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かまだ よしたか
釜田 佳孝弁護士
大和法律事務所
南森町駅
大阪府大阪市北区西天満6-7-4 大阪弁護士ビル5階511
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

法テラス・分割払い・後払いについては要相談になります。 初回相談は30分無料で実施しています。 メール相談は案件によってお受けできない場合もございますので、ご了承ください。

インタビュー | 釜田 佳孝弁護士 大和法律事務所

キャリア40年超、知的財産や債務整理に詳しく、相続案件も多数従事。大阪の代表弁護士が依頼者と歩んだこれまでの半生

40年以上もの長い間、第一線を走り抜けてきた大和法律事務所の釜田 佳孝(かまだ よしたか)弁護士。
とくに知的財産や債務整理に詳しく、相続や借金、不動産、さらには詐欺をはじめとするネットやSNS上で起こるトラブルなども積極的に扱っています。
その豊富な経験を武器に、依頼者の窮地を何度も救ってきました。

01 これまでのキャリア

大阪で40年超。知的財産や債務整理に詳しく、相続など個人案件も

ーー弁護士歴は何年になりますか?大のベテランでいらっしゃいますよね。

キャリアはもう40年以上になります(2025年1月現在)。

駆け出しの頃が懐かしいですね。
今の若い弁護士はどうかわかりませんが、当時は馬車馬のように猛烈に働きましたよ。

毎日深夜まで残業し、週末も休みはほとんどなし。
割り当てられた案件を必死にこなそうと、寝る間も惜しんでとにかく仕事に没頭しました。
今では考えられないような時代ですね。

体はクタクタでしたが、それでも最後までやり遂げるーー。
そんな考え方や姿勢を、体に染み込ませました。


ーーそれが血となり肉となり、力をつけてきたと。

スキルアップにつながったのは間違いありません。

当時勤めていたのは、大阪ではハードワークすることで有名な事務所だったんです。
同世代のほかの弁護士と比べても、膨大な量の事件を任されていました。
その種類も個人、法人を問わず多岐にわたるうえ、一般的な分野だけでなく知的財産などもみっちり学びました。

5年の修行期間を経て、独立して事務所を開設したのは1987年のこと。
それから40年近くにわたって、さまざまなご相談をお受けしてきました。

現在も、個人案件ではとくに相続や不動産、債務整理、ネットやSNS上の著作権侵害や詐欺案件を中心に、幅広い事件を扱っています。
それと、中小企業法務です。
一般法務や知的財産に加えて倒産法にも強く、大型案件にも携わってきました。

02 得意分野と実績①

弁理士に登録。特許をめぐる大型訴訟に従事、個人間の著作権トラブルも

ーー長いキャリアのなかで、いろんな事件に携わってこられたんですね。

大きな事件でいえば、「松下・ブラウン事件」というものもあります。

電気シェーバーで有名なドイツのメーカー・ブラウンが、松下電器産業(現パナソニック)に自社の特許を無断使用されたとして損害賠償を求めた事件です。

私はパナソニック側の代理人として訴訟に臨んだんですが、どうも分が悪く、多額の賠償金を支払う羽目になりそうだったんです。
ただ、簡単に負けるわけにはいきません。
そこで、ある手段を取ることにしました。


ーーどんな手段ですか?

「クロスライセンス」と呼ばれる契約を持ちかけたんです。
お互いの特許権を利用できるようにする契約のことです。

というのも、パナソニック側もブラウンにはない独自の技術を持っていたんです。
ブラウンからすれば、それは喉から手が出るほどほしいもの。
ですから、今回は特許権侵害を認めるものの、それを不問に付してもらう代わりに違う技術を提供するのはどうかと提案したんです。

それが成功し、損害賠償を負うリスクを回避することができました。
そのうえで、両社は技術提携することで合意したんです。


ーー双方にメリットがあるかたちで解決したんですね。

あれは大企業間の争いでしたが、特許は技術を売りにする中小企業にも関わる問題です。
訴訟などトラブル発生後の対応はもちろん、特許の出願や登録、他社の特許を侵害していないかどうかの調査なども必要になります。

その点、私は特許をはじめ知的財産を扱う国家資格の弁理士にも登録しており、手厚くサポートさせていただけるはずです。
デザインに関する意匠権や商標権などにも精通しています。


ーー知的財産は、私たち一般の人にも関係があるんでしょうか?

大いにあると思いますよ。
とくに多いのが、X(旧Twitter)の投稿をめぐるトラブルです。

たとえば、他者がポスト(投稿)した写真を本人の了解を得ないまま転送したり、トリミングして使用すること。
これは著作権の侵害に当たります。

ほかにも、個人事業主の方が第三者の写真やイラストを無断でご自身のホームページで使用したりすることも、明確な著作権法違反です。
たとえ悪気がなくても、誰もがトラブルに巻き込まれる恐れがあるんです。

03 得意分野と実績②

ネットやSNS詐欺の回収に尽力、借金も解決へ。色褪せない現場への思い

ーー先生はネットやSNSにも詳しいんですか?

弁護士同士で情報交換する会合などに参加し、日々勉強しています。

これはなにも、ネットやSNSの問題に限ったことではありません。
質の高いリーガルサービスを提供するには、時代の変化に合わせて知識をブラッシュアップしていかないといけませんからね。

私と同じくらいのキャリアや年齢になると、なかには第一線から退き、事務所経営に専念するような弁護士もいらっしゃるでしょう。
ただ、私は今も現場に立ち続け、研鑽(けんさん)に励んでいます。


ーーすばらしいですね。頭が下がる思いです。

いいえ、そんなことありませんよ。
それが依頼者さまのためになるなら、まったく苦にならないどころか、率先して学ぼうという意欲が自然と湧いてくるんです。


ちなみにネットやSNS絡みでは、最近は詐欺、消費者被害のトラブルが深刻化していることも心配です。

お金をだまし取り、最後は会社を畳んで行方をくらますーー。
今はネットやSNSでの被害が目立ちますが、そうした詐欺的な行為や悪徳商法は、形は違えど昔から後を絶ちません。


ーー手口も巧妙化しているように見えます。被害に遭うと、回収するのは難しいんですか?

簡単とはいえませんが、回収できる可能性もあります。
相手は警察に告発されたり、マスコミに報道されたりと、それを表沙汰にされることを恐れます。

ですから、居場所や連絡先を探し出し、足元を見ながら交渉するんです。
うまくプレッシャーをかけることで、返金に応じるケースもあります。
過去には、9割ほど返してもらったこともありましたからね。
それでも強硬な態度を崩さないようであれば、訴訟に出るなり別の法的手段を取ります。

黙っていては、相手の思うツボです。
決して泣き寝入りせず、一度私にご相談いただきたいですね。


ーーそれで多額の借金を背負ってしまう。そんな事態も考えられますからね。

借金問題についても、「もう返済できない」と悲痛な叫びが日々寄せられています。
企業に目を向けても、円安や人手不足などから倒産件数が増えているようです。

破産するか、再生の道を探るか。
私はとくにバブル崩壊以降にご依頼が急増した時期から、債務整理の場数も踏んできました。
みなさんのご希望を叶えられるような解決策を見つけ出せるはずです。

ほかにも、遺言書の作成や遺産分割をはじめとする相続、不動産や建築トラブルなどのご相談も積極的にお受けしています。
なんでも気軽にお声がけいただきたいですね。

04 弁護士としての信念

「依頼者さまの力になりたい」。衰えない情熱と、現役を続ける覚悟

ーー40年以上もの長い間、第一線にいらっしゃる原動力はどこにあるんですか?

依頼者さまの信頼と期待に応えたいーー。
それが一番の原動力ですね。

ご相談にいらっしゃるのは、救急車で運び込まれた救急患者のような方々です。
「私がやらなければ、誰がやるんだ」「何がなんでも、助けないと」と、気持ちが奮い立つんですよ。

ですから私は、どんな事件も一人ひとりに親身に寄り添いながら、目的を達成するために徹底的に力を尽くします。

私にはそれを達成できるだけの経験値の高さ、引き出しの多さがあると自負しています。
どれだけイレギュラーな事態に陥っても、たとえ可能性が低いといわれても、長年積み上げてきた事件解決のノウハウと蓄積からヒントや糸口を見つけ、固い扉をなんとかこじ開けるんです。


ーー頼もしい限りです。たまには息抜きもされているんですか?

標高1,000メートル前後の低山を登るのが、趣味と日課ですね。
長い間続けていて、登るたびにFacebookに写真や感想を載せています。
道中はしんどいですが、山頂でキレイな景色を眺めたり、下山して日帰り温泉に入ったり、それが至福の時間なんです。

これだけキャリアを重ねた今でも、私の心は依頼者さまの力になりたい思いで満ちあふれています。
気力が続く限り、まだまだ長く現役にこだわっていきたいですね。
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