工事の請負契約解除の方法

契約書の内容次第かとは思いますが、現状、すでに約束の代金が支払われていない等の状況であればともかく、すでに締結した請負契約を「支払われないかもしれない」というだけで一方的に工事を拒否すると、損害賠償責任を負う可能性はあるように思われま...

フリーランスの業務委託契約で他の仕事が制限されるますか?

一般に契約は双方の合意によって成立します(民法522条1項)。 「他の仕事や類似業務をする場合、解約する場合がある」と言われたとのことですが、そのような合意があったのか、という点を最初に確認することになります。相談者の質問からは、その...

ECサイトにおける食品販売

>「何か起きた場合、弊社では一切責任を問いません」などの注意書きを書けば責任は問われないのでしょうか。 → このような全面的な免責条項を設けているケースもあるようですが、故意又は重過失がある場合には免責規定は適用されないという裁判例...

性的コンテンツ関連の業務についての法的相談

性的動画ということで、受託業務そのものというよりも、クライアント(委託者)の商品・サービスの適法性の確認が必要かもしれません。(例えば、わいせつ物頒布罪(刑法175条)、児童ポルノ禁止法、著作権、風営法(映像送信型性風俗特殊営業など)...

WordPress制作案件における損害賠償脅迫の法的問題

ホームページ制作は請負契約です。 請負契約では約定された「仕事の完成」を定められた期日までに行うことが、あなたの義務(仕事完成義務)となります。 今回、あなたは「仕事の完成」をしないということですので、 あなたにそれを正当化できるだけ...

業務委託(準委任)契約における、禁止行為の立て付けについて

B社との直接契約は法律上可能だと考えられます。 しかし、C社との関係では、C社との契約が有効だとすると、C社との契約違反となり損害賠償責任を負うリスクがあります。 もっとも、取引を制限することにつき合理的理由や見返りが存在しない場合や...

契約書のサインについて

「代わりにサインしてくれ」と一言も頼んでいないのに、その様な行いをされ、それは法律的に大丈夫なのか?と悩んでいるのですが、実際のところどうなのでしょうか? 結局、そのまま提出をしていたようで、審査は通ったのですが、この銀行員の方がした...

個人同士での取引の際の著作権譲渡方法について。

契約当事者と契約名義人の同一性に疑義が生じてしまう点、 契約当事者が契約書記載の内容の意思を有していたといえるかが問題となります。 とはいえ、実名や住所を出してというと支障があるでしょうから、 できるだけ上記の問題点を緩和させること...

コース料金設定に際しての契約書作成について

契約書に関しては、トラブルの防止のためにいずれの場合であっても作成をしておいたほうが良いでしょう。 具体的な契約書の作成についてはどのような契約内容にしたいか、どのような条項を入れたいかによっても変わってくるため、公開相談の場ではな...

"家族の転職に関する不安と期待についての相談"

やや不審な点や、確認をしておくべき事柄があるように思います。 とはいえ、今の時点では情報がなくわかりません。 少なくとも、共同経営のような形となることや、会社の債務を負担することは避けてください。 相手方から雇用条件通知書や、雇用契...

企業の情報開示について。

東証一部上場企業が有価証券報告関連以外の特に開示義務がない採用実績等を就職サイト等に公開しています。 パブリック企業として、それらの任意の情報を偽装していたとしたら何か金融関連以外の法律で何か問題はあるのでしょうか? とのことですが...

電子書籍出版契約に解約条項がない場合の解約方法について相談

契約書を確認しませんと正確なご回答は難しいところですので、一般的な対応について ご回答いたします。  まずは契約が期間満了にならないか、契約書をご確認いただくのがよいでしょう。  もっとも、自動更新条項が入っていることが多いので、次...