離婚・男女問題の事例紹介 | 木村 洋平弁護士 川崎さくら法律事務所

取扱事例1

• 性格の不一致

【離婚事件】長年我慢してきた性格の不一致から夫と離婚したいと考えるに至り、財産分与を獲得して離婚に至った事例

【ご相談内容】
DVや不貞などといった法律で定められた離婚事由があるわけではありませんでしたが、長年蓄積した不満から夫から心は離れ、ずっと離婚を考えていました。しかし、夫が離婚の話し合いの席にすらついてくれず、どうしたら良いかわからないとのことで、ご相談に来られました。

【解決の過程と結果】
相談者様の離婚の意思は固いが夫は受け入れない様子だったので、このまま夫婦で話し合いを続けていても埒が明かないと判断しました。そこで、離婚に向けて手続を進めていくことにしました。まずは経済的基盤を確保した上で別居していただくことを提案しました。なぜなら、相手の配偶者にこちらが本気で離婚を考えていることを理解してもらうためと、万が一離婚に応じていただけない場合には一定の別居期間が必要となるからです。同時並行して、夫と直接面会し、ご依頼者さまも同席の元、複数回に渡り、離婚の話し合いをしました。その結果、ご依頼者さまのお気持ちが夫に伝わり離婚することができました。

【コメント】
離婚は当事者双方の合意があって初めてできるものであるというのが法の立て付けです。そのため、法定の離婚事由がない場合には、調停や訴訟を提起したとしても離婚成立まで持っていくのは非常に難しいです。
離婚に応じていただけない場合には一定の別居期間を設けることが得策となります。
もっとも、一定期間、婚姻関係を継続する必要がありますので、早期に離婚できません。
そこで、夫に離婚の合意をしてもらうべく、夫婦で話し合う機会を設け、私が同席のもと、離婚条件など提示しながら、粘り強く話し合いをすることにしました。
このように粘り強く話し合いを続けることによって離婚できるようなケースもあります。

取扱事例2

• 不倫・浮気

【不倫の慰謝料被請求事件】慰謝料請求された５００万円の慰謝料を５０万円まで大幅に減額した事例

【ご相談内容】
不貞相手の配偶者から５００万円の不貞慰謝料の請求を受けたため、可能な限り減額したいということでご相談にいらっしゃいました。

【解決の過程と結果】
ご依頼後、相手方の代理人と減額交渉を行いました。当初は減額を一切しないとの主張しておりましたが、不倫の期間・回数が少ないことを含めて粘り強く交渉し、慰謝料額が500万円から450万円減額となり、50万円を支払いすることで解決しました。