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つじなか かなこ
辻中 佳奈子弁護士
辻中法律事務所
なにわ橋駅
大阪府大阪市北区西天満4-6-3 ヴェール中之島北13階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

初回のみ30分相談無料。ご相談希望の方は電話でご予約ください。

インタビュー | 辻中 佳奈子弁護士 辻中法律事務所

70年超の歴史を刻む事務所、20年のキャリア積む女性弁護士。代表弁護士の原点にある弱者救済への思い

戦後すぐに開業し、70年超の歴史を誇る辻中法律事務所の辻中 佳奈子弁護士。
祖父と父が弁護士という法曹一家に生まれ、大阪で弁護士としての道を歩み始めた後、北海道で道南エリア初の女性弁護士としてキャリアを積んできました。
先代から受け継いだ大阪市にある現事務所では、地域に根差し、一般民事から家事事件、企業法務まで幅広い事件を扱っています。
依頼者の納得を第一に、最後まで伴走し続ける覚悟をお聞きしました。

01 現在の事務所とこれまでのキャリア

戦後に開業し、70年超。道南初の女性弁護士が受け継ぐ事務所

ーー事務所名に「辻中」とありますが、代表を勤めていらっしゃるのですか?

もともと大叔父が戦後すぐ、昭和20年代に大阪で開業した事務所です。
その後父が受け継ぎ、現在は私とパートナーの男性弁護士で経営しています。
地域に根差して、もう70年以上の歴史を刻んできました。

ありがたいことに、顧問先の企業から長く厚い信頼をいただき、個人の方々からも紹介を含めて多くのご依頼をいただいています。


ーー法曹一家に生まれ、弁護士が身近な存在だったのですね。

高校生の頃から自然と弁護士を将来の職業として意識し始め、大学に通い出してから本格的に目指すようになりました。
「困っている人の役に立ちたい」という思いからです。

弁護士登録は2001年、もうキャリアは20年近くになりますね。
最初は大阪府内の別の法律事務所に入所し、企業法務をメインに経験を積みました。
そして、数年後に函館市(北海道)に移住することになります。
司法修習同期の弁護士と結婚し、彼が開業した事務所で一緒に働くことにしたんです。

当時、函館弁護士会では初の女性弁護士でした。
「道南初の女性弁護士」として地域の方々に歓迎され、地元の新聞に取材していただいたりもしましたね。


ーー函館の事務所では、どんな事件を担当されていたのでしょうか?

それまでの企業法務とは一転し、個人の方々からのご依頼がほとんどでした。
いわゆる「町弁」として、離婚や破産、相続など一般民事を中心に「なんでも任せて」というスタンスでいろんな事件に携わりましたね。

女性からの離婚や男女問題のご相談を受ける機会も多く、DV(家庭内暴力)被害者の支援団体と連携し、被害に遭っている女性たちの法律相談も積極的にお受けしていました。

その間に私自身も妊娠・出産を経験し、一人の母親として成長できたこともあり、函館は私にとって思い入れの深い場所です。

02 取扱分野と解決スタンス

ネットやAIにはない解決策。離婚や相続、キャリア20年の引き出し

ーー先代の事務所を受け継いだ現在は、おもにどんな事件を扱っているのですか?

大阪の現事務所でも、函館時代と同様に個人、企業を問わず、幅広い事件を扱っています。
件数ベースで多いのは離婚・男女問題や相続、交通事故あたりですね。
それ以外にも、不動産や借金・債務整理なども多く任せていただいています。

相続は遺言の作成や遺言執行、遺産分割に関する交渉や調停など、また離婚関連も親権や養育費など一通りの事案を扱っており、解決実績はたくさんあります。

決してニュースになるような大型事件をたくさん扱ってきたわけではありません。
それでも先代の時代も含めて70年以上、一つひとつの事件にしっかり向き合い、丁寧に処理してきた自負があります。


ーー長く続ける秘訣や、先代から受け継ぐ伝統のようなものはあるのでしょうか。

何か特段の秘訣があるわけではないと思うんです。
ただ、依頼者への対応や、一つひとつの作業に対しては、とにかく愚直に、誠実であることを常に心がけています。

例えば、裁判所への書面提出です。
通常、提出期限は裁判の1週間ほど前に設定されているのですが、私の父はどんなに忙しくても、期限の数日前には必ず提出していました。
些細なことかもしれませんが、きっとそういう小さな積み重ねによって、70年超を生き抜いてきたと思うんです。
それもあり、父はある自治体の顧問弁護士も任されていました。


ーー辻中先生も、そうした伝統やDNAを受け継いでいるわけですね。

私が大事にしているスタンスは、弁護士の考えだけで一方的に進めるのではなく、ご依頼者の納得を第一に最後まで伴走し続けることです。

もともと性格的に人の話を聞くことが好きなこともあり、ご依頼者の立場に立ってじっくりお話を聞き、それぞれの思いや要望に合わせて具体的なアドバイスをさせていただくようにしています。
「伴走・相談型の弁護士」とでも言えばいいでしょうか。


ーー杓子定規に法律に当てはめ、機械的に進めるわけではないということですね。

そうやって一足飛びに解決へと導くことだけが、決して真の解決だとは思いません。
ご依頼者が置かれた状況や心情は、当然ですが一人ひとり違います。
単に金銭的解決を図るだけならいいかもしれませんが、離婚・男女問題や相続をはじめ、感情的な対立や心のしこりは杓子定規の対応では取り除くことができないはずです。


ーー依頼者の「心」の納得を大事にされているのですね。

最近は、インターネットでもある程度の法律知識を得ることができます。
また、社会全体を見渡せば、AI(人工知能)が普及し始め、なかには「不要」と烙印を押される仕事や職業も出てきています。
もちろん、それによって享受できるものもありますが、弁護士の仕事はAIでは代替できないと思います。

一つひとつの事案はすべて異なるものです。
ネットの情報が、ご自身の問題と完全に一致することはおそらくないでしょう。
交渉や裁判では、相手との駆け引きも重要になります。
そこに生身の人間であり、法律を知る弁護士を介在させる価値があると思っています。


ーーしかも、事件の経験を積んだ分だけ、対応方法の引き出しは増えそうですね。

経験を積み重ねるほど、多くの選択肢をご依頼者に提供できる面はあると思います。
それに、当事務所は私と男性弁護士のふたりで共同受任することを基本スタイルにしています。
例えば離婚・男女問題なら、男女双方の視点でご相談させていただくことができます。

ふたりとも、弁護士歴は20年に及びます。
その分引き出しが増え、依頼者の要望に応じた多角的なアドバイスができるはずです。

03 今後のビジョン

仕事と育児、まちづくり。地域への思い胸に、歴史刻む決意

ーー事務所の経営と、育児をはじめとする家庭の両立は大変ではないですか?

まだ子どもたちが小さく、育児真っ盛りの頃は両立が大変でしたが、今は子どもたちもずいぶん大きくなりました。

それと、私自身は弁護士としてまちづくりに携わる活動もしています。
過去にはある自治体でまちづくりに関する条例制定に携わり、現在もまちづくり関連の審議会委員などを任されています。
法律家としての知見を、愛着ある地域に還元させていただきたい思いから、さまざまな活動に取り組んでいます。


ーーこれからも地域に根差して、ぜひ長く続けていただきたいと思います。

父たちの時代と比べると、今は弁護士がどんどん増えています。
単に事務所の歴史だけで選んでいただけるほど、甘い世界ではないはずです。
伝統ある事務所を引き継ぎ、さらに後世に紡いでいく責任は重大ですが、これからも私たちらしく続けていきたいですね。

それは、依頼者の立場に立って、愚直に、誠実に対応すること。
そして、それぞれの方々にとって最も望ましい解決策をご提示し、一緒に前を向いて歩んでいくことです。
ぜひ安心して、気軽にご相談にいらしていただきたいですね。

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