妻の不倫に関する慰謝料請求および訴訟の検討について
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はじめまして。 現在、妻の不倫が発覚し、離婚および不倫相手への慰謝料請求を検討しております。 状況についてご相談させていただきたく、ご連絡いたしました。 【状況】 • 結婚7年目、未成熟児の子供が3人おります。 • 妻の不倫が発覚しました。不倫期間は約2ヶ月で、妻から誘ったことが相手側の証拠で判明しています。 • 不倫発覚の経緯は、妻の不倫相手が既婚者であり、相手の奥様から妻へ慰謝料請求があったことです。 • 妻は支払い能力がなく、私に自白しました。 • 私は不倫発覚まで妻の行動に気づかず、不倫の証拠はありませんが、妻と不倫相手は不貞行為を認めています。 【相談内容】 1. 証拠がない状況での慰謝料請求について - 不倫相手へ慰謝料300万円を請求予定ですが、証拠が不足している中でも請求は可能でしょうか? - 証拠がない場合でも、相手が不貞を認めていることを証拠として活用できますか? 2. 訴訟をすべきかどうか - 相手から減額交渉を受けた場合、どの程度の減額が相場でしょうか? - 交渉が難航した場合、訴訟を検討すべきでしょうか? - 訴訟に進んだ場合のメリット・デメリットについてもお聞きしたいです。 ご多忙のところ恐縮ですが、アドバイスをいただけますと幸いです。 お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
匿名希望 さん ()
弁護士からの回答タイムライン
- 【相談内容】 1. 証拠がない状況での慰謝料請求について - 不倫相手へ慰謝料300万円を請求予定ですが、証拠が不足している中でも請求は可能でしょうか? - 証拠がない場合でも、相手が不貞を認めていることを証拠として活用できますか? 相手が不貞を認めている場合には、証拠は不要ですが、後日、供述を翻す可能性もありますので、最低限、妻からの自白は書面化(誓約書等)しておくべきと考えます。 2. 訴訟をすべきかどうか - 相手から減額交渉を受けた場合、どの程度の減額が相場でしょうか? 今回の不貞が原因で離婚する場合、200万円から250万円程度と思料します。 - 交渉が難航した場合、訴訟を検討すべきでしょうか? 相手の支払能力(最終的に強制執行による回収が可能かどうか)を検討する必要があります。 - 訴訟に進んだ場合のメリット・デメリットについてもお聞きしたいです。 メリットとしては、勝訴判決を得た場合、相手が支払いを拒んだ場合でも強制執行による回収が可能なこと、デメリットとしては、最終的な解決まで、時間と費用(裁判費用、弁護士費用等)がかかるということです。
- 匿名希望さん理崎智英先生 ご教授ありがとうございます。 “今回の不貞が原因で離婚する場合、200万円から250万円程度と思料します。” →いずれ裁判へ進んだ場合、(仮に)妻から150万の慰謝料を受け取っている場合、250万ー150万=100万円になったりするのでしょうか?
- →いずれ裁判へ進んだ場合、(仮に)妻から150万の慰謝料を受け取っている場合、250万ー150万=100万円になったりするのでしょうか? 単純な引き算ではありませんが、妻から受領した慰謝料については慰謝料の金額を検討するにあたり考慮(減額)されます。
- 匿名A弁護士1 ご自身が請求をかけた場合、当人らが否定に転じる可能性や、追加の証言・証拠を得られなくなる可能性がありますので、一応事実関係の確認と証拠固め(クレジットカードの利用履歴であったり、通話、メール、Line)をまずされるべきです。 不法行為日を特定できないと訴状作成時に悩むことになります。 2 離婚が成立していない段階では交渉が難航することが予想されます。 相手妻⇒相談者妻 慰謝料 相談者⇒相手夫 慰謝料 家計が同じ状態ですと差引0ではないかと相手方としては考えます。 相談者妻に資力がないのであれば猶更です。 とはいえ請求だけはしておかれて、離婚に関する話し合いや妻側の対応を踏まえて 訴訟するかどうかはご検討なさるとよいかと思います。請求金額が大きい場合は地裁 案件となりますので、手続き的な負担は大きくなります。
- >1. 証拠がない状況での慰謝料請求について >- 不倫相手へ慰謝料300万円を請求予定ですが、証拠が不足している中でも請求は可能でしょうか? >- 証拠がない場合でも、相手が不貞を認めていることを証拠として活用できますか? 【不倫発覚の経緯は、妻の不倫相手が既婚者であり、相手の奥様から妻へ慰謝料請求があった】、【妻と不倫相手は不貞行為を認めています。】という事情があることからすれば、貴方側の証拠不足についてはあまり心配しなくてもよいように思われます。先々、不貞相手が供述等を覆す可能性もないではないですが、その場合は、不貞相手の妻から貴方の妻に対する請求根拠にも影響を及ぼすという意味で表裏の関係にあると思われます。 >2. 訴訟をすべきかどうか >- 相手から減額交渉を受けた場合、どの程度の減額が相場でしょうか? >- 交渉が難航した場合、訴訟を検討すべきでしょうか? >- 訴訟に進んだ場合のメリット・デメリットについてもお聞きしたいです。 【不倫期間は約2ヶ月】と必ずしも長期ではないものの、【結婚7年目、未成熟児の子供が3人】という事情からすると、仮に離婚に至れば、250万円前後の慰謝料となる可能性があるでしょう。減額については、貴方の気持ちの問題もあるとは思いますが、150〜200万円くらいで合意するということも考えられます。双方の言い分等に開きがあり、交渉での解決が難しい場合は訴訟を検討せざるを得なくなります。メリット・デメリットについては、もう少し踏み込んだ具体的検討も必要になると思いますので、個別に弁護士に相談し、アドバイスを得るとよいと思います。
- 匿名希望さん髙橋俊太先生 ありがとうございます。 【結婚7年目、未成熟児の子供が3人】という事情からすると、仮に離婚に至れば、250万円前後の慰謝料となる可能性があるでしょう。 ⇨お相手は結婚8年目で未成熟児が2人です もし相手夫婦が離婚に至った場合、妻にいくらの慰謝料となる可能性がありますか?
- >⇨お相手は結婚8年目で未成熟児が2人です >もし相手夫婦が離婚に至った場合、妻にいくらの慰謝料となる可能性がありますか? 単純比較とはなりますが、双方が同じような家族状況ということになりますので、双方とも離婚となれば、同額程度の慰謝料ということになると思われます。なお、双方とも離婚せずに夫婦間の経済的同一性を維持したままの示談となる場合は、いわゆる相殺によってゼロ和解ということになってしまう可能性もあるケースだと思われます。
この投稿は、2025年3月18日時点の情報です。
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