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あだち ゆきこ
安達 友基子弁護士
ルート法律事務所
南森町駅
大阪府大阪市北区西天満3-14-16 西天満パークビル3号館2階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 初回面談無料
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

休日、夜間の面談はご相談に応じます。

インタビュー | 安達 友基子弁護士 ルート法律事務所

冷静に事案を分析しつつ、温かく和やかな雰囲気でご相談をお受けします。子どもの権利保護にも注力する、交通事故・離婚問題に強い弁護士

大学時代の先輩たちが立ち上げた事務所で活躍するルート法律事務所の安達 友基子先生。
「冷静な分析と温かい対応」を重視しているという相談スタイルで、交通事故や離婚問題を強みにさまざまな事件解決に向け取り組んでいます。
高校時代から夢描いた弁護士の仕事へ就き、十数年。
弁護士を志すきっかけとなった高校時代の思いを胸に、虐待などに悩む子どもの権利保護にも尽力。
そんな安達先生に、来歴や弁護士としての信念を聞きました。

01 弁護士になるまで

子どもの権利保護にも尽力。首尾一貫で弁護士を目指した学生時代


――安達先生はいつから弁護士になりたいと考え始めたのでしょうか?

高校時代からです。
学生時代の友人の中に、家に居づらい、家庭環境が大変そうな友人がいました。
当時は私も子どもでしたし、何もできなかったのですが、大人になったらそういう子どもの、何かお手伝いができるような仕事に就けないか、と思ったことがきっかけでした。
現在、児童虐待問題をはじめ、子どもの権利保護に関わっているのも、当時の思いがあったからです。


――その後、京都大学法学部へ進まれたのですね。

高校時代に弁護士になろうと思ってからは、迷わず進んできました。
大学では、志を同じくする友達がたくさんいて、ゼミ等にも積極的に参加し、とても楽しかったです。学内の法律相談部にも所属し、毎週土曜日にキャンパスへ来られた一般の方々からのさまざまな法律相談を受けたりもしていました。


――首尾一貫されている印象です。司法試験の勉強も苦ではなかったですか?

苦でなかったとは言いませんが、やめようと思ったことはありませんでした。
とにかく「弁護士になりたい」という思いに動かされるまま、同窓生たちとともに勉学に励んでいました。
大学卒業後、合格まで2年かかりましたが、何とか無事合格できました。

02 弁護士のスタート

個々の事件を丁寧に。経験とともに強くなっていった責任感


――弁護士としての第一歩は、どんなスタートだったのでしょうか。

司法修習生の期間を経て、2006年から2010年までの4年間、大阪市内にある、所属弁護士が20名程度の事務所に所属していました。
顧問先に保険会社があり、おもに扱っていたのは損害保険関連の案件で、私は交通事故や店舗内での事故などの事故案件を中心に、幅広く様々な事案を担当させていただきました。


――当時の事務所で学んだことはありますか?

担当した事件を、正確な法律知識に基づいて丁寧に、誠実に解決するという、弁護士として当たり前の姿勢が、自然と次のご依頼につながる、ということです。
ご依頼者がまた別の方を紹介してくれるのは、個々の事件と丁寧に向き合っている証拠だと思います。
それこそが法律事務所のあるべき形だと感じましたし、弁護士として必要な姿勢も学びました。


――現在の事務所に入所して、変わったこと、変わらないことは何ですか?

勤務弁護士として、いわゆるボスのもとで事件を担当していた頃と違い、独立後は、事件解決に向けて何をするか、自分で全てを決めなければいけません。その点が、一番大きく変わったことでした。
はじめは少し不安もありましたが、経験を積んできたことで、より強い責任感へとつながってきたと思います。
ひとつひとつの事件に丁寧に取り組む姿勢は、変わらないように意識しています。

03 現在の取り組み

常に冷静でありながら、温かさを忘れずにいたい


――現在のルート法律事務所に移ったのは、2010年でしたね。

今も共に仕事している高山 智之弁護士と坂本 勝也弁護士が事務所を開くタイミングで、事務所を移り、合流させていただきました。
実は2人とも大学の、法律相談部の先輩です。
共通のバックグラウンドがあるということで、安心できますし、とてもありがたい環境だと思っています。

――おもにどういった事件を担当されていますか?

前事務所から担当していた交通事故を含む事故案件は、今も得意分野のひとつです。
自転車同士の事故や、交通事故の後遺症に悩む方、死亡事故のご遺族などさまざまな方からのご相談に応じています。
交通事故に限らず、施設での転倒事故の担当経験もあります。
また離婚問題も多く、行政の法律相談センターでも女性を中心に相談へ応じる機会があります。


――日々、どのような意識で依頼者と接していますか?

弁護士として話を聞く上では、専門家として、事案を正確に分析し、冷静な判断ができることは当然に必要な力だと思っています。
ですが、法律事務所へ相談に来られる方は、すでに悩みを抱えている状況に疲弊されていると思うのです。
ですから、まずは相手の心や気持ちを落ち着かせるために、温かく接することも決して忘れず、大切に心がけていますね。
とはいえ、弁護士が感情移入しすぎて当事者の様になってしまうと、代理人である意味がなくなってしまいますし、プロフェッショナルとしては失格です。
そのことは常に意識し、バランスを保てるように心がけています。


――これまでに、印象的だった事件はありますか?

自転車に乗っていたときトラックと衝突し、後遺障害が残ってしまった依頼者さまの事件ですね。
その方は高次機能障害の症状があるとの医師の診断を受け、それに基づいて後遺障害等級の認定手続をとったのですが、自賠責事務所の回答が、「非該当」だったのです。
後遺障害非該当との前提だと、相手の保険会社から得られる賠償金額も極めて少額となってしまいます。
しかし、ご家族はもちろんですが、私自身も、依頼者さまの病状が後遺障害に「非該当」との結果には納得ができませんでしたので、この認定を覆すため、訴訟をするしかないと考え、訴訟を提起しました。
この方は、事故後かなり早期からご相談をお受けし、主治医との面談にも同行していたため、裁判に提出できる検査結果等も、適時に受けられていたのが功を奏しました。
最終的には、提出した検査結果等をもとに、裁判所が後遺障害ありとの心証を抱き、これを前提とした和解案の提示を受け、無事解決となりました。
依頼者さまからも感謝の言葉をいただき、弁護士としてのやりがいも強く感じられました。

04 今後に向けて

大切なのは人としての信頼。依頼者を温かく迎え入れたい


――日々の忙しさから解放される息抜きはありますか?

最近は、夜にテレビを見ながら自宅で飼っている猫と過ごすのが、一日の締めくくりの癒し時間です。
猫は気ままなので、気が向かないとすぐ逃げて行ってしまったりすることもあるのですが、それがまたかわいいですし、いつものんびり、寝そべっている姿を見ると、こちらものんびりした気持ちになれます。


――今後も持ち続けたい弁護士としての志しはありますか?

一つひとつの事件に対して丁寧に、依頼者さまから常に納得していただけるよう取り組んでいきたいです。
これまで関わった事件から、誠実に、丁寧にに向き合えうことで信頼を築き上げられることを学んできました。
その気持ちで仕事へ打ち込んだところ、昔の依頼者さまから他の相談者さまをご紹介いただくようなこともありました。
解決に向けて力を尽くし、事件処理の細部に至るまで満足していただけるように臨んでいきたいと思います。


――最後に、相談に迷っている方々へのメッセージをお願いします。

弁護士への相談はハードルが高く、お金もかかるのではないかと不安を感じる方もいらっしゃると思います。
私どもの事務所では無料の初回相談も受け付けているので、まずは気軽に問い合わせていただければと思います。
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