労働・雇用の事例紹介 | 杉山 弘剛弁護士 福岡大名法律事務所

取扱事例1

• 不当解雇・雇い止め・更新拒否

【労働問題】【解雇無効】

依頼者：30代男性

【依頼者の相談前の状況】
依頼者は長年にわたって相手方の会社に勤務していましたが、業務上の落ち度を理由に解雇を言い渡され、出勤を禁じられる状況となりました。会社側の主張する「落ち度」なるものは、到底解雇が認められるようなものではありませんでした。

【依頼者の相談後の状況】
当事務所から受任通知を送付し、解雇無効を主張しました。解雇に値する事由がないことは明らかだったものの、依頼者は職場への復職を望んでおらず、また早期解決を望んでいたため、解決金による示談を目指しました。
示談交渉の結果、会社が給与6ヶ月分の解決金を支払うことで早期に解決に至りました。

【解決方法、弁護士として果たした役割など】
解雇無効の案件では、法的には労働者有利の判断がなされることが多いのですが、精神的ショックを受けている依頼者の精神面のケアや当面の生活の維持等も問題になります。
本件では弁護士から失業保険制度や社会保険、再就労に関する方針についてもアドバイスをおこない、依頼者が不安を感じないように心がけました。

取扱事例2

• 未払い残業代請求

【残業代請求】

依頼者：40代男性

【依頼者の相談前の状況】
依頼者は勤務していた会社において適正な残業代の支払いもないまま長時間労働を強いられ、やむなく会社を退職しました。退職にあたり、会社に対して未払残業代の請求を希望していました。

【依頼者の相談後の状況】
依頼者の保有していた勤務時間に関連するデータ等をもとに当方の主張を組み立て、当事務所から受任通知を会社に送付して正確な就労時間のわかる資料の提出を求めました。
会社にも代理人弁護士がつき、実際の記録をもとに協議を行い、解決金300万円を取得して解決となりました。

【解決方法、弁護士として果たした役割など】
受任前の会社側の状況は問題のあるものでしたが、当方が受任通知を発送した後は相手方会社にも代理人がつき、誠意ある対応がみられたために早期の解決となりました。