生命保険解約に伴い営業担当が返納するインセンティブ額の立替を要求された件

【経緯】
 2年以上前の話になりますが、生命保険会社勤務の知人(以下、Aといいます)を通じて加入した生命保険の解約に際して、短期解約となることからAは受け取っていたインセンティブを会社に返納しなければならないため、私が受け取る解約金からその金額を補填してくれるなら解約出来るとの申し出があり、私はそれに応じて、Aが計算し提示した金額を解約返戻金から支払いました。
 ところが、Aが計算して提示した金額と返納すべきインセンティブ額には数百万円の差があり、Aは本人の生活苦および私に多額の解約返戻金が入ることを業務上知り得ていたため、かなりの金額を水増しして提示していたことが発覚しました。その後、ごく一部の金額は返済されたものの、大半の金額は返済がされず、またAの経済状況を鑑みると、とても返済が望める金額ではありません。毎月分割での返済や、親族・知人等に肩代わりをお願い出来ないかと私から提案したものの、いずれも出来ないの一点張り、返済するしないに関わらず、Aから私に対する連絡もない状況です。
 本件を不審に思い、Aの勤務する生命保険会社へ相談を行ったところ、社内調査の末に私の申し出は事実であると認めた上で、会社としては本件についての責任は無いので。今後当人同士で解決を図ってほしい、会社としてAの今後の動向にも注視する旨の話がありました。

【相談内容】
 今後もAからの返済は期待できないほか、私以外からも顧客から個人的に数千万円の金銭の借り入れをしている事実もあり(これも全く返済がされていない)、そもそも返済できる状況では無いと思われるので、Aが勤務する生命保険会社に対して弁済を求めることは可能でしょうか。個人的な金銭の貸し借りであるとも受け取れるかと思いますが、勤務先へのインセンティブ返納資金として要求をされており、それ自体はAも勤務先も認めているため、何らかの対応を求められるのではないかと考えております。私の債権額は500万円以上1,000万円以下の金額です。
 何らかの手立てが無いか、ご教示いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

Aの行為は詐欺でしょうね。
会社にも責任がありそうです。
弁護士に詳細を話して、法律構成を検討してもらうといいでしょう。

コメントいただきありがとうございます。
このまま放置していても埒が明かないので対応策を検討することにいたします。