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もり あきと

森 亮人弁護士

まりん法律事務所

女学院前駅

広島県広島市中区鉄砲町1-20 第3ウエノヤビル8階

対応体制

  • 法テラス利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可

注意補足

・初回は原則来所面談でお願いしておりますので,予約をお取りください。 ・電話相談とメールでの相談は対応しておりません。 ・次の分野は初回相談料無料です。  ①労働問題 ②相続・遺言 ③交通事故の被害者側 ③借金問題

新幹線の運転士というユニークな経歴を経て弁護士に。世のため、人のために様々な法的トラブルを抱える企業や個人に寄り添う

広島にある、まりん法律事務所の代表を務める森 亮人先生。
前職は鉄道会社で会社員として勤務し、そのときに新幹線の運転士をしていたこともあるというユニークな経歴をお持ちです。
会社員として働いた経験を強みに、企業法務や労働問題も得意としています。
自然体で柔らかな性格と、持ち前の正義感の強さで、とことん人と向き合うことを大事にしている森先生に、お話を伺いました。

01 弁護士を目指したきっかけ

会社員を経て弁護士に。好きと強みを活かすべく一念発起、法曹の道へ


――前職は鉄道会社にお勤めだったと伺いました。

大学は法学部で法律を勉強していましたが、「世のため、人のため」になる仕事がしたいと思っていたため就職活動では公益に関わるインフラ系の企業を志望し、就職活動を行っていました。
私はOB訪問を積極的に活用させていただき、多くの先輩社員とお話させていただきましたが、特に魅力的な方ばかりだと感じて第一希望にしていた大手鉄道会社に無事に内定をもらえましたので、その鉄道会社に就職することに決めました。
採用されたのは総合職としてでしたが、入社してしばらくの期間は、鉄道の基本を学ぶという意味で鉄道の現場で勤務しました。
その期間に、国家資格の新幹線運転士の免許も取得して、新幹線運転士業務もやりました。
駅員、車掌、運転士としての仕事は、毎日駅で、直接お客様とも関われる点が大好きでしたね。
ただ総合職採用だったので、現場での勤務後は、管理部門や後方支援部門として本社や支社の業務に従事することになったんです。


ーー現場に出る機会が少なくなったことで、お気持ちに変化があったのでしょうか?

いわゆるデスクワークの仕事になり、会社全体の経営計画立案や現場で働く社員の後方支援に関わる業務は、それまでと違ってマクロな視点で物事を捉えることが求められました。
そのような業務も大きなやりがいが感じられました。
しかし少しずつ、運転士等として働いていたときのように、お客様と直接関わり、喜ぶ顔をみることができるような近い距離感で働きたいという思いが増してくるようになりました。
それと同時に、社会人になるまでは自分でも気づけていなかったのですが、自分は人よりもある部分が得意だと、強みを発見できたものがありました。
何かというと、私は会社に入ってから現場経験も含めて複数の部署で働きましたが、どこの部署でも年齢や育った環境、学歴もバラバラな仲間たちと働いていました。
私はそれらの垣根を超えて、どこの部署でも上司や先輩、同僚などの仲間たちと比較的すぐに打ち解けることができたので、自分の対人関係構築力や、コミュニケーション能力は強みなのではないかと思ったんです。
あるとき、飲み会の席で50歳前後の先輩から言われた「森君ならどこへ行ってもうまくやっていけるよ」という言葉はとても嬉しかったですね。
この言葉にも背中を押され、自分の好きと得意を活かしてみたいと思いました。


ーーそこから、弁護士を目指したのでしょうか?

はい。前述のとおり、お客様と直に接することができ、尚且つ自分の対人関係構築力やコミュニケーション能力を活かせるという前提で考えたとき、資格を有する士業というのが思い浮かびました。
そして元々大学で法律を学んでいたので、士業の中で弁護士という選択肢が自然に決まりましたね。
また、自分が頑張って取り組んだ仕事で成果を出せたときに、お客様に貢献できたということを肌で実感できるような環境を求めていたのもあったので、自分で裁量を持って自分の責任で仕事がしたいという気持ちも芽生えていました。
その点も弁護士なら合致するということから、魅力に感じました。

弁護士なら一人ひとりのお客様と真摯に向き合い、自分の力をダイレクトに相手のために活かせる。
そう感じ、5年勤めた会社を離れ、一念発起して、ロースクールに通い始めました。

33歳で司法試験に合格し、34歳のときに弁護士として働き始めました。
東京の弁護士事務所や広島の弁護士事務所で経験を積み、広島の街の皆様とたくさんのご縁でつながれるようになったタイミングで、2020年7月に独立開業してまりん法律事務所を立ち上げました。

02 弁護士としての強み

企業勤め経験がある弁護士として、働く人・企業に寄り添う


ーー森先生の強みは、どんなところにありますか?

企業法務や債権回収、契約書の作成など、法人様からのご相談が得意です。
例えば、社内で決裁の承認を得るための手順や、職場の中での上司・先輩・部下・後輩・同僚等との関わり方・コミュニケーション。
会社で働いていれば当たり前のことですが、実際に「会社で働いた経験」があって具体的な場面を想起できることが、弁護士として相談を受ける上での強みになっています。
また、私は広島の商工会議所に所属して約4年になりますが(2021年6月時点)、この商工会議所活動で多くの会社の経営者の方から話を聞く機会に恵まれています。
それによって、世の中には星の数ほどたくさんの業種・ジャンルの会社が存在しますが、比較的多種多様な業種・ジャンルに通じていると自負しています。
おかげさまで、初めて相談を受ける会社の方からまずは自社のビジネスの話を説明してもらう際にも、ある程度予備知識を持っているために迅速に理解が進んだり、そのビジネス固有の豆知識を知っていることで親近感を感じてもらえたり、などのメリットを感じることが数多くあります。


ーー実際に企業で働く方からの相談も多いのでしょうか?

多いですね。
会社員が悩みを抱える、「パワハラ」や「セクハラ」などの相談も、私自身が会社で働いていた経験があるので、イメージが湧きやすいんです。

また、前述のとおり広島の商工会議所にも加入して、中小企業の経営者の方々とも話をすることが多いです。
そういうリアルな経営者の悩みや苦労を日頃から聞いているので、初めて相談に来られた会社経営者の相談にも、親身になって寄り添えるんだと思います。

あとは、基本的なことですが、鉄道会社の社員として働いていたので、決められたことを正確に、時間通りにやり遂げることが得意です(笑)

03 弁護士として、大事にしていること

困ったときに、思い出してもらえる存在でいること


ーー普段は、どんなことを大事にされていますか?

人間としての「森 亮人」を好きになってもらうことを大事にしています。
昔から、竹を割ったような性格だね、と言われることが多いんです。表裏がない、というか(笑)


ーー率直に意見を述べることを大事にしているのでしょうか。

そうですね。
会社の経営者様や個人の相談者様のために、そのお客様ファーストの観点から、一番いいと考える方法を正直に伝えています。
AもBもCも、色々な方法がありますよ、ではなく、現実のアクションにつなげられるように、意思決定まで手伝うことを意識しています。
どの選択肢を選ぶかという意思決定の軸は、そのお客様ごとに異なるので、まずはそのお客様にとって何を優先したいのかというプライオリティを一緒に整理することから始めます。
経済的利益を最大化することを重視したい方なのか、解決のスピードを上げていきたい方なのか、などを配慮しながらご提案します。
弁護士に相談に来る前に、そういうプライオリティをあらかじめ整理できている方なんて非常に稀で、いきなりトラブルに巻き込まれてその部分もまだ混乱して整理できていないというのはごく当たり前のことなので、私との相談を経てまず頭がすっきり整理できたから良かった、と喜んでいただけることも多いですね。


ーー相談者のニーズを優先して考えていく。素敵ですね。

「今すぐ森弁護士に相談しよう」、とならなくても、困ったときに「そういえば、森先生がいたな。」
と思い出してもらえるような人でありたいですね。そのための関係性作りを、日頃から心がけています。
そもそも弁護士に依頼するタイミングって、自分がトラブルに巻き込まれていない限り全く発生しないですし、そんなトラブルに遭わない生活の方が幸福に決まっているんですよね。
だから、お会いする人に営業を掛けていくことって、一般的に弁護士にとってはあまり意味がないと思うので、それよりもむしろ本当に困ったタイミングで真っ先に思い出してもらえる存在でありたい、と常日頃思っています。


ーー森先生は、刑事事件も多く担当されてきたんですよね。

実は、私はこれまで刑事事件を100件以上担当してきました。
これは私の弁護士歴からすると、けっこう多い方だと思います。
私が弁護士として働く理由は、究極的には、世の中から犯罪を減らしたいからなんです。
弁護士って、犯罪者という悪い人を擁護するイメージがありますよね。
ただ、検察官が被害者や社会の治安を守るように、弁護士は被疑者・被告人を守る立場でもあるんです。
つまり、被疑者・被告人と一番近くで接することができるのは、弁護士だけなんです。

もちろん、私も犯罪を憎んでいますが、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉はとても深い意味があると思っています。
「この人たちはなんで罪を犯してしまったのか」に寄り添いたいですし、そこに至るまでにいろんな複雑な境遇があることを理解し、汲み取ることで、被疑者・被告人の人たちがほんの少しでも前向きに立ち直ろうと誓ってくれる瞬間に立ち会いたいと強く思っています。
そして、犯罪のない平和な世の中を作り、社会に貢献していきたいと思っています。
その意味で、結局は裁判官も検察官も弁護士も、目指す究極の目標は一致しているのだと、私は考えています。

04 今後の展望

社会に貢献できる弁護士として生きてゆく


――今後はどんな弁護士を目指していきたいですか。

弁護士として、同業者や周囲の仲間・知人から信頼される人になりたいです。
弁護士を引退するまでには、弁護士として社会的に大きな業績を何か1個はあげたいと思っていますが、世間の注目を集めやすい派手で目立つ事件にばかり取り組むのではなく、社会の目立たない所でも困窮している人はまだまだ数多くいるので、地道にそういう人たちを一人ずつサポートしていきたいと思います。
鉄道会社勤務時代から、「世のため、人のため」に生きていきたいという気持ちが強く、正義感が強かったんです。加えて、地道に一歩ずつ前に進んでいくという根気強さや手堅さも、鉄道会社で学ばせていただいた素養だと思っています。
鉄道会社から転身するきっかけになった、「人との関わり」が大好きだという気持ちと、そこに対しての自身の強みを活かしながら人間として信頼される弁護士を目指していきたいです。

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