菊岡 隼生弁護士のアイコン画像
きくおか はやせ
菊岡 隼生弁護士
弁護士法人富士パートナーズ 富士パートナーズ法律事務所
京都市役所前駅
京都府京都市中京区柳馬場通御池下る柳八幡町65 京都朝日ビル10階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

原則24時間以内にお電話を折り返すようにしていますが、業務多忙のため全ての案件に対応することが困難となっております。対応できない場合は原則SMSでその旨ご連絡差し上げます。

インタビュー | 菊岡 隼生弁護士 弁護士法人富士パートナーズ 富士パートナーズ法律事務所

問題解決に向けた事件処理は全て依頼者のために。事件終結後の依頼者の納得感を重視する京都市の街弁
「大切にしているのは対応スピードと依頼者様の納得感です。早さを求めつつも、依頼者様が納得できる方法・方針で事件処理を進めます」

自身の弁護スタイルをそう話すのは、富士パートナーズ法律事務所の菊岡 隼生(きくおか はやせ)弁護士です。

菊岡先生は数多くの離婚事件を経験したのち、現在は債権回収や中小企業の企業法務に注力しています。
仕事の進め方にはこだわりがあり、必ず依頼者の意向を確認し、方針の説明をしてから進めるといいます。

菊岡先生は、どのようにして事件を解決してきたのでしょうか。

01 原点とキャリア

困っている人を法律で守りたい。債権回収や企業法務に注力
ーーなぜ、弁護士を目指そうと思ったのですか。

私は法学部の出身で、在学時に弁護士を目指している人が周囲にいました。
そういった環境で法律を学んでいるうちに法律の世界に興味が出て、法律を使って仕事ができる弁護士に興味を持ちました。

法律は生活に密着しており、アルバイトや買い物といった日常の場面でも重要な役割を果たしています。
そのため、法律を知らないことで思わぬトラブルに巻き込まれたり、一方で法律を知っていることで問題を解決することもでき、それによって周囲の人を守ることもできます。
自らトラブルを解決する力を身に着けてその力を役立てたいと考え弁護士になろうと決めました。


ーーこれまで、どのような事件の分野を担当してきましたか。

はじめの事務所は女性側の離婚を得意とする事務所で、私自身も数多く経験しました。
離婚を申し立てるご依頼も多く、離婚、あるいは別居によって新しい生活を手に入れる依頼者さまをサポートできることにやりがいを感じていました。

その後今の事務所に移り、中小企業の企業法務、債権回収、そして男女トラブルに力を入れています。
現在のメイン業務はより債権回収と企業法務ですが、男女トラブルの解決にも力を入れています。


ーー離婚事件から債権回収や企業法務にフィールドを変えたのはなぜでしょうか。

離婚は依頼者様とそのご家族の問題を解決する分野ですが、債権回収や企業法務は関係する多くの人々にも影響を与えます。
解決した場合の影響範囲が広いため、異なる分野にも力を入れてみようと思いました。

特にやりがいを感じているのは債権回収です。
一度、自分で試行錯誤してから相談に来る経営者さまもいますが、債権回収は相手の資金力があるうちに早く解決しないといけません。
取引相手に不信感がある場合、すぐに相談するのがよいと思います。

02 解決事例①

債権回収で大切なのはスピードと財産の特定。顧問契約も有効
ーー印象に残っているのはどのような事件ですか。

やはり印象に残っているのは債権回収です。

たとえば支払いに応じない法人があると、可能な範囲でその会社の取引先の情報も集め、その取引先への売掛金の回収を行ったりもします。
支払いを無視する相手方に対して訴訟を起こすことで、訴訟上で和解などができる場合もあります。


ーー債権回収において大切なことは何ですか。

まずはスピード感をもって対応することです。
そもそもお金に困っている相手なので、早く回収しないと資金がなくなってしまいます。

もうひとつ大切にしているのは財産の特定です。
相手がどのような財産をどの程度保有しているのか分からないと、債権回収はできません。
そのため、弁護士照会という手続きをして財産の調査を行います。
しかし、経営難に陥っている会社は、基本的に銀行口座には潤沢な資金がありません。
そのため、相手の会社の売掛金や給与を差し押さえることが必要になる場面も多いです。
依頼者様にヒアリングすることで、なにか解決方法はないか検討します。

それでも財産が分からないときは「財産開示」という手続きを行い、裁判所を通じて相手の財産の種類や金額を調べます。


ーー回収できないという事態に陥らないために大切なことを教えてください。

これまで取引のある相手ならまだ安心できますが、注意しなければならないのは新規の取引先です。
経営者の自宅が競売にかけられているような場合もあります。

取引で大きな損害を出さないようにするための事前調査も請け負っています。
また、顧問契約をしていただくと、よりスムーズにこのようなご相談をしていただけます。

顧問契約料は毎月かかりますが、数百万円数千万円という売掛金が回収できなくなるリスクを考えるなら、それほど高いコストではないと思います。

03 解決事例②

不倫の慰謝料請求は慎重に。事情によって変わる対応方法
ーーほかの分野の解決事例も教えてください。

不倫の事例を紹介します。

当方の依頼者様は女性で、不倫をして相手の妻から慰謝料請求を受けましたが、相手の妻のご希望は「今後一切、夫に関わらないこと」でした。
今後一切関わらないことを誓約し、その代わりに慰謝料については請求しないという形で解決したこともあります。

また、男性の不倫により相手夫婦が離婚し、相手の夫から慰謝料を請求された事件もありました。
しかし、相手夫婦はもともと婚姻生活がうまくいっていませんでした。
また、不倫相手は依頼者様以外とも不倫しており、相手の夫はその人からも慰謝料をもらっていたということがわかりました。
これらの事実関係を整理して、慰謝料を大幅に減額したこともあります。


ーー不倫事件の進め方において、どのような点が大切なのでしょうか。

まず、慰謝料を請求されている場合には直接交渉したり安易な承諾をしたりせず、まずは弁護士に相談するべきと考えます。
一度承諾してしまうと、後で取り消すことが難しくなります。

また、自分の身を守るために嘘をつくのもいけません。
嘘によって相手を余計に傷ついたり、反省をしていないなどどして、不利な状況になる可能性もあります。

一方、慰謝料を請求する場合には、証拠があまりない場合などは、最初は弁護士が表立って交渉しない方がよい場合もあります。
弁護士が介入していると相手に分かると、相手が身構えてしまい虚偽(不倫をごまかすなど)の主張をする可能性があります。
そのため、確認すべきことを依頼者様にアドバイスし、相手とのコンタクトは依頼者様にやってもらう場合もあります。

04 解決事例③

残業代請求や不動産の立ち退きなど幅広く事件を解決
ーーほかにも数多くの事件を解決してこられたと聞いています。

会社が労働者から未払残業代請求を受けることはあります。特に揉めて辞めた元従業員からの請求が多いです。
このような事件では相手が主張する残業時間を鵜呑みにせず、タイムカードや運送会社の場合はタコグラフなど残業時間が客観的に分かる記録をもとに検証することが大切です。

残業代請求の対応は複雑で、訴訟になるとより大きな労力を必要とします。
そのため、平時より弁護士や社労士といった専門家に相談できる体制を構築しておくことが重要だと思います。

ほかには不動産の立ち退きにおいて、初期費用や引っ越し費用相当額を獲得したり、引っ越しまでの家賃を免除してもらった事例もあります。
賃借人に退去してもらいたいという要求の裏には、建て替えなどをしたいなどの理由がある場合も多いです。
この場合、一度相手の立場に立って相手の獲得目標を考え、その上で交渉戦略を立てることが重要です。

05 弁護士として心がけること

弁護士と依頼者は相性も大切。それも含めてまずはご相談を
ーー弁護士としてどのようなことを大切にしていますか。

大切にしているのは対応スピードと依頼者さまの納得感です。

特に債権回収はスピード勝負です。
そのため、手遅れになる前に素早く対応します。

しかし、同時に依頼者さまが納得してひとつずつ処理を進めることも大切で、判断が必要な場面では必ず依頼者さまの判断を仰ぎます。
また、事件の見通しについても、ワーストケースもお伝えし、依頼者様にリスクをご納得いただいたうえで進めることが私のモットーです。


ーー最後に菊岡先生から困っている人へメッセージをお願いします。

弁護士に相談すべきか分からなかったり、本当にトラブルなのか分からなかったりする場合は、それも含めてご相談いただければと思います。

ご相談いただくことで、相談者様が思いつかない解決方法を私が提示できる場合もあります。
弁護士に相談して損することは基本的にはないと思います。

また、弁護士も依頼者様との相性があります。
その確認の意味も含めて一度ご相談いただくのがよいとと思います。
電話でお問い合わせ
050-7587-7287
時間外
メール受付停止中

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。

メール受付停止中