2年前の国際ロマンス詐欺の件でご相談です。
2年前にInstagram経由で中国人であろう方からロマンス詐欺にあいました。
母にも借りてしまい、1800万近くです。
愛情というより、取り戻そうとする焦る気持ちで被害額が膨らみました。
アプリによる投資をすすめられ、お金は全て銀行口座で、5名ほど。
相手とのInstagramとLINEのやり取り、
口座に入金したときのスクリーンショットも全て残していて、ある詐欺返金に強いという弁護士の方に依頼しました。
被害分配金の結果連絡を今年に入り受けました。
複数人の口座のお金はほとんどなく、着手金もまかなえないくらいでした。
口座は日本人ですが、犯人は外国人のようだとのことでした。
現在内容証明による圧力をかけている段階だと聞いていて、この半年くらい同じ報告で止まっています。
契約の段階で心が焦っていて、警察への報告や返金額の見込みの可能性等を確認しておらず、この件を相談してもはっきり分からない、ケースバイケースだとしか回答がきません。
弁護士の方曰く、以前ロマンス詐欺案件で解決に当たっている最中、依頼者が犯人と繋がっていてとりのがしたとのことで、ここも危惧されているのかな?と想像しています。
そのため、あまり詳しく聞く事が憚られています。
そして、警察に関しては弁護士への契約を先にしたことで、やるべき事を伺ったときに指示されなかったため、していないままです。
母にも、まだ相手方に送金してしまったことを伝えていません。(弁護士の方が比較的解決が早そうな手応えを最初に言われていたので、返ってきたらすぐ返せる!と思った事が流です。)
話がまとまっていませんが、2年の月日が経ってこの状況であることは、見込みがほとんどないと捉えた方が良いですか?
私のいう見込みは、金額として半分以上は返ってくる事もあるかどうか?という見込みです。
一円でも返金されたら返金だと言う言い分もあるかなと最近不安に感じているからです。
ご相談者様のケースがこれに該当すると申し上げるものではありませんが、国際ロマンス詐欺は回収の見込みがかなり低いです。
東京弁護士会からは以下のような注意喚起も出ていますので、ご不安な点などは、ご担当の弁護士と十分にコミュニケーションをとっていただくと良いと思います。
https://www.toben.or.jp/know/iinkai/hibenteikei/news/post_7.html
契約後一年経過したころから、心が少し落ちついてきて、返金に関しての情報をよく見るようになり、返金がかなり難しいことはインターネットの情報でたくさん見ていて、そこも不安材料にはなっています。
私の件では、内容証明は数名受け取っており、数名は受け取り確認がない状態らしく、これを少し繰り返しながら圧力をかけていき、裁判等も考慮しながら進めていくとのことでご連絡いただいています。
他の契約者の方のレビューなどをみると、
対応が遅いとか着手金を返してもらった等の意見もあったり、感謝のレビューもあったりさまざまですが、着手金を返してもらうケースも比較的あるものですか?
現状で弁護士の方に聞いておいた方が良い事や、聞き方のポイントなどがあれば教えてくださると助かります。
弁護士への質問は、ご依頼されているのですから、気になることは全て聞いていただくのが良いです。
既に事件処理に着手しているようなので、一般的には着手金の返金は難しいですが、委任契約書の内容や事件処理の程度など、ケースバイケースです。
(事務員などのスタッフではなく)弁護士と直接話をされてみてください。
それでもご心配であれば、他の弁護士にセカンドオピニオンされると良いと思います。
2年経っても内容証明で、裁判外の交渉をしているのであれば、話し合いで解決する可能性は低いかと思われます。
着手金の返金等については事務所次第ですが、事件に着手している状態では基本的に返金に応じてくれない事務所が多いかと思われます。
依頼している弁護士には、現状や今後どう動くのか、回収可能性についてどのような見込みか等疑問や不安に思っていることは確認をされた方が良いでしょう。