まごめ たつひこ
馬込 竜彦弁護士
横浜合同法律事務所
日本大通り駅
神奈川県横浜市中区日本大通17 JPR横浜日本大通ビル8階
インタビュー | 馬込 竜彦弁護士 横浜合同法律事務所
不動産分野を軸に、交通事故、離婚問題で豊富な実績。解決の質にこだわり、時間がかかっても最善を目指す
不動産分野を軸に、民事全般で豊富な実績を積み重ねる横浜合同法律事務所の馬込 竜彦(まごめ たつひこ)弁護士。
丁寧でわかりやすい話しぶりは、それだけで安心感をもたらしてくれます。
「説明不足は不信感のもと。依頼者の方にわかってもらえるよう努力することは弁護士として最低限の役割」と馬込先生。
その姿勢には、法律の専門家としての押し付けやおごりはみじんもありません。
「最善の解決を目指すなら、信頼関係は不可欠です」
と熱く語る馬込先生の、依頼者に寄り添う誠実な弁護姿勢のルーツに迫ります。
丁寧でわかりやすい話しぶりは、それだけで安心感をもたらしてくれます。
「説明不足は不信感のもと。依頼者の方にわかってもらえるよう努力することは弁護士として最低限の役割」と馬込先生。
その姿勢には、法律の専門家としての押し付けやおごりはみじんもありません。
「最善の解決を目指すなら、信頼関係は不可欠です」
と熱く語る馬込先生の、依頼者に寄り添う誠実な弁護姿勢のルーツに迫ります。
01 これまでのキャリア
不動産分野は新人時代から数多く対応。交通事故や離婚問題も実績多数
ーー弁護士を志したきっかけはなんだったのですか?
正直、これといった動機はないんです。
ただ、大学で法学を勉強する過程で、報道などでハンセン病やアスベストなどで苦しむ方々を目にし、私もそんな被害者の方々を助けられる仕事をしたいと思ったんです。
そのころを境に弁護士になることに照準を定め、ひたすら勉強に励みました。
事務所選びの段階では、アスベスト事件などにも対応する大きな法律事務所を志望し、現在の事務所に入所を決めました。
ーー所属の横浜合同法律事務所は、アスベスト被害など行政訴訟にも力を入れています。
いわゆる町弁でありながら、アスベスト被害やB型肝炎被害にも力を入れており、経験豊富な先輩もたくさん在籍しています。
自分にとって申し分のないほど条件の揃った法律事務所なんです。
新人時代からたくさんの事案にも携わらせていただいています。
とくに不動産分野は多くの案件に携わり、結果も出せたことで、依頼者の方からお客様をご紹介をいただくなど、いまでは自信を持って対応できる分野の一つです。
その他、交通事故や離婚も同じように数多くの事案に携わっています。
正直、これといった動機はないんです。
ただ、大学で法学を勉強する過程で、報道などでハンセン病やアスベストなどで苦しむ方々を目にし、私もそんな被害者の方々を助けられる仕事をしたいと思ったんです。
そのころを境に弁護士になることに照準を定め、ひたすら勉強に励みました。
事務所選びの段階では、アスベスト事件などにも対応する大きな法律事務所を志望し、現在の事務所に入所を決めました。
ーー所属の横浜合同法律事務所は、アスベスト被害など行政訴訟にも力を入れています。
いわゆる町弁でありながら、アスベスト被害やB型肝炎被害にも力を入れており、経験豊富な先輩もたくさん在籍しています。
自分にとって申し分のないほど条件の揃った法律事務所なんです。
新人時代からたくさんの事案にも携わらせていただいています。
とくに不動産分野は多くの案件に携わり、結果も出せたことで、依頼者の方からお客様をご紹介をいただくなど、いまでは自信を持って対応できる分野の一つです。
その他、交通事故や離婚も同じように数多くの事案に携わっています。
02 弁護士スタンス
どんな事案でもまずしっかりと受け止めて、話を聞いて調査して、解決の道筋を模索する
ーーキャリアの早い段階から紹介を受けるくらいですから、依頼者の満足度が高いのでしょうね?
たまたまいい結果につながっただけです。
ただ、事案に対しては、妥協せず、あらゆる手を尽くすことを常に心がけています。
たとえば、ちょっと手がかかりそう、難しそうな案件だったとします。
弁護士がそれを理由に「これは難しい」と突き放すことは簡単です。
弁護士がそう判断すれば、依頼者の方も「仕方がない」と諦めるでしょう。
だからこそ私は、どんな事案でもまず、しっかり受け止めてキチンと状況を精査するようにしています。
そうすると一見、難しそうでも解決への道筋が徐々に見えてくるんです。
資料や契約書を隈なくチェックし、勝ち目はあるのか、穴はないのかを見極めていくんです。
最初の段階で、これをやるかやらないか…。
弁護士にとっての一手間を省くことが、依頼者の方にどれだけの落胆をもたらすかを考えれば、やって当然だと思います。
責務とはいいません。
でも、これが弁護士でなく、もしも医者だとすればどうでしょう。
めんどくさい、難しいという理由だけで、いい加減な治療をするのでしょうか。
ーー命とトラブルという違いこそあれ、どちらも同じように依頼者にとって重い事です。
私のところには、他で断わられた末に来所される依頼者の方もいらっしゃいます。
そういう人のお話を聞いていると、結局、弁護士が自分の都合に合わせようとしていたり、説明が不足していたりするんです。
なまじ知識があるから、防御的に難しい事案を回避しようとしているのかもしれません。
そうだとしても、忘れてはいけないのはコミュニケーションだと思っています。
解決が難しいならなぜ難しいのか、そもそも依頼者の方がどんな解決を望んでいるのか。
そうしたことを早い時点できちんと深掘りしていれば、後になって不満が発生するようなことはないはずなんです。
依頼者の方に心からご満足いただける解決を手繰り寄せるために必要なこと。
それは、依頼者の方との信頼関係だと確信しています。
たまたまいい結果につながっただけです。
ただ、事案に対しては、妥協せず、あらゆる手を尽くすことを常に心がけています。
たとえば、ちょっと手がかかりそう、難しそうな案件だったとします。
弁護士がそれを理由に「これは難しい」と突き放すことは簡単です。
弁護士がそう判断すれば、依頼者の方も「仕方がない」と諦めるでしょう。
だからこそ私は、どんな事案でもまず、しっかり受け止めてキチンと状況を精査するようにしています。
そうすると一見、難しそうでも解決への道筋が徐々に見えてくるんです。
資料や契約書を隈なくチェックし、勝ち目はあるのか、穴はないのかを見極めていくんです。
最初の段階で、これをやるかやらないか…。
弁護士にとっての一手間を省くことが、依頼者の方にどれだけの落胆をもたらすかを考えれば、やって当然だと思います。
責務とはいいません。
でも、これが弁護士でなく、もしも医者だとすればどうでしょう。
めんどくさい、難しいという理由だけで、いい加減な治療をするのでしょうか。
ーー命とトラブルという違いこそあれ、どちらも同じように依頼者にとって重い事です。
私のところには、他で断わられた末に来所される依頼者の方もいらっしゃいます。
そういう人のお話を聞いていると、結局、弁護士が自分の都合に合わせようとしていたり、説明が不足していたりするんです。
なまじ知識があるから、防御的に難しい事案を回避しようとしているのかもしれません。
そうだとしても、忘れてはいけないのはコミュニケーションだと思っています。
解決が難しいならなぜ難しいのか、そもそも依頼者の方がどんな解決を望んでいるのか。
そうしたことを早い時点できちんと深掘りしていれば、後になって不満が発生するようなことはないはずなんです。
依頼者の方に心からご満足いただける解決を手繰り寄せるために必要なこと。
それは、依頼者の方との信頼関係だと確信しています。
03 解決事例と信念
障害のある依頼者を、事故との因果関係を徹底調査の末、「無関係」と証明し、賠償金を大幅増額
ーー医者と患者の関係でいえば、難しいことを理由に治療を断ることは基本ありません。
症状を聞いて、方法を検討し、治療に移る。
それが当たり前です。
弁護士なら、相談を受けて、キチンと状況や希望をうかがって、それに基づいて解決を模索する。
難しいから回避するのは、やはり無責任です。
ある不動産売買のトラブル事案でこんなことがありました。
物件に瑕疵が認められたものの、相手側は期間が定められた契約条項を盾に取り合わず、わずかの賠償金を提示してきたのみでした。
ところが実際の瑕疵は大きく、とてもそんな対応でやりすごせるものではないんです。
そこで私は、可能な限り資料や文献をあたり、対抗できる証拠を揃えました。
結果、重大な過失として認めてもらえ、多大な賠償金を獲得できました。
ーー弁護士に依頼する意味を象徴するような解決事例です。
ある交通事故では、もともと障害のある方が事故に遭い、相手側にその点を突かれ、賠償金を大幅に渋られました。
この件ではもともとの障害と事故の因果関係が焦点でした。
私は、関連の文献にあたりつつ、医師から過去のカルテもご提供いただき、依頼者の方の障害とこの時の事故に関係はないと主張しました。
結局、障害はこの事案での事故によるものと証明され、提示額を大幅に上回る、ほぼ希望通りの賠償額で決着しました。
ーー執念、粘り強さと同時に、依頼者の状況逆転を先生自身が信じている頼もしさを感じます。
依頼者の方と代理人は一心同体でなければ、交渉はもちろん、裁判でも思うような結果を得られません。
幸いにして、これまでは大抵の場合、最初の相談を終える段階で、依頼者の方から「お任せします!」と言ってもらえています。
そう言われると責任を感じますが、同時にスイッチが入り、文字通り、依頼者のために全身全霊を捧げられるんです。
本当にありがたいことですが、依頼者の方も配慮してくれているのか、休みの日には連絡して来ません。
その意味では依頼者の方は心底、私を頼っていただいている。
そう感じられるからこそ、私もなんとしてもその期待にお応えしたい、そういう強固な信頼関係が出来上がっていると思っています。
症状を聞いて、方法を検討し、治療に移る。
それが当たり前です。
弁護士なら、相談を受けて、キチンと状況や希望をうかがって、それに基づいて解決を模索する。
難しいから回避するのは、やはり無責任です。
ある不動産売買のトラブル事案でこんなことがありました。
物件に瑕疵が認められたものの、相手側は期間が定められた契約条項を盾に取り合わず、わずかの賠償金を提示してきたのみでした。
ところが実際の瑕疵は大きく、とてもそんな対応でやりすごせるものではないんです。
そこで私は、可能な限り資料や文献をあたり、対抗できる証拠を揃えました。
結果、重大な過失として認めてもらえ、多大な賠償金を獲得できました。
ーー弁護士に依頼する意味を象徴するような解決事例です。
ある交通事故では、もともと障害のある方が事故に遭い、相手側にその点を突かれ、賠償金を大幅に渋られました。
この件ではもともとの障害と事故の因果関係が焦点でした。
私は、関連の文献にあたりつつ、医師から過去のカルテもご提供いただき、依頼者の方の障害とこの時の事故に関係はないと主張しました。
結局、障害はこの事案での事故によるものと証明され、提示額を大幅に上回る、ほぼ希望通りの賠償額で決着しました。
ーー執念、粘り強さと同時に、依頼者の状況逆転を先生自身が信じている頼もしさを感じます。
依頼者の方と代理人は一心同体でなければ、交渉はもちろん、裁判でも思うような結果を得られません。
幸いにして、これまでは大抵の場合、最初の相談を終える段階で、依頼者の方から「お任せします!」と言ってもらえています。
そう言われると責任を感じますが、同時にスイッチが入り、文字通り、依頼者のために全身全霊を捧げられるんです。
本当にありがたいことですが、依頼者の方も配慮してくれているのか、休みの日には連絡して来ません。
その意味では依頼者の方は心底、私を頼っていただいている。
そう感じられるからこそ、私もなんとしてもその期待にお応えしたい、そういう強固な信頼関係が出来上がっていると思っています。
04 弁護士としての理想像
目指しているのは、「この人でダメなら仕方がない」と思ってもらえる弁護士
ーーいまだに弁護士は敷居が高いという声があります。先生のような弁護士ばかりなら、そんなイメージはとっくに霧消しているでしょう。
弁護士も数が増え、選ばれる時代です。
どんな弁護士が残るのかはともかく、依頼者の方のトラブルを解決することが最大の使命であることを忘れなければ、依頼が途切れることはないと信じています。
私が目指しているのは、「この人でダメならもう仕方がない」と思ってもらえる弁護士です。
そのためには、どんな事案に対しても全力でやれることをやり切るーー。
その姿勢が不可欠だと思っています。
ーー唯一無二の弁護士ですね。
他の弁護士なら解決できたかも、と思われるのはやっぱり嫌ですからね。
もうひとつ、こだわっているのが、依頼者の方の希望に近い解決を実現することです。
いまの時代、ネット情報で依頼者の方もある程度
の知識は蓄えています。
逆にいえば、望む解決のイメージがそれなりに出来上がっているわけです。
ネットの情報と現実は違うとはいえ、弁護士主導で強引に解決することへの違和感は、むかしとは比べられないほど大きくなっているのではないでしょうか。
だからこそ、希望にはきちんと耳を傾け、「望む解決を選択すれば、こんなメリットとデメリットがあるんですよ」と見通しを丁寧にご説明する。
そのうえで、依頼者の方に最終決断してもらうよう、心がけています。
現在も携わっている事案がありますが、行政訴訟にも、もっと取り組んでいきたいですね。
弁護士も数が増え、選ばれる時代です。
どんな弁護士が残るのかはともかく、依頼者の方のトラブルを解決することが最大の使命であることを忘れなければ、依頼が途切れることはないと信じています。
私が目指しているのは、「この人でダメならもう仕方がない」と思ってもらえる弁護士です。
そのためには、どんな事案に対しても全力でやれることをやり切るーー。
その姿勢が不可欠だと思っています。
ーー唯一無二の弁護士ですね。
他の弁護士なら解決できたかも、と思われるのはやっぱり嫌ですからね。
もうひとつ、こだわっているのが、依頼者の方の希望に近い解決を実現することです。
いまの時代、ネット情報で依頼者の方もある程度
の知識は蓄えています。
逆にいえば、望む解決のイメージがそれなりに出来上がっているわけです。
ネットの情報と現実は違うとはいえ、弁護士主導で強引に解決することへの違和感は、むかしとは比べられないほど大きくなっているのではないでしょうか。
だからこそ、希望にはきちんと耳を傾け、「望む解決を選択すれば、こんなメリットとデメリットがあるんですよ」と見通しを丁寧にご説明する。
そのうえで、依頼者の方に最終決断してもらうよう、心がけています。
現在も携わっている事案がありますが、行政訴訟にも、もっと取り組んでいきたいですね。