、じっくり比較することができます。


――ご自身の弁護士としての強みはどこだと思いますか?
フットワークの軽さですね。スピードの話に戻りました。私は「人の気持ちは簡単に変わってしまう」と思っています。皆さまにもご経験があると思います。昨日と今日で気持ちが真逆なことはよくありますよね。よって、気持ちが変わらないうちに、仕事を進めるのが肝要だと考えています。特に「待たされている」と人間は気持ちが変わりやすいんですよね。「待つ時間」は「いろいろ考えてしまう時間」ですので、気持ちが移ろいやすいですから。

04 目指す方向性

高齢化社会で起こるトラブルにも目を向けていきます。


――今後積極的に取り組んでいきたいことはありますか?
不動産や相続は得意分野なので、今後もたくさん人助けをしていきたいです。それと、高齢化社会で起こる事件が増えているので、その分野にも強くなっていこうと思っています。「老人ホームでの介護に不備があったのではないか?」と元入居者の方から訴えられてしまった老人ホーム側の弁護を担当したことがあります。すると、老人ホームでの介護記録というのが、施設によって千差万別で、いろいろなことが立証しづらい環境に今はあると知りました。「不必要に拘束された」と相手方は主張されていましたが、その「拘束」というのが、どの程度のものだったのかは、手記も写真も動画も目撃者も乏しかったです。これは老人ホームの特性のひとつだと思っています。ちなみに、この事件は、結果的には和解まで何とか持っていくことができましたが、今後も同じような事件が増えていくと予想されます。

次に、福岡にフォーカスしますと、個人の離婚案件が増えている印象です。多様な生き方が認められてきた令和ならではの傾向なのかなと分析しています。特に、子供を授かって数年での離婚、それに加えて若年層の離婚も増えています。そのようなケースは経験が多いので、ぜひ、ご相談くださいませ。

最後になりますが、弁護士法人プロテクトスタンスとしては、グループに所属する大人数の士業の専門家のネットワークを活かして、ワンストップの対応が可能です。つまり、福岡と別の土地での揉め事も解決することができます。また、私個人としては、愛する街・福岡で、弁護士法人プロテクトスタンス福岡事務所の名をどんどん広めていきたいと思っております。ぜひ、お気軽にお声がけくださいませ。
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