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しばた けいすけ
柴田 啓介弁護士
A&S福岡法律事務所弁護士法人
天神駅
福岡県福岡市中央区天神2-12-1 天神ビル10階
対応体制
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

「初回相談」については、原則として「面談のみ」としています。 また、面談相談は、完全予約制となりますので事前にご予約ください。

インタビュー | 柴田 啓介弁護士 A&S福岡法律事務所弁護士法人

裁判官として関わった事件の数だけ出会った弁護士。その経験を活かし、企業をサポートする弁護士に

福岡市にあるA&S福岡法律事務所弁護士法人に所属する柴田 啓介(しばた けいすけ)弁護士(福岡県弁護士会)。
弁護士を目指して司法試験に合格しましたが、司法修習を受けるなかで裁判官になりたいと感じました。
以来、16年間裁判官として活躍してきましたが、あることを理由に弁護士に転向します。

しかし、先生には、裁判官や弁護士といった職業に関係なく、困っている企業や人々への強い気持ちがありました。

01 弁護士になったきっかけ

早い段階でサポートを。裁判官の経験から感じた弁護士の意義

――法学部に入学されたときは、どのような仕事に就きたいと思っていましたか?

実は、もともとは弁護士になろうと思って司法試験の勉強を始めました。
当時は、幅広い法律の知識やスキルを身に着けて、多くの企業や人に貢献したいと思っており、弁護士としてそういった貢献をしたいと考えていました。

ただ、司法試験合格後に司法修習という研修のなかで裁判官の仕事に間近で触れる機会があり、裁判官に興味を持ちました。


――裁判官のどのような部分に興味を持ったのですか?

弁護士は依頼者さまのご意向に基づいて法的な権利を主張します。
しかし、裁判において最終的に結論がどうなるかを判断するのはあくまでも裁判官です。

裁判においては、いくら優秀な弁護士が正当に主張しても、それを裁判官が適切に判断できなければきちんとした紛争解決は望めません。
紛争を適切に解決する裁判官のスキルとマインドを身に着けて社会に貢献したい。そう思って、裁判官になろうと決めました。


――その後、再度、弁護士になろうと思った理由は何だったのですか?

裁判官として働くなかで、多くのさまざまな事件を担当してきました。
裁判官の仕事は重い責任を伴いますが、やりがいの多い仕事でした。しかし、裁判官をしていて感じたのは「裁判官は紛争が発生した後の対応しかできない」ということです。

裁判を担当していてこう感じることが少なくありませんでした。
もっと早い段階で弁護士に相談していれば、違った解決もできたのではないか?、と。

その点、弁護士は、紛争発生後や訴訟対応のみならず、紛争・裁判になる前の段階から依頼者さまの紛争の予防や紛争の早期解決に力を注ぎ、そのビジネスをサポートすることも可能です。
私が弁護士になりたいと思ったのは、裁判官を経験し、弁護士の活動可能領域の広さを感じたことが理由です。

また、裁判官は、通常3年に1度全国各地を転勤します。ライフイベントの発生や家庭の事情によって転勤が難しくなる面もありますし、裁判官として転勤した際には九州で勤務することが多く、今後は活気ある福岡・九州を中心にビジネスをサポートして貢献したい、という思いも強くなりました。


――裁判官と異なる弁護士の難しさを感じることはありますか?

弁護士と裁判官では立場が異なりますので、仕事のやり方・進め方も相当に異なっています。
裁判官として長く勤務していたので、特に最初のうちは慣れるまでに少し時間がかかりました。
ただ、弁護士になったことで裁判官をしていた際には得られなかった経験も多くありました。

これまで長く裁判官を続けてきていましたので、このまま裁判官を続けるということも、私の人生において十分考えられる選択肢だったといえます。
しかし、それよりも、今の事務所のメンバーとともに、新しい道にチャレンジしてさらに成長していきたいという思いも強くありました。

今は、大変なことも含めて、自分を高めていける点にやりがいを感じています。
それに、弁護士は依頼者さまから近い立場にいますから、依頼者さまに身近で貢献し、そのビジネスをサポートすることができる点にも大きなやりがいを感じています。

02 これまでのキャリア

裁判官として事件を解決し、教授として教える二足の草鞋

――これまでの経歴を教えてください。

司法試験に合格してから16年、裁判官を務めました。
その間、東京地方裁判所、那覇地方裁判所、最高裁判所事務総局民事局、福岡地方裁判所などさまざまな裁判所で働いてきました。

海外留学をしたり、福岡地方裁判所で勤務しながら九州大学のロースクールで教壇に立っていたりしたこともあります。


――裁判官として、どのような事件を扱っていましたか?

広く民事事件を扱っていました。
企業間紛争や企業対個人の紛争が多かったですが、それのみならず、個人間の契約トラブルや親族間の紛争など、様々な裁判に携わって紛争解決に尽力してきました。

裁判官として多くの事件を担当するなかで、事件の数だけ弁護士の姿を見ることができました。
この経験は、企業のビジネスをサポートする弁護士として活動していくなかで強みになると思っています。


――ロースクールではどのような仕事をされていましたか?

民事裁判を多く扱っていたこともあり、ロースクールでは「民事裁判実務」という授業を担当していました。
1学年で50人弱程度のクラスでした。学生は熱心に講義を受けてくれましたし、わりと学生ひとりひとりと向き合えたと思っています。
講義ではこちらが一方的に話すのではなく、学生を指名し、対話をしながら問題に答えてもらう形で進めるなどしていました。

03 弁護士になる前の取り組み

裁判は現在や未来の時間を使うもの。早く解決して次の道へ

――裁判官として大切にしていたことはありますか?

現状では、裁判になると、解決までに1〜2年かかることがよくあります。
地方裁判所では終わらず、高等裁判所、さらに最高裁判所で争うということなれば、さらに時間がかかることになります。

紛争解決に時間やコストを要するのは企業がビジネスを遂行するに当たって支障となるのではないかと思います。また、それによる精神的な負担も大きいことと思います。
ですから、紛争解決の適正さはもちろんのこと、それだけではなく、迅速な解決も重要だと思っていました。


――具体的にどのようなことに気をつけていましたか?

裁判が進んで双方から主張や立証がある程度されると、裁判官としてその先の判断の見通しがある程度立つことがそれなりにあります。
そういった場合、その見通しや理由について、可能な限り具体的に、双方ができるだけ納得できる形で伝えるよう努め、解決を促していました。

本来なら1年以上かかる可能性のある裁判であっても、それによって半年ほどで解決することができることも少なくありませんでした。


――なぜ、早期解決に力を注いでいたのですか?

裁判では、双方の権利をきちんと主張してもらうことがもちろん大切です。
しかし、裁判が長ければ長くなるほど、双方の負担が大きくなることが多いと思います。

裁判においては、過去に起こった紛争を解決するために、現在や未来の時間を使わざるを得ません。
紛争を早期に適切に解決することで、企業に関する紛争であればその後のビジネスに全力を注ぐことが可能になります。


――ほかに心がけていたことはありますか?

双方の主張や事情をよく聞くようにしていました。
民事裁判では、双方の事情を考慮する場面が多いことがあります。
限度はありますが、可能な限り双方の話をよく聞き、できるだけ納得してもらえるよう心がけていました。

04 弁護士として心がけること

職業が変わっても想いは同じ。多くの企業や人の役に立ちたい

――今後どのような弁護士になりたいですか?

法律問題を病気にたとえると、病気になってから治療するのではなく、そもそも病気にならないための予防が大切です。
これまで多くの裁判を経験してきてその思いをさらに強くしています。
私は今、主に企業法務や労働雇用関係を中心に、企業をサポートすることに力を入れています。
なるべく早い段階からサポートして大きな問題にならないようにしたいと思っています。

弁護士になっても「多くの企業や人の役に立ちたい」という本質は変わりません。
そのため、企業が抱える法律トラブルや紛争を未然に防ぐ、あるいは早い段階で取り除くことに注力していきます。


――相談先を検討している企業の方にメッセージをお願いします。

ビジネスを円滑に進めるには、ビジネスに注力できる環境を構築・維持することが重要です。
もっとも、法的トラブルが発生すると、ビジネスの円滑な遂行に支障が生じるおそれがあります。
皆様のビジネスがより円滑に進むよう、これまでの経験などを活かして紛争の予防や早期解決に全力を尽くします。

早くご相談いただければそれだけ解決するためにとることのできる選択肢が増える可能性がありますし、何も問題なければ、心配の種がひとつなくなります。

実際にまだ困っていない段階だとしても、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。
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