すみ まなぶ
角 学弁護士
葛飾総合法律事務所
金町駅
東京都葛飾区東金町1-42-3 道ビル5階
インタビュー | 角 学弁護士 葛飾総合法律事務所
分かりやすく、不安なく、そして結果で喜んでいただける弁護士に。
事務所の扉を開けると、体の大きな、くったくのない笑顔の角弁護士が迎えてくれました。常磐線金町駅から徒歩1分の事務所は、アットホームな雰囲気です。
相手の緊張を解き、どんな話も受け止めてくれる包容力と、その真意を即座に汲み取り、噛み砕いて的確な表現で返す頭脳明晰さも持ち合わせる平成元年生まれ。古式泳法を嗜み、美味しいものも大好き。しかし一番の楽しみは、幼いお子さんと奥様と過ごす時間だと笑う、そんな角弁護士にお話を伺いました。
相手の緊張を解き、どんな話も受け止めてくれる包容力と、その真意を即座に汲み取り、噛み砕いて的確な表現で返す頭脳明晰さも持ち合わせる平成元年生まれ。古式泳法を嗜み、美味しいものも大好き。しかし一番の楽しみは、幼いお子さんと奥様と過ごす時間だと笑う、そんな角弁護士にお話を伺いました。
01 弁護士を目指してから、事務所開設まで
法律の勉強が面白くてのめり込んだ学生時代
ーー 弁護士を志した最初のきっかけはなんだったのですか。
弁護士を目指し始めたのは大学一年生からでした。法律の勉強を始めたら、面白くて、すぐにのめり込みました。大学卒業後に法科大学院へ進み卒業後すぐに合格したんですが、勉強が苦しいとか思ったことは一度もなかったですね。
1つ背中を押してくれた出来事があって、法律の勉強を始めた頃、友人がバイク運転中にトラックの運転手から因縁をつけられ暴行を受け、ひどい怪我を負ってしまったんです。それで被害者救済センターに連絡したら、弁護士に相談できると知り、私も同行しました。そのときの弁護士さんがいい方で、親身になって聞いてくれて示談の代行もしてくれて。友人がとても安心し、喜んだ様子を見て、弁護士の仕事っていいな、かっこいいなと思いました。このときの気持ちはずっと胸に残り、勉強への意欲につながりました。
ーー 勉強が楽しかったなんて、驚きです…。では、弁護士となってから、こちらの事務所を立ち上げるまでの経緯を教えていただけますか。
最初は、しっかりとした基礎を身につけたいと思い、港区の大手法律経済事務所に就職しました。そこで、職務経験制度で弁護士に一時的になっている現役の裁判官や検察官、元交渉人や元東京高等裁判所など、さまざまな経歴の方と一緒に仕事する中で、さまざまな物の見方を学ぶことができたのは財産ですね。
そして一年半ほどで退職し、独立しました。この事務所の立ち上げ準備をしながら、半年ほど、葛飾区の下町にあるベテランの弁護士の個人事務所へ。業界用語で軒弁(のきべん)というんですが、場所を間借りさせていただいて個人で相談を受けました。ベテラン弁護士にアドバイスをいただいたり、案件のお手伝いをしたり、個人事務所開業の覚悟もつけつつ、とても実りある期間を過ごしました。
ーーなぜ事務所の場所に、都心ではなく葛飾区の金町を選ばれたのですか?
私が千葉の松戸に長いこと住んでいて、ここ葛飾区金町は東京都ですが松戸の隣の駅なんですね。馴染みのあるエリアだということと、もう1つ大事な理由が、いま23区で一番弁護士が少ないのが葛飾区だということです。
弁護士事務所って、千代田区とか、裁判所に近いエリアに多かったりしますが、トラブルを抱えた人がその近辺に多いというわけではないですよね。相談したい人たちは、当然家から近くて訪ねやすい方がいい。弁護士が少ない葛飾区で、さらに金町は、弁護士事務所が1箇所しかなかった。きっとこの地域はニーズを満たせてないんじゃないと思ったんです。
実際、開所してから、相談に来られるのは8割以上が葛飾区の地元の方です。刑事、破産、労働、離婚、残業代、ありとあらゆる事案があります。下町ですから、幅広く、基本的にどんな案件もお伺いするようにしています。
弁護士を目指し始めたのは大学一年生からでした。法律の勉強を始めたら、面白くて、すぐにのめり込みました。大学卒業後に法科大学院へ進み卒業後すぐに合格したんですが、勉強が苦しいとか思ったことは一度もなかったですね。
1つ背中を押してくれた出来事があって、法律の勉強を始めた頃、友人がバイク運転中にトラックの運転手から因縁をつけられ暴行を受け、ひどい怪我を負ってしまったんです。それで被害者救済センターに連絡したら、弁護士に相談できると知り、私も同行しました。そのときの弁護士さんがいい方で、親身になって聞いてくれて示談の代行もしてくれて。友人がとても安心し、喜んだ様子を見て、弁護士の仕事っていいな、かっこいいなと思いました。このときの気持ちはずっと胸に残り、勉強への意欲につながりました。
ーー 勉強が楽しかったなんて、驚きです…。では、弁護士となってから、こちらの事務所を立ち上げるまでの経緯を教えていただけますか。
最初は、しっかりとした基礎を身につけたいと思い、港区の大手法律経済事務所に就職しました。そこで、職務経験制度で弁護士に一時的になっている現役の裁判官や検察官、元交渉人や元東京高等裁判所など、さまざまな経歴の方と一緒に仕事する中で、さまざまな物の見方を学ぶことができたのは財産ですね。
そして一年半ほどで退職し、独立しました。この事務所の立ち上げ準備をしながら、半年ほど、葛飾区の下町にあるベテランの弁護士の個人事務所へ。業界用語で軒弁(のきべん)というんですが、場所を間借りさせていただいて個人で相談を受けました。ベテラン弁護士にアドバイスをいただいたり、案件のお手伝いをしたり、個人事務所開業の覚悟もつけつつ、とても実りある期間を過ごしました。
ーーなぜ事務所の場所に、都心ではなく葛飾区の金町を選ばれたのですか?
私が千葉の松戸に長いこと住んでいて、ここ葛飾区金町は東京都ですが松戸の隣の駅なんですね。馴染みのあるエリアだということと、もう1つ大事な理由が、いま23区で一番弁護士が少ないのが葛飾区だということです。
弁護士事務所って、千代田区とか、裁判所に近いエリアに多かったりしますが、トラブルを抱えた人がその近辺に多いというわけではないですよね。相談したい人たちは、当然家から近くて訪ねやすい方がいい。弁護士が少ない葛飾区で、さらに金町は、弁護士事務所が1箇所しかなかった。きっとこの地域はニーズを満たせてないんじゃないと思ったんです。
実際、開所してから、相談に来られるのは8割以上が葛飾区の地元の方です。刑事、破産、労働、離婚、残業代、ありとあらゆる事案があります。下町ですから、幅広く、基本的にどんな案件もお伺いするようにしています。
02 弁護士としての信条
私の「依頼者第一主義」は理想論ではなく、具体的です。
ーー「依頼者第一主義」をモットーに掲げられていますね。相談される方に親身になってベストを尽くす、という意味でしょうか。
もちろんそうですが、私の思う「依頼者第一主義」は、理念・理想だけの話ではありません。
ダメなものをダメだと、軽い見通しを言わないっていうのも「依頼者第一主義」だと私は思っています。結果がうまくいかなそうなときは、最初にはっきり言います。必要以上に期待値を高めすぎない。その方が誠実だと思うんです。随時、最悪のケースがどうなるかもお伝えしながら、その上で一緒に進んでいきます。
そして、本当の意味で依頼者の幸せを、自分なりによく考えてみること。例えば、5万円を返してくれないから、40万円かかってもいいから訴訟で痛い目に合わせたいというような人がいたら、それは本当にその人のためになるのか考えます。安易にお受けするようなことはしません。
ーーなるほど、確固たる信念がおありなんですね。
他にも、小さなことかもしれませんが、具体的に依頼者第一主義で実践していることがあります。それは、メールのお返事を早く出すということです。念のため24時間以内と言うようにしていますが、実際は平日であればほぼ5〜6時間以内にはお返ししています。不安で相談して来られた依頼者のことを想像したら、お待たせしたくないんです。
ーーそれはいいですね!サイトにかなり具体的な料金を開示されているのも、相談しようか悩んでいる方にとってありがたいなと思いました。
そうですね。具体的に、実質的に、こうした方が安心じゃないか、ということを常に考えています。
もう1つあります。私は「おみやげ」って呼んでいるんですが、相談を受けながら簡単な図を描いて、帰るときお渡ししています。相談の解決には、法律的な部分と踏むべき手続きがあって、口頭ではなかなか難しいですが、絵で描くとずっとわかりやすいんですよ。 たとえば、話し合って、まとまらなかったら調停をやって、まとまらなかったら訴訟して、と矢印などを使いながら説明します。汚い字なんですけどね(笑)。とても喜んでいただいています。
もちろんそうですが、私の思う「依頼者第一主義」は、理念・理想だけの話ではありません。
ダメなものをダメだと、軽い見通しを言わないっていうのも「依頼者第一主義」だと私は思っています。結果がうまくいかなそうなときは、最初にはっきり言います。必要以上に期待値を高めすぎない。その方が誠実だと思うんです。随時、最悪のケースがどうなるかもお伝えしながら、その上で一緒に進んでいきます。
そして、本当の意味で依頼者の幸せを、自分なりによく考えてみること。例えば、5万円を返してくれないから、40万円かかってもいいから訴訟で痛い目に合わせたいというような人がいたら、それは本当にその人のためになるのか考えます。安易にお受けするようなことはしません。
ーーなるほど、確固たる信念がおありなんですね。
他にも、小さなことかもしれませんが、具体的に依頼者第一主義で実践していることがあります。それは、メールのお返事を早く出すということです。念のため24時間以内と言うようにしていますが、実際は平日であればほぼ5〜6時間以内にはお返ししています。不安で相談して来られた依頼者のことを想像したら、お待たせしたくないんです。
ーーそれはいいですね!サイトにかなり具体的な料金を開示されているのも、相談しようか悩んでいる方にとってありがたいなと思いました。
そうですね。具体的に、実質的に、こうした方が安心じゃないか、ということを常に考えています。
もう1つあります。私は「おみやげ」って呼んでいるんですが、相談を受けながら簡単な図を描いて、帰るときお渡ししています。相談の解決には、法律的な部分と踏むべき手続きがあって、口頭ではなかなか難しいですが、絵で描くとずっとわかりやすいんですよ。 たとえば、話し合って、まとまらなかったら調停をやって、まとまらなかったら訴訟して、と矢印などを使いながら説明します。汚い字なんですけどね(笑)。とても喜んでいただいています。
03 実績と活動
目の前の人に、実質的に役立てる力をさらに磨いていきたい。
ーーこれまでで、特に印象に残っている案件はありますか。
あれは…内定が決まっている卒業間近の学生でした。事件を起こし逮捕されてしまったんですが、学校の出席数がギリギリで、一刻も早く身柄を解放をしてあげないと卒業できないという状況で相談を受けました。
逮捕者の身柄の解放は、正式には「勾留却下の手続き」と言って、日本全国で認められる確率は3%とも言われている難しい手続です。ですが切羽詰まった中で迅速に動き、無事通すことができました。これは、ちょっと自慢に聞こえちゃうかもしれませんが、私はこれまで「勾留却下の手続き」を複数回連続で通しています。
そして、彼の話は続きがあって、無事卒業できる単位を取れたのはいいのですが、罪を犯したのは確かなので、そのあと少年審判(刑事裁判の少年版)という難関があります。少年院に行くのか、保護観察になるのか、お咎めなしになるのか。
少年院は論外として、もし保護観察がつくと監察官との面談が平日なので、せっかく決まった会社を休まねばならず、もしかしたらクビになってしまうかもしない。罪名や事案的にかなり難しかったですが力を尽くし、結果、晴れてお咎めなしになりました。本人にも親御さんにもとても喜んでいただき、感謝のお手紙をもらいました。こういうとき、私も心から嬉しいですね。
ーーかなり、敏腕という感じが伝わってくるエピソードですね。もしかして裁判での弁護もお得意ですか?
裁判手続は、様々な弁護士業務の中でも特に強い関心をもって取り組んでいます。交渉をするにせよ、裁判でどのような結論になるかという見通しを調査・検討することは必要不可欠であると考えています。
訴訟などに移行した場合は、その事件を単純な敗訴では終わらせずに、正確な見通しを依頼者の方にお伝えし、事案によって和解などによる解決に持ち込むよう強く意識をしています。
ーーすごいですね…。そういえば、研修会の講師や論文執筆など、アカデミックな場でも活躍されていますよね?
親族に相続税に強いの税理士がおり、一度税理士向けに相続の法律の話をしてくれないかと頼まれたのが最初のきっかけです。その税理会の研修を聞いてよかったという他の税理士会の方に「うちでもやってほしい」と言っていただき、今度は社労士の方からも…と、どんどんつながっていった感じです。
先日は中野サンプラザで日税連の税理士3000人の前で改正相続法の講演を行いました。いやぁ、さすがに緊張しましたけど、貴重な経験でしたね。講師の仕事は、わかりやすく噛み砕いて話す訓練になるし、人前で話すとなるとしっかり勉強するので、実務にも役立っています。
本業はやはり弁護士として相談者の問題を解決することだと思っていますが、こういった講師の仕事でも、「目の前にいる方のニーズに応えたい、喜んでもらいたい」という気持ちで真摯に取り組む、という点では同じですね。
ーー最後に、これをお読みの方にメッセージをお願いします。
まずはお気軽にお話をきかせてください。30分無料ですし、問題を整理して図に描いた「おみやげ」もお渡しします。
そのまま依頼しなければいけないのでは…なんて思わなくて大丈夫です。困りごとを、ご自分で判断しないで、町の兄ちゃんに聞いてみようくらいの気持ちでお電話ください。お待ちしています!
あれは…内定が決まっている卒業間近の学生でした。事件を起こし逮捕されてしまったんですが、学校の出席数がギリギリで、一刻も早く身柄を解放をしてあげないと卒業できないという状況で相談を受けました。
逮捕者の身柄の解放は、正式には「勾留却下の手続き」と言って、日本全国で認められる確率は3%とも言われている難しい手続です。ですが切羽詰まった中で迅速に動き、無事通すことができました。これは、ちょっと自慢に聞こえちゃうかもしれませんが、私はこれまで「勾留却下の手続き」を複数回連続で通しています。
そして、彼の話は続きがあって、無事卒業できる単位を取れたのはいいのですが、罪を犯したのは確かなので、そのあと少年審判(刑事裁判の少年版)という難関があります。少年院に行くのか、保護観察になるのか、お咎めなしになるのか。
少年院は論外として、もし保護観察がつくと監察官との面談が平日なので、せっかく決まった会社を休まねばならず、もしかしたらクビになってしまうかもしない。罪名や事案的にかなり難しかったですが力を尽くし、結果、晴れてお咎めなしになりました。本人にも親御さんにもとても喜んでいただき、感謝のお手紙をもらいました。こういうとき、私も心から嬉しいですね。
ーーかなり、敏腕という感じが伝わってくるエピソードですね。もしかして裁判での弁護もお得意ですか?
裁判手続は、様々な弁護士業務の中でも特に強い関心をもって取り組んでいます。交渉をするにせよ、裁判でどのような結論になるかという見通しを調査・検討することは必要不可欠であると考えています。
訴訟などに移行した場合は、その事件を単純な敗訴では終わらせずに、正確な見通しを依頼者の方にお伝えし、事案によって和解などによる解決に持ち込むよう強く意識をしています。
ーーすごいですね…。そういえば、研修会の講師や論文執筆など、アカデミックな場でも活躍されていますよね?
親族に相続税に強いの税理士がおり、一度税理士向けに相続の法律の話をしてくれないかと頼まれたのが最初のきっかけです。その税理会の研修を聞いてよかったという他の税理士会の方に「うちでもやってほしい」と言っていただき、今度は社労士の方からも…と、どんどんつながっていった感じです。
先日は中野サンプラザで日税連の税理士3000人の前で改正相続法の講演を行いました。いやぁ、さすがに緊張しましたけど、貴重な経験でしたね。講師の仕事は、わかりやすく噛み砕いて話す訓練になるし、人前で話すとなるとしっかり勉強するので、実務にも役立っています。
本業はやはり弁護士として相談者の問題を解決することだと思っていますが、こういった講師の仕事でも、「目の前にいる方のニーズに応えたい、喜んでもらいたい」という気持ちで真摯に取り組む、という点では同じですね。
ーー最後に、これをお読みの方にメッセージをお願いします。
まずはお気軽にお話をきかせてください。30分無料ですし、問題を整理して図に描いた「おみやげ」もお渡しします。
そのまま依頼しなければいけないのでは…なんて思わなくて大丈夫です。困りごとを、ご自分で判断しないで、町の兄ちゃんに聞いてみようくらいの気持ちでお電話ください。お待ちしています!