未成年の子供の窃盗事件、示談の効果と今後の対応は?

この場合の示談は効果ありますか? →示談について被害届の取下げが実際になされれば、示談に関しては問題はないでしょう。 もっとも、未成年の犯罪の場合は示談よりも、本人の内省や二度と犯罪をさせない環境調整などのいわゆる要保護性の観点から...

中学三年生の犯罪をしてしまった後の自首

親御さんに相談された上で、警察への出頭を検討ください。 中学3年生であれば少年事件手続に付されることになります。 進路への影響がご心配の場合、出頭前に最寄り法律事務所で相談されることも併せてお考え下さい。 上記、ご参考ください。

息子が自転車盗難で補導、今後の法的手続きについて相談

通常の手続きですと、警察から検察に書類送検され検察から家裁に送致されます。そして、家裁が少年審判を開き、保護観察にするか、少年院送致にするかを判断します。その過程で、微罪処理として警察で事実上終了する場合もありますし、家裁送致後に審判...

未成年の盗撮で逮捕後、警察から連絡がない場合の対処法

在宅捜査で進めていると思われます。 在宅捜査には、身柄事件の様に法律上の期間制限はありません。 捜査主幹の刑事さんの連絡先が分かっている場合、(どこまで回答を得られるかは判然としませんが)折を見て、手続の進展について確認されることも...

過去の看板損傷に対する法的責任と賠償の可能性は?

元警察官の弁護士です。 誤ってということであれば、そもそも「故意」(わざと物を壊そうとする意思)がないので、器物損壊罪にはなりません。 そもそも14歳未満なので、仮に器物損壊罪になったとしても罰せられません。 次に、損害賠償につい...

未成年初犯の盗撮行為、嘘の証言での処分は?

まずは、警察が1000件近くある余罪をどこまで捜査するかだと思います。(盗撮は通常初めて盗撮をして検挙のケースはまずなく、何十件も盗撮をしているケースは多くあります。ただ、1000件というのは私は経験したことがありません。)警察もマン...

共謀共同正犯の扱いについて

相談者さんがお聞きになりたいのは、承継的共同正犯ではないかと思われます。 刑法の論点の一つですので、よろしければ基本書等を参照されてみてください。

この場合どうなりますか?刑事事件までなりますか?自分から申告し、懲役解雇➕返済したらよろしいですか?

被害者が捜査機関に被害届の提出又は刑事告訴を行えば、刑事事件になる可能性がやや高いように思います。 被害金額の返済に加えて謝罪を示す示談金の支払いを提案し、被害者との間で示談を締結するのが良いように思います。 被害者が加害者を許し、被...

高校生の娘の自転車誤使用に関する謝罪と処分相談

被害生徒の連絡先がわからないのであれば、警察や学校を介して、 謝罪のうえ示談の申出をすべきでしょう。 ただ、誤使用なのかどうかはきちんと精査する必要があります。 被害生徒側からすれば、部活の先輩と口裏合わせをしているだけだと考えるで...

少年審判で盗撮事件が少年院送致となる可能性と対策

余罪が複数あるとのことですが、余罪の被害者は余罪について警察が捜査しないと当然に分かるものではないです。捜査しなければ被害者の連絡先が分からないので示談交渉しようがないです。家裁は被害者との示談を重視するのが一般ですから、示談できれば...

少年事件における弁護士の依頼先はどの県が適切か?

少年が被疑者として身柄拘束を受けて警察の捜査を受ける場合は、事件地の都道府県の県警が行います。 この場合は、事件地の弁護士にご依頼されることがフットワークの点でメリットがあるでしょう。 少年事件として家裁に移送された後は、速やかに少...

警察の心証が少年審判に与える影響を知りたい

盗撮は通常余罪が多数あるものです。警察の心証が悪いとしても、少年事件は少年の保護育成を目指すものであり、成人の事件のように刑罰により矯正を図るものではないので、初犯であれば少年審判の結果は変わらないと思います。軽微な盗撮で余罪がない事...

少年事件における取り調べでの発言の影響について

ご回答いたします。 どの範囲でどのように回答するかは客観的な証拠によりけりです。 少年事件の場合には環境調整に重きが置かれると言われますので、心当たりのある行為を認めることによって結果が大きく左右されるのであれば別ですが、客観的証拠が...

未成年時の横領について警察に相談すべきか

14歳より小さい頃に祖父母の経営している法人化されている会社でレジから横領し私欲に使っていました。 祖母が許してくれて今は亡くなっている為事件が発覚する事は無いのですが、 警察に言いに行った方がいいのでしょうか。 →代表者が許したとい...

非親告罪についての質問

クラリア法律事務所 元警察官の弁護士藤本顯人です。 ご質問に回答いたします。 非親告罪というのは、告訴が必要か否かであって、被害届の要否とは異なります。 そして告訴状と被害届は異なります。 警察は、被害届を受けていない事件は原則と...