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ほりむかい りょうすけ
堀向 良介弁護士
弁護士法人プロテクトスタンス
有楽町駅
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館10F
対応体制
  • 法テラス利用可
  • カード利用可
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注意補足

[土日祝日も対応可]ご来所のほか、電話・メール・オンラインでのご相談にも対応いたします。

インタビュー | 堀向 良介弁護士 弁護士法人プロテクトスタンス

お客さまが相談しやすいよう、オフィスの内装は間接照明と木目調の壁にまでこだわっています。

弁護士法人プロテクトスタンスの堀向良介弁護士。徹底的に「お客さまファースト」であるその姿勢に感服します。そんな堀向先生に、これまでのご経歴や弁護士という仕事に対する想いについて伺いました。

01 弁護士を志した理由

踊る大捜査線の「正しいことをしたければ偉くなれ」に感銘。


――堀向先生はどんな経緯で弁護士になられたのですか?

幼い頃から漠然と正義の味方に憧れていました。警察官、刑事、検事などは単純にかっこいいなと。そして、大ヒットドラマ&映画「踊る大捜査線」を観て、いかりや長介さん演じる和久さんの「正しいことをしたければ偉くなれ」という台詞に大変感銘を受けました。それで、司法試験を受けました。合格後は、踊る大捜査線で柳葉敏郎さん演じる室井さんが「組織だと自分のやりたいことができにくい」と繰り返し言っていたので、最も組織からは遠い存在である弁護士を職業として選択しました。実際に働いてみると、組織には組織の良さがあることにももちろん気づきましたけれど。

法律の勉強は自分に合っていました。「白黒ハッキリついて必ず結論がある」という面が好きです。「勝つor負ける」「認められるor認められない」と結論が2択でシンプルなところも好きですね。また、法学はパズルのような側面があるところも好みです。フワッとした表現よりもカッチリとした表現が好きなので、体系的に構築されている法律は読んでいてとても面白いですね。

02 弁護士としての活動

たとえ負けても最高の負け方をします。


――これまではどういった案件を扱っていらっしゃったのでしょうか?

弁護士法人プロテクトスタンスがどんな案件でも一手に引き受けられる事務所を目指しているので、案件はオールマイティに取り扱ってきました。男女の離婚問題、浮気・不倫の不貞慰謝料請求、相続、刑事事件、本当に多面的に網羅しています。法律トラブルでお悩みの方は、ぜひ弊事務所にご相談くださいませ。これまでの豊富な経験に基づいてお話をお伺いすることができます。


――最も印象に残っている案件はどういったものがありますか?

2つあります。1つ目は、「旦那さまが痴漢で捕まってしまった奥さまが依頼人」の案件でした。犯罪は良くないことですが、その後更生する権利も人間にはあります。最低10~23日拘束されてしまうのが普通なのですが、奥さまの熱心さに突き動かされ、方々に掛け合って、約3日で身柄拘束を解くことができました。身元引受人がしっかりしていたり、大手企業にお勤めだったり、初犯だったりと、様々な要因で早く釈放することができたのですが、一番の理由は、やはり奥さまの必死さに応えたかったというのが大きいですね。

なお、奥さまは「会社と子どもにバレてしまうこと」を気にしていたのですが、子どもたちには出張と繕い、会社は土日を挟んでいたので初日だけ無断欠勤、という最低限度のダメージで済みました。

2つ目は離婚事件です。旦那さまの代理人を務めました。子どもが産まれてすぐ奥さまが実家に帰ってしまい、離婚を切り出されてしまいました。双方に浮気や不倫などの不貞、借金、DV、虐待などの落ち度は無かったので、判例に照らし合わせると、男性の方が圧倒的に不利な案件です。事実、いろいろ調べましたが、旦那さまが勝てる要素はほぼありませんでした。しかし、旦那さまは折れずに結局、訴訟で裁判官に親権を決めてもらうことになりました。

その際、私は「結婚も夫婦で話し合って決めましたよね? ならば、離婚も夫婦で話し合って決めた方が、たとえ同じ結果になったとしても、納得できるのではないですか?」と示談を提案しました。さらに、「裁判官に決められるよりも、夫婦で話して決めた方が、互いの生の声も聞けて理解が進みますし、もしかしたら今後復縁の可能性もあるかもしれませんよ」と復縁まで視野に入れて伝えました。すると、旦那さまは納得してくれました。

結果は予想通り全面的に奥さまの要求が通りましたが、旦那さまの表情は晴れやかでした。「他のどの弁護士でもなく、堀向先生と負けられて良かった。最高の負けでした。堀向先生のおかげで、新しい人生を踏み出す決意ができました」というお言葉を頂けました。結果だけ見ると「大負け」なのですが、依頼者の心を最大限ケアできたのかなと自負しております。勝率100%の弁護士はいないので、負けたときの話ができる弁護士の方が信頼には値すると思います。


――やりがいを感じる時は、どんな時でしょうか?

お客さまと二人三脚で事件に臨み、良い結果を得られたときですね。完全にお任せで弁護士に丸投げするお客さまも中にはいらっしゃいます。もちろんそれでも私たちは最大限の努力はします。しかし、当事者は弁護士ではなくお客さまです。お客さまの戦いを弁護士がサポートしています。弁護士の戦いをお客さまがサポートしているわけではありません。

お客さまがこのような当事者意識を強く持っていただけると、事件は必ず良い方向に進みます。まず、弁護士のモチベーションがさらに上がります。また、コミュニケーションをより密に取るようになるので、弁護士が気付かなかったヒントをお客さまの発言から貰うことも増えます。弁護士は万能と思いがちかもしれませんが、私たちも人間なので見落としたり間違えたりすることも稀にあります。そんなとき、お客さまから弁護士も気付かなかった主張を提案されると、お世辞抜きで勉強になります。

お客さまからしても、弁護士が勝手に進めた結果よりも、二人三脚で勝ち取った結果の方が納得度も高いと思います。二人三脚にはお客さまにもある程度のエネルギーを強いてしまいますが、その分結果が悪くなることはほぼないので、我々にご依頼されるときはぜひ「当事者意識」と「二人三脚の精神」を持っていただけると幸いです。


――少しお仕事の話から離れますが、趣味や日課などはありますか?

ずっと「道具を使った球技」が好きですね。小中高と野球、大学はテニス、今はゴルフです。野球は超弱小でしたが、甲子園を目指して頑張っていました。テニスは、家族が祖父母、両親、兄弟と三世代通じたテニス一家なんです。家族旅行に行くと、テニスコートを借りて、家族でリーグ戦をしますよ。ゴルフは仕事の人脈作りでも重宝しています。

03 弁護士として心がけていること

本質は案件の中にない。お客さまの心の中にある。


――弁護士として心がけていることはありますか?

3つあります。1つ目は「依頼者の想いを全て交渉相手に伝えること」です。依頼者の希望は、相手方に伝えてもほぼ意味の無い(通らない)ものも多いです。どうせ通らない要求ならば、相手に言わずに私が事前にシャットダウンすることもできます。そちらの方がスピーディーに進むでしょう。そういう弁護士もいます。しかし、私はどんなに通らないであろう希望でも、相手方に必ず伝えます。やはり通らないことがほとんどなのですが、このひと手間があるかないかでだいぶ違います。主に、お客さまの心の持ちようが変わります。ちゃんと全て相手に伝えてくれる弁護士だと思われ、信頼を得ることができます。また、その要求をぶつけることにより、「この弁護士はけっこう言ってくるな」と相手方に思われ、その後の交渉に良い影響を与えることは言うまでもありません。

2つ目は「法律的に解決できても、問題の根幹は別のところにあること」です。踊る大捜査線の名ゼリフ「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ」を借りるとすれば、「本質は案件の中にない。お客さまの心の中にある」と言ったところでしょうか。先ほどの離婚問題もその一端です。お客さまは自分の本当の想いや要求を自覚されていないことも多いです。たとえば離婚問題だとしたら、本当に欲しかったのは「慰謝料」ではなく「夫婦間の会話」だった、なんてこともあります。でも最初は「慰謝料を1円でも多く取ってきてください」という感情的な依頼があったりします。スピードを重視するならば、慰謝料を多く取るためだけに注力して事件を終わらせればよいのです。しかし、私はそれではお客さまの本質的な問題を解決したことにはならないと思っています。そのために、じっくりお話を聞き、本質を炙り出します。お客さまも、自身で長く話していると、頭の中が整理されていくんですよ。そして自分で問題の本質に気付けることが多いです。

法律的に意味のある質問だけ聞きがちなのが弁護士ですが、私はそれ以外のお客さまの本質を二人三脚で探していく質問もたくさん聞きます。時間がかかって非効率的かもしれませんが、それが真の問題解決に繋がりますから。

3つ目は「ボールは弁護士ではなくお客さまにある」です。「弁護士が投げるボールにお客さまが情報を補足する」という関係性になりがちなのが弁護士です。でも本当は、お客さまが投げるボールに弁護士が情報を補足しているんですよね。「代理人」というのはその名の通り「代理」なので、当事者はお客さまなんです。スタート地点はお客さまなんですよね、常に。お客さまがしたいことに弁護士が合わせて、実現していくんです。弁護士が導きたい結論にお客さまが合わせるのではないんです。


――ご自身の弁護士としての強みはどこだと思いますか?

これまでけっこうお話ししましたので、私自身のことではなく弊事務所の強みを伝えますね。また、来客された方に内装を褒められることが多いです。たかが内装されど内装で、非常にこだわっています。透明性の演出のためか、蛍光灯が爛々と輝いた弁護士事務所が世の中に多いと思いますが、我々は間接照明とダークカラーの木目壁にこだわっています。「暗い居酒屋だと仲良くなれる」という心理的な効果と同じで、人は暗いとリラックスができます。相手からあまり顔が見えなさそうだという心理が働き、自分をさらけ出しやすくなるそうなんですね。実際には、暗すぎず、お顔もきちんと見える明るさに調節してありますが。

これにより「他の事務所よりも話しやすかった」という声を多くいただきます。とにかく「落ち着き」「温かみ」「おもてなし」をスローガンに、内装をかなり重視しています。百聞は一見に如かずなので、ぜひ事務所へ相談に来てください。

04 目指す方向性

中小企業の事業承継に着目しています。


――今後積極的に取り組んでいきたいことはありますか?

社会の高齢化が進み、中小企業の跡継ぎ問題が増えています。そのため、事業承継の案件が多くなっているので、それを強化していくつもりです。また、他のプロテクトスタンスの弁護士もお話していると思いますが、税理士や社労士など他士業が多く在籍している強みを活かし、トラブルをひとつの事務所だけで完結できるのがプロテクトスタンスの特長です。ですから、どの士業に相談すればいいかわからない案件、あるいは複数の士業に相談しなければいけなさそうな案件は、ぜひプロテクトスタンスにご相談ください。ご来所が困難な場合でも、弊事務所は土日祝日も営業していますので、こちらからお客さまのご都合のよいお時間にお伺いすることもできますよ。
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