村宮 淳子弁護士のアイコン画像
むらみや じゅんこ
村宮 淳子弁護士
弁護士法人きわみ事務所
大阪天満宮駅
大阪府大阪市北区東天満1-10-14 MF南森町2ビル11階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

夜間・休日の面談は事前予約が必要となります。

インタビュー | 村宮 淳子弁護士 弁護士法人きわみ事務所

離婚は新たなスタート。依頼者さまの抱える不安を解消し、利益最大化を図る離婚問題に強い弁護士

離婚問題を得意とする、弁護士法人きわみ事務所の村宮 淳子(むらみや じゅんこ)弁護士。
自身も二度の離婚を経験していることから、依頼者さまの不安や迷いはよく分かるとのこと。
苦難が多かった自身の人生も明るく振り返る村宮先生。
「離婚は失敗じゃない。より良い新たな人生のスタート」と強く語ります。
もともと一般企業で働き、プログラマーへ転身、そして弁護士となった異色の背景をお持ちのようですが、どのような経緯で弁護士を目指すことになったのでしょうか。
今回は、前向きなエネルギーにあふれる村宮弁護士のルーツと今後の展望について伺いました。

01 弁護士になるまで

行動力が大事。一般企業からプログラマー、そして弁護士へ。

――弁護士を志したきっかけを教えてください。

法律事務所で出会った同僚事務員の影響で、弁護士を目指そうと決めました。
私はもともと短期大学を卒業した後は一般企業の総務として働き、その後プログラマーへ転職しました。
それぞれ3年ほどの期間だったと思います。
結婚して余裕ができたため、「4年制の大学資格を取りたい」「もう一度学びたい」という気持ちから、プログラマーを辞めて大学に編入しました。
大学では法学部を専攻し、卒業後は法律事務所の事務員として就職しました。

そこの法律事務所で出会った同僚事務員がロースクールに入ると聞いて、「私もやってみようかな」と思ったのが弁護士を目指すきっかけです。
ロースクールに入った後は3年間みっちりと勉強し、無事に司法試験に合格できました。


――先生の行動力の高さを感じますね。

失うものは何もありませんでしたから(笑)。
私はこれまでの人生で2回離婚を経験しています。

1回目は大学編入直後です。
大学生になった直後で収入的にも厳しい状態でしたが、大学に通いながら派遣でプログラマーとして働き、学業と仕事を両立させていました。

ロースクールを卒業して3回目で司法試験に合格しましたが、その翌年に結婚して出産。
出産のため1年遅れで司法修習を終了して弁護士になりました。
弁護士として法律事務所で働き、子どもが1歳のころに2回目の離婚を経験しました。


――濃密な人生で、苦難の連続のようにも見えますが、とても明るくお話しされますね。

自分のやりたいことをしていましたし、離婚に関しては失敗ではなかったと思っています。
「離婚」と聞くと、どうしてもネガティブな印象を抱かれやすいのですが、離婚は「新たなスタートを切るきっかけ」でもあります。
女性は経済的な点で、離婚を踏み切るのは難しいと思われがちですが、子育て支援として国が用意している補助を受けることも可能です。
ですから結婚生活が苦しいと感じている方、離婚を迷っている方に対して、2回の離婚を経験しているからこその「リアルなアドバイス」ができると思っています。

02 解決事例とポイント

離婚は新たな人生のスタート。依頼者さまの利益最大化へ

――印象に残っている事件はありますか?

私が初めて離婚調停を担当したのは、当時高校生と大学生のお子さまがいらっしゃる女性の熟年離婚の案件でした。
その案件では、養育費や大学の学費も問題だったのですが、それ以上に紛糾したのが、財産分与でした。
夫の定年退職を数年後に控えていたため、退職金の財産分与を含む請求をしたのですが、なかなか夫の理解を得ることが出来ず、調停委員も妻側に譲歩を迫る態度を見せはじめたため、「そんな条件では合意できないから、もう調停は不成立でいいです!」などと、依頼者そっちのけで調停委員に言い放ち、困った顔をされてしまいした。
今から思うとはずかしい限りですが、夫側の代理人の説得もあって、最終的には経済面で依頼者さまに有利な内容で離婚が成立し、財産分与を受けることができました。
それまでご家族のためにつくしてきた依頼者さまは、子どものお金のことは解決したので、「このお金(財産分与)は私の老後のために使う」と満足そうにおっしゃったことを今でも覚えています。


――離婚事件の解決に向けて意識しておられるポイントはありますか?

私も離婚を経験しているので、依頼者さまの不安や迷いは理解できます。
ですが、そこで私が伝えているのは「離婚を決めた以上、その原因を追及するのではなく、これからどうするかを考えよう」ということです。
私も一度目の離婚では、何の収入もない無職という状況でした。
そんな私でも、今は子どもと幸せな生活を送っています。

離婚をすると、経済面や子どもの親権のことなどさまざまな心配があるでしょう。
私は離婚を迷っている依頼者さまには、「離婚するとどうなるのか」を丁寧に説明するよう心がけています。
具体的には「養育費や財産分与がどのくらいもらえそうか」「児童扶養手当や年金分割がどのくらい得られるのか」などについてお話しし、依頼者さまが抱える不安をひとつずつ一緒に解消していくのです。
そのうえで依頼者さまが離婚を選択する場合、私は弁護士として依頼者さまの希望を尊重し、利益を最大化できるよう努めるのみです。

03 弁護士としての強み

分かった気にならない。客観的・多角的視点を持って解決へ

――先生の強みを教えてください。

依頼者さまの不安や迷いがよく分かることです。
離婚問題では、怒りや不安といったマイナスな感情が多く絡みます。
ゆえに冷静になれなかったり、焦って結論を出してしまったりするものです。
まずは依頼者さまの立場になって気持ちに寄り添い、冷静になってもらうことが大事だと思っています。
「村宮弁護士に相談してよかった」と思ってもらえるように、安心して相談してもらえるような弁護士でありたいと思っています。


――依頼者と向き合う際に心がけていることはありますか?

離婚問題は注力してきた分野ですし、経験値も豊富で、依頼者さまの気持ちと考えにもよく共感できます。
だからこそ、「分かった気にならない」ように心がけています。
経験値があると、自分なりの考え方やルール、方針がある程度確立されていくものです。
しかし、ひとくちに「離婚」といっても依頼者さまの置かれている状況や希望などは事案によって異なるため、正しい解決手段もひとつではありません。
それを自分の経験値に当てはめ、分かった気にならないように、固定観念にとらわれないように心がけています。


――先生が持つ「行動力」も大きな強みなのではないかと思います。

もともと「興味のあることはチャレンジしてみる」という性分です。
最近は子どもと一緒にスキーや釣りをはじめました。
これまで一度も経験したことがなかったのですが、挑戦してみると楽しいですね。
大人になると何かと理由をつけてやらない選択をしてしまいがちですが、やってみると思わぬ発見も多くあります。
弁護業務において難しい問題に直面しても、無難な解決策を選ぶのではなく、「何かもっといい解決策があるのではないか」と最善を尽くしていきたいと思っています。

04 弁護士としての展望

おばあちゃんになっても良き相談役に。多くの人を救いたい

――今後はどのような弁護士になっていきたいですか?

「ひとりでも多く、苦しんでいる方を救える弁護士でありたい」というのはもちろんのこと、おばあちゃんになっても、離婚で悩んでいる方のお話を聞いていきたいですね。
雑談しながら、私の経験と知識を活かして誰かの力になりたいなと思っています。


――離婚問題で悩んでいる方へメッセージをお願いします。

離婚事件では、経済面や子育ての面で、女性が不自由な立場に置かれるケースは少なくありません。
しかし離婚したからといって、その後の生活が暗く、苦しくなるわけではありません。
離婚は人生を変えるひとつの分岐点です。
もしいま、「結婚生活がつらい。でも離婚すれば将来が不安」といった場合は、すぐにご相談ください。
少しでも有利な結果を得て、新たな人生がより良いスタートを切れるよう全力でサポートいたします。
また離婚後の社会保障制度についても分かりやすくご説明いたします。
初回相談無料で行っているため、お気軽にご相談ください。
電話でお問い合わせ
050-7587-0963
受付中

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。