さかぐち りょう

阪口 亮弁護士

らい麦法律事務所

三宮駅

兵庫県神戸市中央区東町116神戸パークサイドビル8階

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解決するだけではなく、その後の人生も支えたい。

兵庫県にある、らい麦法律事務所の阪口亮(さかぐち・りょう)弁護士。理系科目の方が好き、ゲームの制作会社にも入りたかった、弁護士より裁判官にも魅力を感じたなどと、自らの適性は弁護士と逆かもしれないのに、「自分が本当にやりたい仕事」である弁護士に向かって想いを貫いていたら、すっかり一流の弁護士となっていたというのが阪口先生です。適性が逆かもしれないからこその武器を身につけた阪口先生に、これまでのご経歴や弁護士という仕事に対する想いについて伺いました。

01 弁護士を志した理由

得意科目は数学だったが、就いた仕事は文系の弁護士。

――阪口先生はどんな経緯で弁護士になられたのですか?

きっかけは、小学校高学年で観た法律関係のテレビ番組でした。弁護士が身近な法律問題を解決していく姿を見て、純粋に法律って面白いな、面白い法律を使って人を助けられる仕事って魅力的だなと思いました。子どもの好奇心ですが、細かくルールが作られていて、実際の事件に法律を当てはめると、理路整然と解決できていく過程がとても興味深かったです。

ところが、私の得意科目は数学でした。弁護士は一般的には文系の職業ですから、真逆の理系科目が得意だったのです。高校の時、文系か理系か進路選択をする時期があると思いますが、そこで私は悩み、二転三転しました。得意な数学を活かして、ゲーム制作会社を目指そうか、あるいは弁護士か。最終的に、私は『向いていること』よりも『やりたいこと』を優先しました。それまでは本もあまり読むタイプではなかったので、苦手なことにチャレンジするのは不安でしたが、自分の昔からの『弁護士になりたい』という気持ちを優先しました。

司法修習時代は、裁判官になるか弁護士になるかでまた悩みました。裁判官は、対立する当事者の言い分について最終的に自分が信じた判断をすることができること、そして、法律を当てはめて客観的な判断を下すことができることに魅力を感じ、自分自身もそれに向いているのではないかと思いました。誤解を恐れずに言うと、公式に当てはめて解を導く感じが数学に似ていたんでしょうね。しかし、裁判官は、裁判で主張された事実しか見ることができませんし、紛争が解決した後は当事者・関係者のその後の人生に関わることはありません。でも、私は、依頼者が同じような紛争に巻き込まれないように、依頼者のその後の人生にも携わりたいと思いました。裁判官の方が向いているように思いましたが、よくよく振り返ると、私は小学校の頃から「宿題を手伝って、感謝された」など人を助けることに充実感を覚えるタイプでした。そのため、ここでも、自分が「やりたい」と思う弁護士を優先しました。

02 弁護士としての活動

案件が解決したら終わり。ではなく、その後の依頼者様の人生を支える。

――これまではどういった案件を扱っていらっしゃったのでしょうか?

弁護士になって最初に所属したのは、大阪にある企業法務に強い大手法律事務所でした。病院で言えば総合病院のように、各分野の専門家が集まった事務所でしたので、幅広い分野の経験を積ませて頂き、どの分野でも多くの経験値を得ることができました。しかし、大きな事務所なので、複数人の弁護士で案件を担当します。そのため、時には依頼者との距離を感じることがありました。より依頼者に近いところで、「1人でやってみたい」という思いが強くなり、半ば独立する形で今の事務所に移籍することを決断しました。

以前の事務所では、先に申し上げた通り、企業・個人事業主の契約者作成、株主総会対応、事業再生・倒産などの企業法務のみならず、個人の依頼者様も担当しておりまして、相続、離婚、債権回収、不動産など、法人・個人ともに主要分野の案件はほぼ経験しました。

現在は、より臨機に対応できるように、そして依頼者様に近い存在でありたいという思いで、基本的に一人で対応していますが、複雑で難しい案件などは、事務所のパートナーの弁護士と共同で対応し、依頼者の利益を最大限実現するようにしています。以前の事務所の時よりは、個人の相談者様が増えました。企業法務はもちろん、個人でも特に相続、不動産関係、債権回収の解決実績が多いので、自分の強みであると自負しております。


――最も印象に残っている案件はどういったものがありますか?

1つ目は、法人対法人の案件で、不動産に関する訴訟の請求側でした。事案の性質上、当初は非常に見通しが悪く、敗色濃厚でした。裁判所もこちらが不利だろうという見解を最初に示していました。しかし、共同する弁護士同士でとことん話し合い、事実関係、証拠関係を細かく検証し、何とか当方に有利な主張を考えて、裁判所へ地道に働きかけていきました。一見すれば負け筋であっても、プロの目で緻密に事実関係を見ていくと、有利になりうる事実が隠されていることに気づいたのです。これにより、形勢は逆転し、結果的にこちら側に有利になる逆転判決を勝ち取ることができました。この経験から学んだことは、細かくかつ徹底して案件に向き合っていると、勝利を手繰り寄せられる可能性が高くなること、逆にそのような徹底した姿勢が、真の弁護士にとって必要不可欠であること。表面だけの検証で終わらせてしまうと、絶対に気づきません。それは依頼者にとってマイナスにしかならず、プロフェッショナルである以上、徹底して案件と向き合う姿勢が重要であると思い、今は以前にも増して、全ての案件をきめ細やかに注意深く見ていくことを心がけています。

2つ目は個人案件で、身に覚えのない高額請求訴訟を提起された個人の相談者様からのご相談でした。20年前に数千万円借りたという借用書を、貸付側は出してきたのです。相談者様は契約を結んだ覚えがないそうで、支払うお金も持ち合わせていませんでした。弁護士が介入したので、結果は当方勝訴。つまり一切支払わなくてよくなりました。相談者様から頂いた「先生のおかげでこれからの人生を平穏に過ごせます。ありがとうございます」という言葉が忘れられません。
このような高額請求が突然来た場合は、慌ててしまい、支払わないと大ごとになる、支払っておけば家族などに迷惑も掛からない、などという理由で、大金でも払ってしまう方々も多いようです。しかし、ご自身に覚えが無いならば、きちんと法律的に対処することができます。同じような悩みをお持ちの読者様は、ぜひ弁護士を頼って頂きたいなと思います。

3つ目は個人の刑事事件です。若者がかなり悪い罪を犯してしまいました。ニュースを賑わすほどでした。これが2度目の逮捕。このままではまた犯罪を繰り返すと思い、私は、犯罪の重大さ、人生の大切さ、家族そして自分の大切さを説き、その若者と粘り強く対話を重ねました。冒頭に記した「案件が終わった後の、相談者様の人生にも寄り添いたい」という信念です。

その結果、彼は母親宛の謝罪の手紙を書いてくれました。そして、それを読んだ母親が彼との面会にやってきました。母親が帰った後、彼は私の前で「母に迷惑をかけた……」と大粒の涙をこぼしました。これを見た私は、甘い考えで犯罪を犯したこと自体は決して許されることではないが、他方で彼には希望の光がある、きちんと向き合えば彼の再スタートを支えられると確信しました。その後、被害者とも示談がまとまり、彼の再スタートを後押しすることができたと思います。


――やりがいを感じる時は、どんな時でしょうか?

やはり依頼者様の満足のいく結果が出た時です。大きな責任をもって案件に臨んでいる分、最終的に依頼者様に感謝された時ほどうれしい時はありませんし、安堵の気持ちも大きいです。弁護士として必要なのは、案件解決に向けて尽力することはさることながら、最終的に結果を出すことだと思います。頑張っても結果が出なければ意味がないので。

03 弁護士として心がけていること

相手の表情を観察し、緊張を解きほぐす。

――弁護士として心がけていることはありますか?

耳だけではなく、目で情報を得ることを強く意識しています。顔はもちろん、全体の雰囲気を見て、相手の思うところを考えます。相手の伝えたいことの何割かは、言葉ではなく表情や態度で表されると聞いたことがあります。お客様だけではなく、相手方や相手方の弁護士にもそうします。すると、発言の裏に隠れていたいろいろなモノが見えてきます。

例えば、うつむき加減で自信なさげで話している人は、本当は言いたいけれどどう言ってよいか悩んでいたり、言っていいものか悩んでいることがあったりします。それは勝手に「これを言ったら不利になる」と思い込んでいることが多いです。ご自身で不利だと思っていることも、弁護士の目線から見ると有利であることも多々あります。

ただし、その場で「何か隠してますか?」と聞いても、大抵は打ち明けてくれませんし、依頼者様に負担をかけてしまいます。そのため、私は、依頼者様に自然に話してもらえるようにタイミングを少しズラして、「先ほどの○○ですが、この資料を見ると少し違うようにも思いますが、○○で間違いないですか?」など聞きます。あるいは、「裁判所の視点だと、○○について◇◇と聞かれそうですが、どう答えましょうか?」などと聞きます。すると、打ち明けてくれることが多いです。

目で観察していれば、今はこの質問をしたら答えてくれるタイミング、答えてくれないタイミング、というのがわかってきます。それを注意深く行いながら、依頼者様の緊張を解きほぐし、信頼を得ていきます。「全てさらけ出した方が有利」というのは間違いないと思いますので、何でも少しずつ弁護士に打ち明けてもらえればと思います。性格と同じで、長所と短所は裏返し、つまり、不利な情報と有利な情報は裏返し、だったりします。
ちなみに、ずっと顔を見られるのは私も苦手です。ずっと観察しすぎないこともポイント。特に相談者の方はずっと見られ続けると緊張して委縮してしまいます。適度な頻度の観察がベストです。


――ご自身の弁護士としての強みはどこだと思いますか?

第一に、紛争解決だけでなく、その後の紛争予防についてもきちんとアドバイスできるところです。
依頼者様は、紛争・トラブルに巻き込まれて相談してくる方がほとんどですが、それを解決したからといって、また同じようなトラブルに巻き込まれると大きな負担になってしまいます。
紛争やトラブルを予防するためのポイントは必ずあります。依頼者様が安心してその後の人生を送ったり、事業活動を行っていけるように、紛争解決後の対応についてもきちんとアドバイスさせていただいています。病気の予防接種と同じで、きちんと予防策を講じておけば、紛争化を抑えることができますし、万が一紛争になっても、深刻な事態にならないで解決することができます。

2つ目に、「どんな状況でもやり抜く」という点です。
先程も申し上げましたが、私は、文系科目よりも理系科目が得意だったので、弁護士という職業に関しては完全に努力型タイプです。素質があったわけではありません。また、大学時代は、体育会のサッカー部に所属していて、週6回練習していました。練習は21時終わり、そこから深夜までレストランでアルバイトをしていました。さらに、土日は塾の講師もしていました。加えて、弁護士になるための勉強もしていました。このハードスケジュールを貫けたことは、自信になっています。弁護士になるという目標に向かって、「絶対この生活をやり抜こう!」と思っていましたので。弁護士としても「途中で投げ出さないで、最後までやり抜く」ということをモットーに仕事をしています。

04 目指す方向性

高齢者問題、家族信託、事業承継等、対応していきます

――今後積極的に取り組んでいきたいことはありますか?

高齢化社会が進んでいるので、相続や財産承継の問題は増えてきています。事業承継や家族信託もそうですね。事案によって適切な法的手段を選ぶ必要がある分野ですので、今よりも一層様々な経験を積んでいきたいです。
企業案件の方は、労働法が改正されたこともあり、労働問題のご相談が増えてきています。こちらも最新の法律・判例を常にチェックして、一歩踏み込んだアドバイスができるようにしたいです。

また、最近はAIの技術発展なども非常に気になっていますね。「自動運転で事故が起こったら、どういう責任問題になるのか?」などはまだ判例も少ないので、強化していきたい分野です。理系でいうとITや情報関係も地続きですね。ネット上の書き込みに関する問題、クラウドサービスでの情報漏洩問題、キャッシュレス決済のトラブル、仮想通貨のトラブル、電子マネーの取引トラブルなど、この分野は案件が膨れ上がっていますよね。理系の素養を活かして、自分の強みにしていたいと思っています。

最後に、今後大切にしたい弁護士の精神ですが、やはり、紛争を解決するだけではなく、依頼者様のその後の人生に対してアドバイスをしていくところまで面倒を見ていきたいです。これは企業様・個人様問わずに言えることですが、紛争解決だけが弁護士の仕事ではないと思っていますので、その後の「紛争予防」にも重点を置き、依頼者様が、同じようなトラブルに巻き込まれないように、支えていきたいと思います。

元々企業案件の多い事務所にいたこともあり、個人だけではなく、法人案件も承ります。契約書関連、債権回収、訴訟対応など、一連の企業法務の経験がございます。
ぜひ、お気軽に弁護士・阪口亮にお問い合わせ下さい。
今度ともよろしくお願いいたします。
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