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きむら ようへい
木村 洋平弁護士
川崎さくら法律事務所
川崎駅
神奈川県川崎市川崎区宮前町8-13 大幸ビル403
対応体制
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  • WEB面談可
注意補足

初回面談30分無料 お電話では10分ほど概要をお伺いするのみです。 基本的には面談予約のご案内をさせていただきます。

インタビュー | 木村 洋平弁護士 川崎さくら法律事務所

離婚拒否を崩した3者協議、4回目の逮捕勾留も実刑回避。男女問題や刑事弁護に強い川崎の代表弁護士

生まれ育った横浜市でキャリアを重ね、お隣の川崎市で独立した川崎さくら法律事務所の木村 洋平(きむら ようへい)弁護士。
不貞の慰謝料をはじめとする離婚・男女トラブルと刑事事件を二本柱に掲げ、数々の難局を乗り越えてきました。
相手に頑なに拒否された離婚を、約半年に及ぶ協議で成立させた執念の交渉。
ストーカー行為で4度目の逮捕も、実刑を回避した渾身の示談条件。
依頼者のために手を尽くし、全力を注ぎ込む日々に迫ります。

01 弁護士としてのキャリア

横浜で経験を積み、川崎で独立。離婚・男女問題と刑事事件の二本柱

ーーこれまでどんな事件を担当してきたのか教えてください。

最初に入所した横浜市内の法律事務所で一般民事や企業法務に幅広く携わり、その後全国に拠点を構える事務所にステップアップしました。
そこでは不貞の慰謝料請求をはじめとする離婚・男女問題などを重点的に扱ってきました。

また、いずれの事務所でも裁判を任せられることも多かったですね。
若い頃から場数を踏み、請求額が億単位に上る訴訟も何度も経験しました。


ーーそれから独立し、現事務所を開設されました。

それまでは、ずっと地元の横浜市で活動してきました。
独立するにあたって川崎市を選んだのは、横浜に比べて弁護士の数が少なかったからです。
その分困っている方が多くいらっしゃるはずで、その助けになりたかったんです。
人情と温かみにあふれた街の空気も気に入っています。

現在、ご相談は何でも幅広くお受けしていますが、なかでも離婚・男女トラブルと刑事事件に力を入れています。

離婚・男女問題は、以前の事務所では常時70件ほどを抱えていました。
刑事事件も暴行、窃盗、詐欺、わいせつなど、たいていの類型を経験済みです。

02 得意分野と解決事例①

「絶対に離婚しない」。旦那の強硬姿勢を崩した自宅での3者協議

ーー離婚・男女問題と刑事事件。それぞれ印象に残っている解決事例を教えていただけますか?

では、まず離婚の事例からご紹介します。

そもそも離婚は、不貞行為などの明確な法定の理由がない限り、夫婦双方の合意がないと成立しません。
相手に拒否されたら、裁判に臨んでも勝ち目はないんです。

「それでも、どうしても離婚したいんです」。
以前、ある女性からそんなご相談を受けました。
ただ、私から旦那さまにお電話しても、「離婚しない」の一点張り。
このままでは埒(らち)が明かないーー。
そう判断した私は、ある行動に出ました。


ーーどんな行動ですか?

女性と一緒に旦那さまの自宅を訪問し、3人で顔を突き合わせて話し合う機会を設けたんです。
電話で旦那さまを説得し、「話し合うだけなら」と応じてもらったんですよ。
それから毎月のように協議を重ねたことで徐々に雪解けムードが漂いはじめ、半年後に離婚の合意を取りつけることができたんです。

執念と粘り強さ。
それによって、依頼者さまの期待に応えることができた事件でした。


ーーそもそも、自宅を訪問して直談判するようなことはよくあるんですか?

いいえ、昔はどうだったかわかりませんが、少なくとも私はほとんど耳にしたことがありません。

そもそも、一般的には相手と一度も会わずに書面や電話で済まそうとするケースも多いはずです。
ただ、あのときは直談判でしか事態を打開できないと思ったんです。

そんななか、事態が大きく動き出したのは3回目の話し合いの場でした。
私は離婚を既成事実とするかのように、さりげなく旦那さまに離婚条件を提示したんです。
それ以降、話し合いの中身が「離婚の可否」から「条件の整備」に移っていきました。

あとで旦那さまからは、苦笑いを浮かべながら「いつの間にかそちらのペースに乗せられた」と告げられましたね。

03 得意分野と解決事例②

ストーカーで4度目の逮捕勾留も、実刑を回避。起死回生の示談条件とは
ーー刑事事件はどうですか?記憶に残っている事件をお聞かせください。

ストーカー行為をめぐる事件があります。
10年以上にわたって同じ人にストーカー行為を繰り返し、何度も逮捕されていた被疑者の弁護を担当したときのことです。

私が引き受けたのは、4回目の逮捕勾留のときでした。
常習犯ですし、直近2回は実刑でしたので、普通に考えれば実刑が避けられない事案です。


ーー結果はどうなったんですか?

実刑を回避することに成功しました。
カギを握ったのは、被害者との示談交渉です。
何度も被害に遭っているわけですから、最初は当然のように断られましたよ。

ただ、加害者のストーカー行為には精神疾患が関わっていることがわかっていたんです。
つまり、いくら実刑を受けても、それが治らない限り出所したらまた繰り返す恐れがあります。
そうなれば、被害者は再びストーカーの恐怖にさらされてしまいます。

ですから、示談の条件として精神疾患の治療に専念することを盛り込んだんです。
それで完治すれば、被害者はもう恐怖に怯える心配がなくなります。
その条件で示談に応じてもらった結果、実刑を免れることができました。

依頼者さまはもちろん、被害者にとって望ましい結果を出せた意味でも印象に残っている事件です。


ーー治療してくれる医師はどう探し出したんですか?

被害者がストーカー被害を相談していた支援団体があり、その代表に精神疾患の治療に詳しい医師を紹介してもらいました。

その医師には、保釈の段階から身元引受人になってもらったんです。
今回のような常習犯で実刑が濃厚とされるようなケースでは、保釈は原則認められません。

ただ、身元引受人を医師とし、保釈後は即入院するようにすれば、逃亡や再犯の恐れはなくなります。
そうやって保釈に必要な条件を整えたことで、早期の保釈を懇願していた依頼者さまの思いに応えることができました。


ーー依頼者のために、あらゆる手を尽くす。どちらの事件もそんな気概を感じます。

どうすれば依頼者さまの期待に応え、利益を最大化させられるか。
そのためにあらゆる手段を考え、最後まで徹底的にやり抜くのが私のモットーです。

同時に、先ほどの離婚のケースがそうだったように、常に主導権を握りながら交渉や訴訟を進めることも強く意識しています。

たとえば、和解の条項案です。
骨の折れる作業のため手をつけたがらない弁護士も少なくないと聞きますが、私は早めにたたき台をつくって相手に先出しするようにしています。
そうすれば、それをベースに有利に交渉などを進められるからです。

04 依頼者への思い

法律は「見えないインフラ」。途上国の環境政策研究から見えたもの

ーー頼もしいですね。弁護士としての原点はどこにあるんでしょうか?

はっきりと弁護士を志したのは、大学時代に途上国の環境政策を研究したことがきっかけでした。
タイやベトナムなど現地の学生とディスカッションするなかで、いくら効果的な政策を練っても法律がないと実効性を担保できない事態に直面し、法律の重要性を痛感したんです。

実際に弁護士になって改めて感じるのは、法律は「見えないインフラ」であるということです。
道路や橋のように目に見えるものではありませんが、私たちの生活になくてはならないものだからです。
 私はそうやって一人ひとりの生活を支えるとともに、未来に明るい光を照らせるような存在でありたいと思っています。


ーー話は外れますが、趣味はありますか?

学生時代からサッカーをやっていて、高校のときはクラブチームでプレイしていました。
弁護士会のサッカーチームにも所属しています。
トリッキーなプレーで観客を魅了するロナウジーニョ選手は、幼少期からサッカーに打ち込んでいた私にとって憧れの選手でした。

あとは歌うことが好きで、ものまねが得意です。
福山雅治やミスターチルドレン、スキマスイッチ・平井堅などなど、レパートリーは10種類以上。
最近は『Mrs. GREEN APPLE』は最近のお気に入りで、カラオケでよくモノマネをしています。
力強い歌詞にパワーをもらえるんですよね。


ーーありがとうございました。最後に悩みを抱える方に向けてメッセージをお願いします。

弁護士相談はどうしても敷居が高いイメージがあると思いますが、問題を寝かせてしまうといいことはありません。
フランクに話をお聞きしますので、肩肘張ることなく、ぜひ安心して気軽にご相談いただけるとうれしいです。
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