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とこよ さき
常世 紗雪弁護士
弁護士法人リーガルプラス 成田法律事務所
京成成田駅
千葉県成田市花崎町800-6 丸喜ビル5階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

【土曜日も20時まで受付】初回相談は無料です(不貞の慰謝料、相続、交通事故・借金・労働・債権回収の場合)。※お電話での法律相談は簡易的な回答のみとなります。※面談対応は9:30~18:00となります。後払いの対応は債務整理・交通事故・残業代請求のみです。

インタビュー | 常世 紗雪弁護士 弁護士法人リーガルプラス 成田法律事務所

交通事故は被害者に特化。後遺障害等級を「非該当」から逆転認定、賠償金を2倍超に増額

千葉県を中心に9つの事務所を展開する弁護士法人リーガルプラス・成田法律事務所に在籍する常世 紗雪(とこよ さき)弁護士は、交通事故や離婚・男女トラブル、労働問題を中心に、迷える人々の不安を希望に変えてきました。
交通事故では「非該当」とされた後遺障害の認定を覆し、賠償金を2倍超に増やした実績も。
「最も大切にしているのは、依頼者さまとよくお話をすること」。
固く誓った、その熱い思いに迫ります。

01 弁護士を志した理由

塾講師のアルバイトでサービス残業に直面。「弱い立場の人を助けたい」

ーーなぜ法曹を志したのか。まずはその理由からお聞きします。

最初は検察官を志望していました。
中学生のときに、被害者を救う「正義の味方」という検察官のイメージに憧れを持ったことが理由です。

ただ、ある出来事をきっかけに弁護士へと気持ちが傾いていきました。
大学時代に学習塾で講師のアルバイトをしていたとき、サービス残業に直面したことです。
労働は誰にとっても身近な問題であり、同じように苦しんでいる人がたくさんいるはずです。

弁護士であれば、労働問題をはじめより幅広い法律トラブルに関わり、弱い立場に置かれた方々の助けになれると思ったからです。


ーーその後、現事務所に入所されました。決め手は何だったんですか?

弁護士会主催の合同説明会に参加し、雰囲気のよさに惹かれたのが大きな理由でした。
穏やかな人柄と、どんな質問にも丁寧に答えてくれる誠実さ。
依頼者さまにも親身に寄り添う姿がパッと浮かんできました。

当法人は、千葉県を中心に9つの事務所を構え、18人の弁護士が在籍しています(2023年8月現在)。
交通事故や相続、労働問題、債務整理、離婚や不貞慰謝料などの個人案件のほか、顧問業務をはじめとする企業案件も幅広くカバーしています。

02 注力分野と実績①

満足度90%の交通事故。非該当だった後遺障害を覆し、賠償金を2倍超に

ーーご自身はおもにどんな事件を担当していらっしゃるんですか?

最も多いのは交通事故で、被害者側に特化してお受けしています。
それに離婚・男女トラブルや、私の原点ともいえる労働問題にも力を入れています。

私が勤務する成田法律事務所は、成田市役所のすぐそばにあります。
成田市や近隣の富里市、それに酒々井町や栄町、香取市、八街市などにお住まい・お勤めの方々から、毎日多くのご相談をいただいています。


ーー交通事故に遭ったとき、私たちは何に注意すべきですか?

ひとつは、保険会社との交渉です。
保険会社から提示される示談額は、各社の内部基準で算定されるため、裁判基準よりも低い金額になるケースが多いです。

一方、私たちは過去の裁判例をもとにした裁判基準で慰謝料などを計算し、それをもとに示談交渉を行います。
弁護士に任せれば、示談金の増額が見込めます。
精神的な負担が減り、治療に専念できるメリットもあるはずです。


ーー実際、どんなケースがあったのか教えてください。

当初「非該当」とされた後遺障害等級を異議申し立てで覆し、慰謝料を2倍以上に増やしたことがありました。

後遺障害等級とは、事故による後遺症をその種類と症状の程度に応じて設定したランクのことで、認定されると賠償金が大幅に増えます。

依頼者さまはその申請手続きを保険会社に任せたものの、非該当となりました。
それに納得できず、私のもとにご相談にいらっしゃいました。


ーーその結果、無事に認定されたと。

異議申し立てが通り、14級に認定されました。
むち打ちなどの症状が該当する14級は、ランクでいうと最も低いものですが、難しい面もあります。
痛みやしびれがレントゲン写真などの画像検査では一目でわからず、証明しづらいからです。

ただ本件では、依頼者さまの通院記録をもとに症状が重く長引いている点などを必死に訴え、逆転認定につなげることができました。


ーー依頼者の反応はどうでしたか?

とても喜んでいらっしゃいましたね。
私自身も感謝の言葉をいただき、胸がいっぱいになりました。

私たちは、交通事故について多くの依頼者さまから高い評価をいただいています。
アンケートで90%の方々が「とても満足」「満足」と回答してくださっているんです(労働災害を含む。2018年4月〜2019年3月集計)。

03 注力分野と実績②

労災や残業代請求の実績多数。同世代や女性の離婚相談も積極的に

ーー離婚の相談も多いとおっしゃっていましたね。

離婚は今や3組に1組が離婚する時代といわれ、どなたにとっても身近な問題です。
それに、結婚観や家族観はアップデートされています。
女性の社会進出が進み、離婚後も仕事と育児を両立し、経済的に自立しながら母子で生活する人も増えています。

なかには、担当弁護士との間でそうしたジェネレーションギャップや男女の意識差を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういう意味でも、私は同世代や女性の方々を支えたい思いも強くあります。


ーー労働問題の相談は、労働者がメインなんですか?

はい、おもに労働者側を扱っており、とくに労働災害(労災)や未払い残業代の請求に強いのが私たちの特徴です。

工場での作業中に大ケガを負った方の裁判で、会社に損害賠償を求め約8,900万円を獲得することで和解が成立した事案。
強引な退職勧奨を進めてきた飲食業の会社に対し、残業代を請求して500万円を回収した事案。
私たちは会社側との交渉や裁判を通じて、こうした解決事例を山のように積み上げてきました。

同時に、会社側に立って就業規則などを整備することも重要な役割だと考えています。


ーーそれはどうしてですか?

そうすれば、未然にトラブルを防ぎやすいのと、仮に問題が発生してもスムーズな解決につなげやすいからです。

労働者側で一人ひとりの救済に力を注ぐことと、会社側で大きく網をかけるように対策を講じること。
労働者を守るには、その両方からアプローチすることが一番の近道です。

現に、当法人は中小企業を中心に多くの顧問を任せていただいており、これまで労務管理にも力を入れてきました。
困ったことがあれば、ぜひ気軽にご相談いただきたいですね。

04 弁護士としての信念

デメリットも隠さず、説明を尽くす。『ひかりの剣』のセリフを胸に刻み

ーー弁護士に近づきがたいイメージを持つ人もいるはずです。でも、そんなことはないと?

当然ですが、私たちもみなさんと同じ人間です。
どなたも温かくお迎えするので、決して身構えず、信頼できる知人に相談するくらいのお気持ちでご連絡いただきたいですよね。

それに、私は依頼者さまとよくコミュニケーションをとることを何よりも大切にしています。
少しでも不安や疑問を払拭し、安心していただくため、説明を尽くすようにしています。

同時に、法律には限界があることも事実です。
もしどうしてもご希望に沿えないことや不利な事態に直面したときは、それも誠実にお伝えするようにしています。
そうでないと、あとで依頼者さまを傷つけてしまうことになるからです。


ーー会話やコミュニケーションは得意なんですか?

思い返せば、中学で学年委員長を務めたり、高校で読書同好会を立ち上げたりと、昔から活発な子どもでした。
人前で話すことへの得意意識や、積極性や度胸のようなものは当時からありましたね。
そのあたりは今、交渉や裁判などの緊迫した場面で活かされているように感じます。

「才能とは、素質を磨く能力だ。素質と才能、このふたつを持ち合わせている人間は少ない。素質と才能の違い、それは努力する能力の差なんだよ」。

突然ですが、これは私が心に刻んでいるフレーズです。
作家・海堂尊さんの『ひかりの剣』に出てくるセリフです。

すべての事件が、決してうまくいくわけではありません。
でも、依頼者さまは勇気を出して、せっかく私を選んでくださったわけです。
その願いを叶えるために、手を尽くし、努力し続けること。
それだけは決して忘れず、これからも一つひとつの事件に全力で立ち向かっていきます。
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※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。