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くどう しんいちろう
工藤 慎一郎弁護士
東京スタートアップ法律事務所 川崎支店
川崎駅
神奈川県川崎市幸区中幸町三丁目31番地2・9階
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

法律相談は「完全予約制」となります。お電話ですぐにご質問や弁護士と話したいという要望には応じかねますので何卒ご了承下さい。(※要予約で当日中の弁護士相談には対応しています。)英語・中国語による対応も可能です。

インタビュー | 工藤 慎一郎弁護士 東京スタートアップ法律事務所 川崎支店

最後まで問題を自分の手で解決したい。行政書士の範囲をこえたサポートをするため弁護士の道へ

行政書士として15年間キャリアを積み、弁護士へ転身した工藤 慎一郎先生。
行政書士時代から男女問題を多く扱い、さまざまな悩みを抱える依頼者さまの声に耳を傾けてきました。
ご相談に寄り添う仕事にやりがいを感じつつも、法律上、行政書士として携われる範囲の限界を感じたといいます。
そして自分の手で最後まで解決したいという思いから、弁護士の道へ。
行政書士で培った経験を武器に闘う、工藤弁護士の「いま」と「これから」に迫ります。

01 弁護士を志したきっかけ

行政書士で対応できる範囲に限界を感じた。最後まで自分の手で

――弁護士を目指したきっかけを教えてください。

弁護士になるまでの15年間は行政書士をしていました。
行政書士の業務は弁護士と近いものがありますが、「訴訟」や「直接の交渉」は行政書士ではできません。
そのため自分ができる業務の範囲に歯がゆさを感じていました。

また私自身、どなたともフランクに話すタイプであることから、依頼者さまから愚痴を含めたご相談を多く受けてきました。
依頼者さまの気持ちを深く汲み取り、解決したいと思うものの、行政書士では対応できない範囲は泣く泣く弁護士を紹介するしかありません。
そんな気持ちを重ねていくうちに、最後まで自分の手で解決したい思いが強くなり、弁護士になることを決意したのです。


――行政書士のころは、どのような案件を担当されていましたか?

おもに男女問題を扱っていました。
行政書士の仕事として男女問題を扱うのは一般的ではないかもしれません。
しかし「大きな問題でなければ、弁護士に依頼するよりも行政書士に相談したほうが費用も安く済む」という背景もあり、多くの依頼を受けていました。


――行政書士をしながらの勉強は大変だったのでは?

とても大変でしたね。
仕事をしながらロースクールに通うのは現実的に難しかったため、予備校を利用して予備試験に合格し、司法試験を受けました。

行政書士の仕事と並行しての勉強だったため、事務所で9〜18時まで働いた後の時間を費やしたり、出勤前の時間を使ったりして勉強に励んでいましたね。
過酷な状況ではありましたが、当初計画していたより短く、4〜5年で弁護士になれました。


――行政書士の仕事のなかで弁護士と接する機会もあったと思いますが、思い描く弁護士像はありましたか?

いろいろな弁護士の方を見ているなかで、私は依頼者さまと対等な立場の弁護士でありたいと思いましたね。
行政書士として依頼者さまのさまざまな悩みを聞いていたためか、「知識が多いから偉い」ということではないと思っていました。
そのため弁護士という立場であっても横柄になることなく、対等な立場で依頼者さまの気持ちをしっかりと汲み取れる弁護士でありたいと思い描いて仕事をしています。

02 事務所選びの基準

チャレンジを恐れず時代のニーズに合ったサービスを

――事務所選びで大切にしたことはありますか?

「成長している事務所」というのがポイントでしたね。
変化が激しい時代のなかでは、弁護士事務所もチャレンジが必要だと思うのです。
これまでのやり方にとらわれず、時代に合った方法でサービスを提供していく必要があると思っています。


――時代のニーズに合わせていくのは、どこかの業界に限った話ではないということですね。

弁護士業務もサービス業だと思っています。
これまでの方法にとらわれるのではなく、時代に合ったやり方を取り入れることで、依頼者さまへより良いサービスが提供できると思うのです。
現在の事務所は役割によって細かく部門が分かれており、相談の受付から弁護士につなぐまでの流れがマニュアル化されているため、迅速な対応が可能です。
具体的には依頼者さまからのお問い合わせを受ける部門があり、ご相談内容によって適した弁護士へつなぎ、お待たせすることなくスムーズな対応を実現しています。

03 弁護士としての強み

行政書士時代に培ったコミュニケーション力で悩みを引き出す

――先生の強みを教えてください。

リラックスできる雰囲気が作れることです。
行政書士時代には男女問題を多く扱っていましたが、男女問題は繊細ゆえに依頼者さまとのコミュニケーションが何より大事です。
しかし、初対面の人には話しにくいことって多くありますよね。
とくに「弁護士は敷居が高い」といったイメージを持っている方も多いでしょう。
私は依頼者さまができる限りリラックスして話していただけるよう、フランクな雰囲気でコミュニケーションを取り、依頼者さまが抱える悩みを自然に引き出すようにしています。
そして引き出した会話のなかから、依頼者さまが何を求めているかをしっかりと汲み取っていきます。


――話しやすさの部分はとても感じますが、逆に相手に寄りすぎてしまうことはありませんか?

依頼者さまに寄り添ったコミュニケーションは大事にしていますが、「客観視できなくなる」ということはありません。
感情移入しすぎて事実を正確に把握できなくなってしまっては、最良な弁護ができず、本末転倒です。

あくまでも弁護士として「できること」「できないこと」は、はっきりとお伝えします。
「できること」は全力でサポートしますし、「できないこと」は代替案を提示して最善の解決へ導くよう心がけています。

04 今後の展望

対応範囲を広げ、ひとつでも多くの悩みを解決していきたい

――弁護士として心がけていることを教えてください。

依頼者さまを不安にさせないために、レスポンスを素早くすることです。
行政書士時代にも感じたことですが、弁護士によってはレスポンスが早い人もいれば遅い人もいます。
悩みを抱えている方は、少しでも早く問題を解決したいと思っています。
そんななかレスポンスが遅いと、「放置されているのではないか」「自分の悩みがおざなりにされているのではないか」など、依頼者さまを余計に心配させてしまうでしょう。

そのため安心して弁護士にお任せいただけるよう、レスポンスの早さを心がけています。
今後はSNSも利用して、より迅速に対応していきたいと思っています。


――行政書士時代は個人事務所でしたが、現在所属する事務所への思いはありますか?

今は所属する一員として、事務所を大きくしていきたいと考えています。
なぜなら事務所が大きくなることで、対応できる範囲も広がっていくためです。
これは行政書士時代に経験したことですが、以前ご相談いただいた依頼者さまが、ほかに悩みを抱える方を紹介してくださったことがありました。

目の前の事案に誠実に向き合い、依頼者さまに満足してもらえたからこそ、私に紹介してくれたのだと思っています。
こうして少しずつでも解決の輪を広げていけたらと考えています。
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