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おきもと みのり
沖元 みのり弁護士
弁護士法人プロテクトスタンス
有楽町駅
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館10F
対応体制
  • 法テラス利用可
  • カード利用可
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  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

[土日祝日も対応可]ご来所のほか、電話・メール・オンラインでのご相談にも対応いたします。

インタビュー | 沖元 みのり弁護士 弁護士法人プロテクトスタンス

男女・離婚問題や交通事故に尽力。ネット広告代理店の経験を活かし、企業法務にも精通

インターネットの大手広告代理店の法務部に所属していた経歴を持つ弁護士法人プロテクトスタンスの沖元(おきもと)みのり弁護士。
景品表示法や薬機法が関わる広告法務などに詳しく、多くの企業から厚い信頼を寄せられています。
また、浮気・不倫の慰謝料請求や男女・離婚問題なども数多く扱い、交通事故では交渉で賠償金を保険会社の提示金額から倍近くに増額した実績も。
交渉や調整を通じ、依頼者の利益を守る姿勢に迫りました。

01 弁護士としてのキャリア

インターネット広告代理店の法務部に勤務。契約や広告法務、M&Aなどに従事

ーー最初に、弁護士としてのこれまでの活動歴をお聞きします。

前職は、デジタルマーケティングを手がける大手インターネット広告代理店の法務部に所属していました。
インハウスローヤー(企業内弁護士)として、契約書の作成やレビュー、新規事業の契約法務など、企業法務に関する様々な業務に携わりました。

ほかにも景品表示法や薬機法を中心とする広告法務やM&Aに関する法務DD(デューデリジェンス)、さらには、社内向けの法務教育やコンプライアンスの推進などにも従事しました。

新しいビジネスやサービスをどんどん手がけるベンチャー気質の会社で、とにかく忙しい職場でしたが、身に付けた企業法務に関する知識や経験は今でも役に立っています。
また、法務部以外の社員は必ずしも法律に詳しいわけではないので、わかりやすく丁寧に説明する大切さも学ぶことができました。


ーーそれから、現在の事務所に転職されました。

私が弁護士を志した最大の原動力は、「困っている人の助けになりたい。身近な問題解決のお役に立ちたい」という思いでした。改めてこの思いを実現できる仕事をしたいと思ったんです。

弁護士法人プロテクトスタンスは、浮気・不倫の慰謝料請求や男女・離婚問題、借金問題、交通事故、労働トラブル、相続、刑事弁護、企業法務や顧問弁護士など、幅広い分野に対応しています。
個人からのご相談はもちろん、法人からも多くのご相談とご依頼をいただいています。

また、弁護士だけでなく、公認会計士や税理士、行政書士、司法書士、弁理士、社会保険労務士といった専門家がグループ法人に在籍しています。
様々な専門家と連携し、法律問題を超えたご相談にも対応するなど、幅広いサービスを提供する姿勢に惹かれ、転職を決断しました。

02 現在力を入れている分野

企業法務に精通。女性からの浮気・不倫や離婚問題の相談も多く担当

ーー移籍された今は、どんな案件に力を入れていらっしゃるんですか?

企業法務は、前職の経験をダイレクトに活かせる分野なので、大きな柱のひとつとして積極的にお受けしています。
内容は契約書の作成、薬機法や景品表示法に関わる広告レビュー、M&Aなど多岐にわたります。
顧問契約も、上場企業からベンチャー企業まで、規模も業種も様々な法人からご依頼をいただいています。

他士業とスムーズに連携できる点も当事務所ならではのポイントです。
企業法務は税金や特許、労務など、法律以外の問題が切り離せません。グループ法人の公認会計士や税理士、弁理士、社会保険労務士などと連携し、ワンストップでサポートしています。


ーーそれに加えて、現在は個人案件も手がけていらっしゃるわけですよね。

浮気・不倫の慰謝料請求や男女・離婚問題、交通事故、債務整理、残業代請求やハラスメントといった労働トラブルなど、様々な分野を担当しています。

なかでも、浮気・不倫の慰謝料請求や離婚問題に関するご相談を女性からいただくことが多いですね。
これらは、非常にセンシティブな問題になりがちなので、同性の方がお話しいただきやすい面があるのだと思います。

03 事件解決のスタンスと強み

交通事故の賠償金を倍近くに増額。1年がかりの粘り強い交渉

ーー事件に取り組む上で、企業と個人からの依頼に違いはあるんでしょうか?

具体的な業務内容という意味では大きく異なりますが、交渉力や調整力など、弁護士に求められる基本的な能力やスタンスは大きく変わらないと思います。

これらの能力は企業内弁護士だった前職で、とても鍛えられたと思います。たとえば広告の内容に関して、営業部門は攻めた表現に強いこだわりを持つことが少なくありません。ただ、法的に問題がある表現であれば、法務部として歯止めをかける必要があります。

ただ、単に「法的にNGです」と突っぱねるだけではなかなか相手の納得を得られません。法的な問題をクリアしながら、商品の魅力を最大限に伝えるための効果的な表現を検討するなど、納得を得るための交渉や調整を毎日のように行なっていましたね。

離婚問題や交通事故など、個人の方からのご依頼に取り組むようになった今も、相手方と交渉する場面でこれまでの経験が活かされていると思います。


ーーこれまで培ってきた交渉力が活かされた事例はありますか。

約1年の交渉を経て、交通事故の賠償金を倍近く増額させることができた案件が印象に残っています。

被害を受けた依頼者は、保険会社から提示された賠償金額に納得できていないご様子でした。
その後、交渉によって金額をある程度、増額できましたが、それでも依頼者は納得できない様子だったんです。

そうなると、次はいよいよ訴訟に進むことになりますが、訴訟になれば過失割合の認定などを含め、事故の状況を最初から見直すことになります。
ただ、保険会社は当初から、過失割合について依頼者に比較的有利な内容で認定していたので、裁判を行うことで逆に不利になる可能性も考えられる状況だったんです。


ーーどのようにして賠償金の増額に成功したのですか?

事情を依頼者にご説明したうえで、裁判を回避して再び保険会社との交渉に臨むことにしました。

そして、粘り強く交渉を続けた結果、逸失利益の対象年数を大きく伸ばすことなどに成功し、最終的に賠償金を当初の提示額から倍近くに増やすことができたんです。

交渉は、説得や調整をしながらお互いに納得できる妥結点を探ることも重要ですが、依頼者の利益を守るために、譲れないところは譲らないという姿勢も大切にしています。

この事例を通じ、粘り強く交渉を続けることで、最終局面で状況が大きく有利に変わることがあると実感できました。

これは交通事故に限らず、浮気・不倫の慰謝料請求や労働トラブルなど、他の分野で交渉するときも同じだと思います。
依頼者の希望を実現して、利益を守ることができるよう、交渉力をこれからも高めていきたいです。

04 依頼者への思い

説明は丁寧に分かりやすく。まずはお気軽にご相談を

ーー相談時など、依頼者対応の点で心がけていることはありますか?

とにかくわかりやすくご説明することを、いつも大切にしています。依頼者は法律に詳しくない方がほとんどです。法律の世界は難解な専門用語が多いので、簡単な言葉に言い換えたり、例え話をしたりするなどしています。
こちらのご説明を理解していただかないと、依頼者との信頼関係を築くことができず、納得できる解決を目指すことも難しくなってしまいます。依頼者の利益を守るためにも、わかりやすく説明することは重要だと考えています。


ーーそれは依頼者も安心ですね。

依頼者とのコミュニケーションを大切にすることは、どのような解決を希望しているかを理解し、ベストな解決策を提案するために欠かせません。わかりやすいご説明だけでなく、時間をかけて、丁寧にお話を聞くことも大切です。

きっと相談していただくだけでも、少なからず気が晴れると思うんです。ですから、ぜひ気軽にご相談いただきたいです。ご依頼いただいた場合は、問題を解決して晴れやかな表情で新たな一歩を踏み出すためのお手伝いを全力でさせていただきます。
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