業務委託契約と利用規約の優先順位と競合の解決策は?
サービス(ウェブ代行)利用にあたり利用規約を用意し、同意してもらっています。
今回新しい取引先から、利用規約への同意まで承諾が取れましたが。別途業務委託契約とNDAの締結(ただし契約書は先方が用意したもの)を求められています。今回の懸念点は下記のとおりです。
1. 利用規約が業務委託契約相当の扱いになるのではないか?
2. 別途契約するにしても、利用規約と業務委託で競合する条項がある場合、どちらが優先されるのか?
私としては利用規約で業務委託契約の内容と、NDAを加味したものを行政書士に作ってもらった経緯があり、他社では別途契約書をまとめるという話は一切なかったので不要ではないか?という立場です。
ご回答よろしくお願いいたします。
締結に至る具体的経緯次第ですが、後のものが優先されやすいとは言えそうです。
なお、新しい「取引先」が本当に「取引先」になるかどうかは、完全に合意ができるかどうかによります。なので、別途相手の求める契約を締結することのメリット(取引が始まる)とデメリット(不本意な条項でも従う必要がある)を比較考量することになります。「不要」との立場を貫くなら、取引自体を断られるリスクがあるということです。
>締結に至る具体的経緯次第ですが、後のものが優先されやすいとは言えそうです。
では日付をずらし、例えば2日前に業務委託契約を締結し、1日前に利用規約に同意してもらえば後者優先の理論だと有利になりそうですね。
先方としては継続的なお取引を踏まえての・・・とのご意向でした。
順番も含めて同意してもらえるなら、そのとおりでしょう、というのが私見です。
あとは、経緯と文言を検討して判断されることになるでしょう。