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やまにし やすひこ
山西 保彦弁護士
山西保彦法律事務所
西大路御池駅
京都府京都市中京区西ノ京下合町37レトロマンションⅢ201号
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可

インタビュー | 山西 保彦弁護士 山西保彦法律事務所

自己破産の申立ては年間75件、破産管財人や個人再生委員も経験。債務整理に強い地元・京都の弁護士

大手鉄鋼メーカーに勤めるなどした後、生まれ育った京都で独立した山西保彦法律事務所の山西 保彦(やまにし やすひこ)弁護士。
債務整理を柱に掲げ、自己破産申立てや個人再生申立てを通じて借金に苦しむ人たちの再起を後押ししてきました。
破産管財人や個人再生委員も務めるなど、その豊富な経験とノウハウには目を見張るものがあります。
何がそこまで自身を駆り立てるのでしょうか。
借金に悩む依頼者や、地元・京都への思いなどをお聞きしました。

01 これまでのキャリア

大手鉄鋼メーカーを辞め、司法試験に合格。地元・京都で独立して約10年

ーーサラリーマンから弁護士に転身されたそうですが、その経緯を教えてください。

自分が本当にやりたいことは、何だろうかーー。
会社員生活を送りながら、ある時期からそう考えるようになったんです。
そこで浮かんできたのが、「法律問題で困っている人の力になりたい」という思いでした。

大学は法学部に通っていたため、前から法律には馴染みがあったんです。
そこで一念発起し、司法試験にチャレンジしようと決心しました。

思えば、試験には何度もトライしましたね。
両親をはじめ周りの人には心配をかけましたが、一度決めたことですから、「絶対に引き下がれない」と強い覚悟で挑戦し続けました。
苦労した分、困っている人の悩みに共感する力を養うことができたような気がします。


ーー会社員時代はどんなお仕事をされていたんですか?

大手鉄鋼メーカーの神戸製鋼所に勤めていました。
とくに印象深いのは、入社1年目に、神戸市内の製鉄所が阪神大震災で被災したときのことです。
生産ラインがストップする緊急事態に直面しました。しかし、製鉄所の皆さんの努力で、わずか2カ月半で高炉に火入れがなされ、次々と生産設備が復旧していく姿を見る貴重な経験ができました。

製鉄所では生産管理に従事していましたが、作業服にヘルメットを着用して生産現場に行くこともよくありました。
会社勤めのおかげで、「顧客第一」の感覚が身についたようにも思いますね。
ですから、私には弁護士だからといって「偉い」とか、「先生」といった感覚がまったくないんです。


ーーその弁護士としてのキャリアは、もう約15年に及ぶんですね。

最初の4年間は神戸市内にある老舗の法律事務所で働き、幅広い事件を経験しました。

それから生まれ故郷の京都に戻り、現事務所を開業した形です。
私は京都市伏見区に生まれ、洛南高校、京都大学で青春時代を過ごしました。
一人前の力をつけたら、京都で独立しようと心に決めていたんです。

02 得意分野と強み

破産の申し立ては年間75件、破産管財人や個人再生委員も。一刻も早い再起を後押し

ーー現在はどんな事件を重点的に扱っているんですか?

最も力を入れているのは、債務整理です。
その件数はほかの分野をはるかにしのぐ多さで、これまで山のようにご相談をお受けしてきました。

なぜそれほどまで債務整理にこだわるのか。
それは、借金苦で窮地に立たされている方々を、一刻も早く救って差し上げたいからです。

貸金業者からの取り立てに怯え続ける日々は、本当につらいはずです。
場合によっては、職場にまで連絡が来ることも珍しくありませんからね。
どうにもならず、悲痛な声を届けてくださる方がたくさんいらっしゃるんです。


ーー弁護士を頼れば、状況は大きく変わると。

まず、面談でご相談者様の現状をお聞きしたうえで、具体的な解決策を話し合います。
税金などを除き、すべての借金をゼロにしてもらう自己破産の申立てをするのか。住宅ローンを支払っているマイホームがある場合などは、債務を減額してもらって3~5年の分割返済を可能にしてもらう個人再生の申立てをするのか。債権者との交渉により、将来発生する利息をできるだけカットして3~5年程度の分割返済を認めてもらう任意整理をするのか。

受任した場合は、受任通知を債権者に送付します。貸金業者からご本人への取立ては止まります。それだけでも大きな安心感が得られると思います。
私は具体的な解決策を一方的に押し付けるようなことはしません。
ご相談者様が何を守り、どんなことを大事にしたいのか。
ご要望や借金の状況などを踏まえ、複数の選択肢からベストな手段をご提案しています。


ーーその判断や、破産などの手続きを通すには何が求められるのでしょうか?

経験値がモノをいうはずです。
これまでどれほどの事案を扱ってきたか、件数が多い分だけ、自己破産にしろ個人再生にしろ、手続きの見通しを立てられるんです。

私は、自己破産は年間75件、個人再生も年間4件を申し立てるなど(2024年実績)、任意整理も含めて場数を踏んできました。
それに、裁判所から選ばれる破産管財人と個人再生委員を務めた経験もあります。

簡単に言えば、破産管財人とは破産者の財産を管理・処分する役割を担う人。
個人再生委員は、財産や収入を調査したり、再生計画案の作成について指示をしたりする人のことです。

つまり、第三者的な立場からもいろんな事案に携わってきたんです。
代理人弁護士として裁判所に自己破産や個人再生を申し立てる際には、管財人らにどこを細かくチェックされるか、大事なポイントがよくわかります。
その視点やノウハウを持っていることも、私の強みだと自負しています。

03 過去の解決事例

ギャンブルで膨らんだ数百万円もの借金。破産を申し立て帳消しに

ーー具体的な解決事例もお聞きしたいです。一例をご紹介いただけますか?

たとえば、ギャンブルによって借金が膨らんでしまった30代のサラリーマンからご依頼いただいたケースです。
消費者金融などから借金を重ね、いつの間にか数百万円に膨れ上がってしまったそうです。

このときは、依頼者さまのご希望通り、自己破産を申し立てることにしました。
そして、無事に裁判所から借金の支払い義務を免除する決定が出て、借金が0円になったんです。


ーーギャンブルによる借金は、返済免除の理由にならず認められない場合もあると聞いたことがあります。

ネットなどでは、どうもそういった一面的な情報が転がっているようですね。
ただ、ギャンブルが原因だからといって、必ずしも認められないわけではありません。
事案によって個別に判断されますが、裁判所から借金の支払い義務を免除する決定が出る可能性は十分にあります。

今はネットで情報を集められる便利な世の中ですが、すべてを鵜呑みにしないでいただきたいですね。
焦って判断せず、ぜひ一度ご相談いただけるとうれしいです。
生活を立て直すために、全力でお手伝いさせていただきます。


ーー頼もしいですね。今まさに悩んでいる人たちに、届いてほしい言葉です。

コロナ禍の特例貸付金の返済が始まり、さらにはこの歴史的な物価高にも見舞われ、ここにきて生活に苦しんでおられる方が顕著に増えているように感じます。

そんな方々に強くお伝えしたいのは、「決してひとりで思いつめないでほしい」ということです。

初回相談は無料ですし、弁護士費用が心配な方もご安心ください。
収入審査はありますが、「法テラス」を利用することも可能です。
法テラスを利用しない場合でも、弁護士費用は良心的に設定しているつもりです。

もちろん、借金以外のご相談も歓迎です。
交通事故、不貞の慰謝料請求をはじめとする男女問題も多く扱っています。
刑事事件では最近は盗撮の案件が多く、不起訴処分にした実績も複数あります。

04 依頼者への思い

問題解決まで、つきっきりで伴走。土日含め、電話は夜11時まで対応

ーー弁護士として大切にしていること、信念はありますか?

ご相談者様の目線に立って、親身になってお話を聞くことです。
私は途中で話を遮ったり、頭ごなしに否定したりするようなことは絶対にしません。
謙虚に、丁寧に、そしてじっくり、一人ひとりと向き合う時間を大切にしています。

そのためにも、事務所の電話相談は平日はもちろん、土日祝日を含めて夜11時まで対応していますし、ご依頼者様には携帯電話番号もお伝えしています。
事務所は自宅から近いので、すぐに駆けつけることもできますしね。
また、無料の駐車場もご用意しているので、お車でも気軽に来所いただけます。


ーーお仕事とプライベートの境目があまりないように見えます。でも、そこは問題ないと。

ええ、まったくストレスを感じません。
むしろ、電話をかけてくださったのにつながらず、困っていらっしゃらないだろうかーーと心配になって気を揉むことのほうが、よっぽど嫌なんです。

当事務所では、弁護士は私ひとりで切り盛りしており、最初のご相談から問題解決まで、つきっきりで寄り添うようにしています。
大手事務所ではなかなかできないような、心のこもったきめ細やかなサポート。
そこにメリットを感じてくださる方がたくさんいらっしゃるんです。

「困っている人の力になりたい」と誓ったあの日の思いを胸に、これからも地元・京都で暮らす方々のために力を尽くしていきたいですね。
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