婚姻費用の調停と離婚調停

離婚調停の申し立てをしました。
私が離婚したく、妻が離婚に応じないためです。
今別居2ヶ月ほどです。
私が出ていく形で別居が始まり、直後にキレたLINEが何度もきました。
離婚の話になると無視されるため、調停しますかと聞くと承知しましたと返事が来たので申し立てをしました。
そのちょうど1週間後に裁判所から妻が婚姻費用の調停の申し立てをしたと連絡がありました。
その数日後に、今は怒っていません、今はあなたがいなくなってぽっかりと穴が空いた感じです、あなたの事を思わない日はありませんなどと長々と書かれた手紙を娘経由で渡されました。
その娘も今まではLINEも無視され続けていたのに、急に会おうと言われ会ったのです。
私に別居後娘に全く会わせていないのが調停で不利になるとでも思ったのでしょう、申し立てて急にですから。
さらにその手紙の少し後にも、気を引くようなLINEを送ってきました。
何が目的なのか理解不能です。
ちなみに、帰ってきて欲しいとは出て行ってから一度も言われていません。

婚姻費用の調停を申し立てるということは、一緒に住むことは望まず、別居を続けたいと思っているということになるのでしょうか?
それでも離婚を拒否したり、気を引くような手紙やLINEをしてくるというのは、離婚はしないけど別居を続けたいという意味で、調停の際には捉えられるのでしょうか?
私は離婚したいのですが、このような場合でも相手が離婚したいと言わない限り、私の方が調停では不利になるのでしょうか?
何か調停で言えることはないでしょうか?

調停は家庭裁判所で行う話し合いです。

話し合いですから有利、不利という問題は生じません。

話し合いで互いの妥協点が見つけられれば調停は成立し、見つけられなければ成立しません。それだけです。

相手の考えについては相手に聞かないとわかりませんので、調停で確認されればよろしいかと思います。

なお、婚姻費用分担調停は調停が不成立になれば裁判官が決める審判という手続きに移行します。離婚調停は不成立になれば離婚訴訟を提起することができるようになります。

審判と訴訟(裁判)では裁判官が法律と証拠に従って判断することになりますので有利、不利という問題も出てきますがここはどのような法的主張を行い、どのような証拠を出せるかということを考えていくことになりますので、お早めに近隣の離婚事件を取り扱う法律事務所で直接相談されることをおすすめいたします。