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ふなえ りか
船江 莉佳弁護士
ホクレア法律事務所
四谷三丁目駅
東京都新宿区四谷2-13-27 KC四谷ビル2階
対応体制
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
注意補足

【完全予約制】初回相談は30分無料です(電話相談も可)。 当日・夜間・土日祝の面談も承っています。 分割払いの可否は事案によりますので、まずはご相談ください。 受任後のメール・ビデオ面談は可能です。

インタビュー | 船江 莉佳弁護士 ホクレア法律事務所

世の中の理不尽をなくしたい。依頼者さまの「心」に寄り添い、誠心誠意を尽くす

一般企業で商品企画・開発の仕事をしていたものの、一念発起して(旧)司法試験の勉強、弁護士としてのキャリアをスタートした船江 莉佳(ふなえ りか)弁護士。
(旧)司法試験に合格するまでにさまざまな壁や問題にぶつかってきたが、その経験もいまの弁護士業務に活きているとのこと。
インタビューでは船江先生の温かさや人柄の良さ、そして責任感の強さが伝わります。
今回は船江先生に、弁護士を目指した理由や解決へのこだわりについて伺いました。

01 弁護士になるまで

他学部出身、会社を退職して、出産や夫の海外転勤、ワンオペ育児。さまざまな壁にぶつかりながらも弁護士へ

――弁護士を目指した理由を教えてください。

小さい時から正義感が強くて、世の中の理不尽・不公平などが許せない気持ちが強い子どもでした。
そこで、高校生の頃には、法律の力で弱い立場の人を助けることができる弁護士という仕事に魅力を感じて、関心を持っていました。
ただ理数系が得意だったので、大学は理科系に進み、一般企業で医薬品などの商品企画・開発の仕事に就きました。

しかし、その間も弁護士への思いは断ちがたく、研修先でセクハラにあって抗議してもうやむやにされて非常に悔しかったこと、仕事で法律に触れてより興味が増したことなどもあり、30歳を目前にして自分の将来を考え、やっぱり弁護士になりたいと、一念発起し、会社を辞めて(旧)司法試験の勉強を始めました。


――弁護士になるまでに、さまざまな葛藤や苦労をされたそうですね。

当時はまだロースクールがなく、(旧)司法試験の時代で、司法試験専門の塾でゼロから法律の勉強を始めました。
法学部出身でなく法律の勉強をしたことがなかったので勉強も大変でした。

また、既に結婚していて出産も考えないといけない年齢で、今でいう妊活をしてもなかなか子どもができず、(旧)司法試験にはあともうちょっとのところで合格できず、精神的にとても苦しかったです。
子どもに恵まれてからも勉強を継続したかったのですが、夫の海外転勤先でのワンオペ育児で勉強を継続することがとても難しく、一旦は弁護士を目指すことを諦めました。

その後、帰国してこれからの自分の人生を考えた時に、弁護士になりたい、弱い立場の方に寄り添って困っている方の力になりたい、少しでも世の中から理不尽なことをなくしたいとの思いがやはり強く、勉強を再開することにしました。


――勉強されていなかった期間(ブランク)を取り戻すのは大変でしたか?

自分でも笑ってしまうほど忘れていました。
幸い子どもを保育園に預けることができましたが、ワンオペ育児は変わりませんでした。
そこで、子どものことを最優先にすると決め、「勉強できるだけで感謝!」と思って、家族が寝静まっている午前2時に起きて勉強したりして色々工夫し、必死に勉強したところ、翌年(旧)司法試験合格できました。


――そういった経験は弁護士の仕事をする上で役立っていますか?

はい、役立っていると思います。
ご相談やご依頼の事情は様々ですが、その方の大変さや、お気持ち、お考え等を理解することに役立っていると思います。また、どんなに解決が困難な事案でも諦めずに色々工夫して、依頼者さまにとって最善の解決ができるように粘り強く取り組む力となっています。

02 いまの弁護士事務所について

依頼者さまがリラックスして相談できる事務所を作りたい

――主にどのような分野を経験されましたか?

ホクレア法律事務所を開設する前に所属していた法律事務所では、多くの先輩弁護士がいて、一緒に様々な案件を担当しました。
それぞれの先輩弁護士が得意分野を持っていらしたので、さまざまな分野を幅広くかつ深く経験することができました。

たとえば、相続、離婚等の家庭の問題、不動産・賃貸関係、労働問題や会社や個人の損害賠償請求、企業法務などです。
また、医療問題弁護団に入り、患者の立場から医療過誤事件に取り組んできました。
無我夢中で事件に取り組み、先輩弁護士から多くのことを教わり、それがいまの自分の土台となっていると思います。

また、裁判所の視点から事案を見る経験をすることは弁護士の仕事に大変役立ちます。
そこで、東京家庭裁判所の家事調停官(非常勤裁判官)をし、その後家事調停員をしています。これまで離婚問題や遺産分割、遺留分などを多数担当してきました。


――ホクレア法律事務所はどんな事務所ですか?

2014年春に設立しました。
弁護士は、私と以前所属していた事務所の先輩弁護士である井澤光朗弁護士のふたりです。
事案によってはふたりで担当しています。
弁護士に相談するのは敷居が高いと感じていらっしゃる方が多くいます。
そこで、勇気を振り絞って相談にいらした方がリラックスし安心して話すことができる温かい雰囲気作りを心掛けています。
相談室は暖かい日差しが入るようにし、机や椅子は明るく落ち着いたものを選びました。

そして、事務所にいらした方が、悩んでいること、困っていることをお話しになり、弁護士のアドバイスを受けて、肩の荷を少し下ろしてほっとしてお帰りいただけることが大切と考えています。
思いつめたお顔で相談にいらしても、お帰りになるときには笑顔で「来て良かった」「先生に会えて良かった」と言ってくださる方が多くいらして、そういうお声をいただく度に大変嬉しい気持ちになります。

03 過去の事例

正解はひとつではない。多角的なアドバイスとサポート

――とくに印象に残っている事案はありますか?

弁護士になったばかりのころ、先輩弁護士と一緒に担当したDV離婚事件ですね。
夫から長年DVを受けていて、お子様たちとも疎遠になって家族の中で孤立されていた方で、初めてご相談にいらしたときは、あまりにも辛すぎて感情というものを失くされてしまったようでした。表情も失われて、ご事情などをお聞きしてもあまりお話しにならなくて。
でも、受任して親身に面談を繰り返していくうちに、少しずつ氷が溶けていくような感じで、表情が出てきてお話ししてくださるようになりました。

また、財産分与では単に財産を分ける、ということではなく、離婚後の人生設計のために必要なもの、という視点で解決しました。この視点は私が離婚事件を担当するときに欠かさないものです。
さらに、お子様たちは既に成人されていましたが、関係改善のために細やかな配慮をするようにしました。
離婚事件が解決した今では、お子様たちとも良好な関係となり、習い事をしたりして活き活きと生活されています。
この事件では、DV被害の過酷さだけでなく、弁護士として依頼者さまのお気持ちに寄り添い続けることの意義や大切さ、事件の解決方法は型どおりではなく百人百様であることを学び、今でも実践しています。


――解決方法にこだわりはありますか?

依頼者さま、相談者さまにとって最善の解決をすることを目指しています。
例えば、ひとくちに「離婚」といっても、置かれている状況やご希望によって適切な解決方法は異なります。これは離婚に限らず、あらゆる分野のあらゆる事案にいえることです。
そこで、まずは依頼者さま、相談者さまのお話をじっくりとお聞きし、今どうされたいのか、今後どうしていきたいのか、を整理していきます。

そして、弁護士として豊富な経験と法的な知識を基に、冷静に解決のポイントや見通しなどをアドバイスしながら、一緒に解決方法を考えて進めていきます。
丁寧で親身な対応には自信があり、実際に依頼者の方が感謝の気持ちを伝えてくださることがよくあります。

04 読者へメッセージ

法律は理不尽に立ち向かう力。多くの困っている人を救いたい

――船江先生にとって法律とは?

法律は最低限のルールです。
理不尽な出来事も、弁護士に依頼すれば法律の力で戦うことができます。
困っている人や理不尽な思いをしている人を救えるのが、弁護士の仕事だと思っています。
しかし、法律トラブルであるものの、法律だけで解決できない部分もあります。
私は法律では解決できない部分、依頼者さまの抱える根本的な問題なども解決できる弁護士になりたいと考えています。


――読者に向けてメッセージをお願いします。

弁護士に相談しようと思うようなトラブルは人生のなかで何度も経験するものではありません。
そのため「こんなこと、相談してもいいのかな」「私の悩みを受け止めてくれるのかな」「とりあえず相談するだけでもいいのかな」と、弁護士に相談することをためらってしまう方も多くいらっしゃると思います。
ですが、弁護士に相談することで、どのような解決方法があるのか、解決へのどのような道筋があるのかなどを知ることが可能です。
交渉や手続きも弁護士に任せられるため、ご自身の負担も大幅に軽減できます。

当事務所は相談しやすさを心がけておりますので、お気軽にご相談ください。
相談者さまの置かれている状況とご希望を踏まえた、最善の解決方法をご提案し、精一杯サポートいたします。
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