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すずき ゆうき
鈴木 勇輝弁護士
弁護士法人LEON
馬喰町駅
東京都中央区東日本橋2-7-1 FRONTIER東日本橋 3階
対応体制
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インタビュー | 鈴木 勇輝弁護士 弁護士法人LEON

得意なのはエンタメ。掲示板やSNSの誹謗中傷から芸能人のリーガルサポートまで対応

東京都中央区にある弁護士法人LEONに所属する鈴木 勇輝(すずき ゆうき)弁護士。
弁護士になろうと思ったきっかけは、会社を経営する中で法律に困る父の姿をそばで見ていたことでした。

その後、大学生のころにアニメやゲームに没頭したこともあり、インターネットやエンタメ系に強い事務所を選びました。

一見、扱っている分野は派手に思えますが、そこに困っている人がいるのは同じ。
鈴木先生は、とにかく依頼者に寄り添うこと、とにかく依頼者の話を聞くことを大切にしています。

鈴木先生はこれまでどんな事件を解決してきたのでしょうか?

01 弁護士になったきっかけ

困る父を見ていた学生時代。多くの人を助けたいと弁護士に

――はじめに、弁護士になったきっかけを教えてください。

私の父は小さな会社を経営していました。
ただ、法律トラブルを抱えやすい業種だったこともあり、数多くの裁判の対応に追われていました。

経営者としての仕事をしながら家族との時間を大切にし、そのうえで裁判に対応する……。
家族の前では愚痴を言いませんでしたが、苦労している様子はよくわかりました。


――それは大変そうですね。

当時、高校生だった私は、父の大変な気持ちを想像することしかできませんでした。

一方、法学部に進学すると友人から簡単な法律相談を受けることもありました。
しかし、助けたいと思っても、知識が足りず具体的なアドバイスができなかったんです。

そこで、「父や友人を含めて、多くの人を助けたい」と思って弁護士になりました。

02 弁護士としてのキャリア

熱中したアニメとゲーム。エンタメ系の仕事ができる事務所へ

――これまでの経歴を教えてください。

法学部を卒業後、ロースクールに通い司法試験に合格しました。
そして、司法修習が終わってはじめて所属したのが今の事務所です。

実は大学生のころに、アニメやゲームに熱中していた時期があります。
当時は、使える時間のすべてをアニメやゲームに費やしていたほどでした。

そのため、エンタメ系の仕事がしたいと思って選んだのが、今の事務所です。
実は、弊所の代表弁護士は、ゲーム会社で社内弁護士としての勤務実績があります。


――これまで、どのような事件を扱っていましたか?

これまではインターネット上の誹謗中傷の対応、エンタメ系企業の企業法務、あとは比較的大きい企業間の紛争も解決してきました。
企業法務はエンタメ系中心ですが、企業の紛争は業種問わず対応しています。

小学生と中学生のころはサッカーに熱中する少年でした。
そのため、今後はスポーツ系の仕事もできればと思っています。

03 強みを活かした解決事例①

女性を苦しめるリベンジポルノ。依頼者さまの希望を尊重する

――印象に残っている解決事例はありますか?

リベンジポルノの事件が印象に残っています。
「元交際相手に性行為中の動画や画像をインターネットに投稿された」と相談に来られた依頼者さまがいました。

インターネットに投稿されただけでなく、その後拡散されたようで、広い範囲に動画が広がっていたんです。


――女性からすると、一刻も早く削除してほしいですよね。

まずはそうですね。
ただ、リベンジポルノの被害者の方の希望は大きくわけてふたつあるんです。

まずは、慰謝料はそれほど必要ないが、とにかく厳重な罰を望む。
そしてもう一方が、厳重な罰よりも、一定程度の慰謝料を求める。

両方求めるのは難しく、どちらを選ぶかは依頼者さまの考え方によります。
今回の依頼者さまは後者を希望されていました。


――それは、なぜなのですか?

依頼者さまのケースは拡散による影響が大きく、その対処にもお金が必要でした。
そのため、一定程度の慰謝料を希望されていたんです。

最終的には300万円以上の慰謝料を払ってもらえましたが、依頼者さまの心の傷が癒えるには時間がかかりそうな様子でした。


――お金だけでは解決が難しい問題もあるのですね。

インターネット上の誹謗中傷は、被害を受けた本人でないとダメージの大きさがわかりづらいとこも正直あります。
しかし、リベンジポルノは誰が見てもわかる形で被害が拡大していくんです。

男の私からしても、酷いと思うような事件も数多くありました。
そのため、依頼者さまに真摯に寄り添って対応しているんです。

04 強みを活かした解決事例②

誹謗中傷や著作権関連、芸能人のサポートなど幅広く対応

――ほかにはどのような事件を解決してきたのですか?

一般的なインターネット上の誹謗中傷の対応も数多く行ってきました。
投稿した相手がわからない場合も多いため、プロバイダに情報開示請求をして、相手を特定するところからスタートします。

ただし、任意で情報開示を求めてもプロバイダは投稿者の個人情報を提供してくれません。
そのため、情報開示を求めて訴訟を起こすんです。
そうやって裁判所の判断が入れば、多くのプロバイダは情報開示に応じてくれます。

誹謗中傷の事件では、被害の程度にもよりますが、50万円〜150万円ほどの慰謝料を得ることもあります。


――加害者の弁護を担当されることもありますか?

ありますね。

大容量ファイルの配布を目的として制作されたソフトウェアがあります。
これそのものは違法ではありませんが、なかには著作権を無視して違法にアップロードされたものもあります。

このソフトウェアを使って動画などをダウンロードすると、同時に、かつ自動的にダウンロードした動画がアップロードされる仕組みなんです。
依頼者さまがその仕組みを知らずに、当該動画コンテンツの著作者の権利を侵害してしまい、発信者情報開示請求をされ、損害賠償を請求されてしまったという案件を、複数担当したことがあります。

05 弁護士として心がけること

目指すは依頼者さまの最大の利益。将来はスポーツ系の仕事も

――弁護士としてこだわっていることはありますか?

依頼者さまのお話を丁寧に聞いて、とにかく寄り添うことを大切にしています。
ご希望を聞くことはもちろんですが、一見、関係ないと思うようなお話から解決の糸口が見つかることもあるんです。

あとは、事件の背景や流れを詳細に聞くことで、裁判所に提出する書類の文面にも気持ちが入ります。
それらすべてが、依頼者さまの最大の利益につながると思っています。


――今後取り組んでいきたいことはありますか?

いつか、学生時代に憧れたサッカー関連の仕事がしたいですね。
できればトップレベルの選手やチームのサポートができればと思います。


――法律で困っている方に、メッセージをお願いします。

もしかすると、弁護士に対して高圧的なイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、最近の弁護士はそのようなことはありませんので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

私たちの事務所に相談に来られるのは、業種柄カジュアルな服装の方が多いんです。
また、個人の相談者さまでもスーツを着てくる方はほとんどいません。
そのため、私たち弁護士もジャケットは羽織っているものの、硬くなりすぎない服装で対応しています。

ぜひ一度、ご相談にいらしてください。
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