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かさみずかみ いちろう
笠水上 一郎弁護士
東京スタートアップ法律事務所 さいたま支店
大宮駅
埼玉県さいたま市大宮区仲町1-1-1 大宮タウンビル702号室
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

法律相談は「完全予約制」となります。お電話ですぐにご質問や弁護士と話したいという要望には応じかねますので何卒ご了承下さい。(※要予約で当日中の弁護士相談には対応しています。)英語・中国語による対応も可能です。

インタビュー | 笠水上 一郎弁護士 東京スタートアップ法律事務所 さいたま支店

人間にしかできない温かい対応。離婚や親権問題など、依頼者と子どもの未来を守りたい

自身の家庭環境から弁護士を目指したという、笠水上一郎(かさみずかみいちろう)弁護士。
不安を消し去る温かな笑顔、AIには真似できない人間味のある弁護姿勢が魅力です。
所属している東京スタートアップ法律事務所では、離婚問題や相続、刑事事件や交通事故など、オールラウンドに活躍しています。

学生時代は剣道に熱中。
中学生の頃にはその腕前が認められ、強豪校からスポーツ推薦の話もあったそうです。
「人生に2度目があるなら、次は剣道を極めてもいいかもしれませんね」
と笑顔で語ってくださいました。

今回は笠水上弁護士の歩みや、男性側で親権を獲得した解決実績などをご紹介します。

01 これまでの歩み

己の無力を悔やんだ過去。家庭問題で辛い思いをする人を減らしたい

――先生は、どのような子どもでしたか?

剣道が好きだったので、学校生活の記憶は剣道一色です。
小学3年生から高校3年生まで、約10年ほど熱中していました。
中学時代なんて、週に10回も稽古があったんですよ。
今振り返るとかなりスパルタですし、精神的にも鍛えられましたね。
正直、司法試験よりもキツかったです(笑)

そして母曰く、よく喋る口が達者な子どもだったそうです。
ああ言えばこう言うじゃないですけど、一丁前に反論するタイプだったので、「そんなに弁が立つなら、将来は弁護士が向いてるんじゃない?」と薦められて。
そこで初めて、弁護士という職業を意識するようになりました。


――弁護士を目指す、きっかけになったわけです。

ただ一番大きなきっかけは、私自身の家庭環境ですね。
夫婦問題や親族の相続などを間近で見て、子どもながらに嫌な思いをしたこともあります。
それと同時に、自分はなんて無力なんだと思い知らされました。
まだ子どもなので当然ですが、困っている人を見ても何もできない自分がすごく嫌だったんです。

もし私に力があれば、状況を変えられたかもしれません。
立場の弱い人が我慢を強いられることも、なかったでしょう。
歯痒い思いをしたからこそ、将来は法律の専門家になって、かつての自分と似たような境遇にいる人を助けたいと思ったんです。


――実体験があるからこそなのですね。では、弁護士のやりがいはいかがですか?

複雑な家庭問題、人間関係が拗れた紛争など、世の中にはさまざまな問題が存在します。
問題を丁寧に紐解き、よい解決ができたときには、非常にやりがいを感じますね。
依頼者さまから感謝の言葉をいただくたびに、弁護士になって良かったなと思います。

02 得意分野、強み

実績豊富な離婚問題。人間味のある対応とわかりやすい説明で不安を解消

――先生の得意分野は?

離婚・男女問題です。
弁護士を目指すきっかけにもなった分野なので、非常に注力している分野の一つです。
夫婦問題で悩んでいる、慰謝料請求されたなど、お困りごとは何でもご相談ください。

また離婚・男女問題だけでなく、相続や交通事故、刑事事件など、オールラウンドに対応しております。
私は、できる限り多くの困っている方を助けたいんですよ。
限られた分野でしかお役に立てないなんて、弁護士になった意味がありません。
どんな問題でも、今より状況を好転できるよう尽力いたします。


――では、先生の強みはいかがでしょうか。

ひとつは、人間味のある対応です。
依頼者さまの中には、非常に落ち込んで相談にいらっしゃる方もいます。
そんなときに、淡々と事務的な対応をされたら、更に気分が沈むことでしょう。
私は、機械にはできない人間ならではの寄り添う姿勢、温かい対応を心がけています。

ドライに法的なアドバイスをするだけなら、AIでもできますから。
たとえ見込みが厳しい事案でも、「無理です」と突き放すことはいたしません。
状況を変えるにはどうしたらいいのかを、一緒に考えさせていただきます。


――もうひとつの強みとは?

わかりやすい説明です。
依頼者さまは混乱し、藁にもすがる思いで相談にいらしていることでしょう。
そんな中で専門用語を並べて説明されても、理解できません。

私はご説明の際、一般的に馴染みのない言葉は使わないようにしているんです。
どうしてものときは、言葉をかみ砕いて丁寧にお話しします。


――先生の優しい人柄が伝わります。

依頼者さまのお気持ちを考えたら、当然のことです。

慣れない法律相談は、少し緊張しますよね。
上手く話をまとめられなかったらどうしよう、何を喋っているのか自分でもわからなくなりそう…、と不安になる方もいるでしょう。
でも、大丈夫ですよ。
私は時間の許す限り、依頼者さまとじっくり向き合います。
複雑な話でも要点を整理し、依頼者さまの心の声を代弁いたします。
どうか安心して、ご相談ください。

03 解決事例

父親の監護権・親権獲得を実現。粘り強い姿勢、相手方への配慮も

――印象に残っている解決事例はありますか?

お父さん側からご依頼を受けた、子の監護者指定、引き渡しの事件をご紹介します。

依頼者さまは子どもを連れて別居したところ、相手方から子どもを引き渡すよう保全・審判を申し立てられてしまったんです。
裁判所への書面提出期限が迫っている中でのご相談だったので、猛スピードで対応することになりました。


――父親側というのは、かなり厳しい状況です。

おっしゃる通り、お父さんが監護者や親権者になるのはかなり難しいといえます。
しかし、依頼者さまの監護実績やお子さんとの関係性を見て、依頼者さまの熱意やお気持ちに応えたいと思ったんです。

依頼者さまが持っている監護状況がわかる写真や資料の全てに目を通して、いかにお父さんが監護者にふさわしいのかという書面を作成して、裁判所へ提出しました。


――その後の流れも、教えてください。

お子さんのことが絡むと、やはりお父さんもお母さんも一歩も譲りません。
協議は非常に難航しました。
それでも諦めずに主張を続けた結果、一審では依頼者さまを監護者に指定するという審判を獲得したんです。

しかし当然、相手方は納得しません。
即時抗告され、争いは高等裁判所に移ることになりました。


――高裁では、どのような主張を?

家庭裁判所では、お子さんが通う保育園への調査官調査を実施していました。
調査報告書には、お父さんが監護するようになってからお子さんの忘れ物も減り、身なりや体調も整ってきたという内容が書かれていたんです。
こちらを改めて主張して、お父さんが監護者にふさわしいと粘り強く主張を続けました。

その結果、高裁でもお父さんを監護者に指定するという結果を獲得することができたんです。


――ちなみに、親権は?

離婚調停で、親権もお父さんということで折り合いをつけることができました。

しかしそうなると、相手方はお子さんと離れて暮らすことになります。
だからこそ面会交流は、相手方のご希望を最大限汲んで、条件を決めることにしたんです。
双方が歩み寄りの姿勢を見せたことで、スムーズに解決できた事例でした。

04 今後の展望

法教育で法律を身近に。困難な状況に置かれた子どもを救いたい

――今後の展望は?

私自身が家族問題で悩んだ過去があるので、引き続き家事事件には注力したいです。
そして、子どもの問題にも積極的に取り組みたいと考えています。
先ほどお話しした子の監護者指定・引き渡し、親権問題、そして少年事件の刑事弁護など。
苦しむ子どもたちに、手を差し伸べられる弁護士でありたいです。

また、小中学生、高校生に向けた法教育にも携わりたいです。
弁護士とか法律とかって、どうしても敷居が高い印象がありますよね。
でも子どものころから法教育を受けていれば、法律をグッと身近に感じてもらえるはずです。
さすれば大人になってトラブルが起きた際、気軽に弁護士に相談しようと思えるのではないでしょうか。

自分を、そして大切な人を守るためにも、法律の大切さを若い世代に伝え続けていきたいです。


――最後に、メッセージをお願いします。

皆さまの悩みに、重いも軽いもありません。
私の悩みなんて大したことない、弁護士に相談するまでもないなんて思わずに、ぜひ私に話してみませんか?
弁護士が入れば状況が改善するかもしれないのに、我慢するなんて勿体ないです。

私は皆さまに寄り添い、誠実に丁寧に対応させていただきます。
どんな些細なことでも構いません。
不安なことは、すぐにご相談ください。
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