はやし ようへい
林 遥平弁護士
弁護士法人かける法律事務所
淀屋橋駅
大阪府大阪市中央区北浜2-5-23 小寺プラザ6階
インタビュー | 林 遥平弁護士 弁護士法人かける法律事務所
経営者側の労働問題に強い大阪の顧問弁護士。未払い残業代や従業員トラブルを裁判外でスピード解決へ
企業法務に強く、50社を超える顧問先を抱える弁護士法人かける法律事務所。
その一員として働き、特に未払い残業代や従業員トラブルなどの労働問題に強いのが林 遥平(はやし ようへい)弁護士です。
およそ400万円の残業代を請求されたものの、裁判外の交渉で約80万円にまで減額した実績などがあります。
労務管理やコンプライアンスの遵守がかつてないほど叫ばれる今、企業のために奔走する姿に迫ります。
その一員として働き、特に未払い残業代や従業員トラブルなどの労働問題に強いのが林 遥平(はやし ようへい)弁護士です。
およそ400万円の残業代を請求されたものの、裁判外の交渉で約80万円にまで減額した実績などがあります。
労務管理やコンプライアンスの遵守がかつてないほど叫ばれる今、企業のために奔走する姿に迫ります。
01 原点とキャリア
顧問先は50社超。父の背中を追いかけ、企業法務に強い現事務所へ
ーーなぜ弁護士を志したのか。その理由からお聞きできますか?
物心ついた頃から、漠然と憧れていました。
父が弁護士をしていて、そばで働く様子を見ていたからです。
父は企業法務を重点的に扱い、会社が抱える悩みを何度も解決してきたそうです。
その懸命に動き回る姿が頼もしく、私も将来、企業の課題を克服し、成長に貢献できたらという思いが芽生えたんです。
ーー現事務所も企業法務に強いようです。明確な目的があって入所されたんですね。
はい、当事務所の最大の強みは企業法務にあります。
大阪をはじめ、関西を中心に大手から中小、ベンチャー、スタートアップまで多くの企業とお付き合いさせていただいています。
弁護士は私を含め4人と少数精鋭ですが、顧問先は50社を超え(2025年6月現在)、業種も医療・介護、教育、製造業など多岐にわたります。
代表弁護士は歴史のある東京都内の渉外事務所に身を置き、企業法務の経験をみっちり積んできました。
ほかの先輩弁護士も面倒見がよく、頼りになります。
風通しのいい職場なので、働きやすく居心地がいいですね。
物心ついた頃から、漠然と憧れていました。
父が弁護士をしていて、そばで働く様子を見ていたからです。
父は企業法務を重点的に扱い、会社が抱える悩みを何度も解決してきたそうです。
その懸命に動き回る姿が頼もしく、私も将来、企業の課題を克服し、成長に貢献できたらという思いが芽生えたんです。
ーー現事務所も企業法務に強いようです。明確な目的があって入所されたんですね。
はい、当事務所の最大の強みは企業法務にあります。
大阪をはじめ、関西を中心に大手から中小、ベンチャー、スタートアップまで多くの企業とお付き合いさせていただいています。
弁護士は私を含め4人と少数精鋭ですが、顧問先は50社を超え(2025年6月現在)、業種も医療・介護、教育、製造業など多岐にわたります。
代表弁護士は歴史のある東京都内の渉外事務所に身を置き、企業法務の経験をみっちり積んできました。
ほかの先輩弁護士も面倒見がよく、頼りになります。
風通しのいい職場なので、働きやすく居心地がいいですね。
02 得意分野と実績①
労働問題に強く、400万円もの未払い残業代を請求されるも約80万円に減額
ーー企業法務について、具体的な業務内容や注力テーマを教えていただけますか?
契約書の作成・チェックをはじめとする日々の法律相談、取引先や従業員との間に生じたトラブル・紛争の処理。
大きくわけると、この平時と有事の対応が軸になります。
なかでも私が得意としているのが労働問題です。
問題社員への対応、未払い賃金、解雇、退職勧奨、ハラスメント、営業秘密対応、競業避止義務対応などです。
とくに、従業員から残業代を請求されたり、退職する従業員が営業秘密を持ち出して対応に困っていると相談を受けるケースがとても多いですね。営業秘密を持ち出した従業員は、退職後、競業事業を営むことが多いので、競業避止義務違反についても対応が必要になります。
ーーその場合、企業はどうしても守勢に回ることが多いイメージがあります。
残業代の請求でいえば、過去数年までさかのぼり、何千万円もの多額の残業代を請求されるようなことも少なくありません。
金額の大きさに一瞬身構えてしまいそうですが、大事なのは証拠です。
会社の主張を裏付ける証拠を徹底的に集め、反論し、できる限り減額する。
私はその点にこだわって、これまで多くの企業の期待にお応えしてきました。
ーー実際、どんな事件を解決してきたんですか?
たとえば、ある従業員から未払い残業代として約400万円を請求されたものの、80万円ほどにまで大幅に減額した交渉事案がありました。
その従業員には固定残業代制を適用していたんですが、その合意が無効と主張してきたんです。
それに対して私は、雇用契約書や就業規則などの記載を根拠に固定残業代制が有効だと突っぱねました。
ーーそれが決定打になったと。
その動かぬ固い証拠に、相手は納得せざるを得なかったようです。
仮に裁判になれば、解決まで何年も要するケースも珍しくありません。
ですが、このときは3ヶ月程度のスピード決着となりました。
交渉だけでなく、裁判の経験も豊富にあります。
数千万円の請求額を数百万円に減らすなど、何度も大幅減額を勝ち取ってきました。
契約書の作成・チェックをはじめとする日々の法律相談、取引先や従業員との間に生じたトラブル・紛争の処理。
大きくわけると、この平時と有事の対応が軸になります。
なかでも私が得意としているのが労働問題です。
問題社員への対応、未払い賃金、解雇、退職勧奨、ハラスメント、営業秘密対応、競業避止義務対応などです。
とくに、従業員から残業代を請求されたり、退職する従業員が営業秘密を持ち出して対応に困っていると相談を受けるケースがとても多いですね。営業秘密を持ち出した従業員は、退職後、競業事業を営むことが多いので、競業避止義務違反についても対応が必要になります。
ーーその場合、企業はどうしても守勢に回ることが多いイメージがあります。
残業代の請求でいえば、過去数年までさかのぼり、何千万円もの多額の残業代を請求されるようなことも少なくありません。
金額の大きさに一瞬身構えてしまいそうですが、大事なのは証拠です。
会社の主張を裏付ける証拠を徹底的に集め、反論し、できる限り減額する。
私はその点にこだわって、これまで多くの企業の期待にお応えしてきました。
ーー実際、どんな事件を解決してきたんですか?
たとえば、ある従業員から未払い残業代として約400万円を請求されたものの、80万円ほどにまで大幅に減額した交渉事案がありました。
その従業員には固定残業代制を適用していたんですが、その合意が無効と主張してきたんです。
それに対して私は、雇用契約書や就業規則などの記載を根拠に固定残業代制が有効だと突っぱねました。
ーーそれが決定打になったと。
その動かぬ固い証拠に、相手は納得せざるを得なかったようです。
仮に裁判になれば、解決まで何年も要するケースも珍しくありません。
ですが、このときは3ヶ月程度のスピード決着となりました。
交渉だけでなく、裁判の経験も豊富にあります。
数千万円の請求額を数百万円に減らすなど、何度も大幅減額を勝ち取ってきました。
03 得意分野と実績②
顧問契約でトラブルを未然に防止。ハラスメントの社内研修も積極的に
ーー同様に、営業秘密や競業避止義務違反が問題になった事案の解決事例もぜひお聞きしたいです。
ひとつは、元従業員が会社の秘密情報を持ち出したことが判明し、厳粛に対応したいと相談を受けた事例です。
営業秘密の持ち出し事案では、現在では、時代のデジタル化に伴って、データ化された情報が持ち出されることが多いです。データの持ち出しの場合、ダウンロード履歴のログをたどって持ち出しの証拠を掴んで対応していきます。
ーー対応のコツなどはありますか?
このような事例では、民事で持ち出しに対して損害賠償を求めたり、誓約書を根拠に競業事業を行わないように主張することは当然ですが、行為が悪質な場合には、刑事告訴も検討します。
企業が長年開発を続けて、ようやく完成させた製品を持ち出すことは到底許されることではないですし、厳粛に対応するため、民事、刑事の両面から対応を検討します。
ーー労働紛争をめぐっては、労働者側につく弁護士が多い印象です。なぜ企業をサポートされているんですか?
労働者側よりも企業側につく弁護士が少ないということは、その分頼れる人がおらず、困っている経営者がたくさんいらっしゃる現実を映し出しています。
だからこそ、私がお力になりたいんです。
顧問契約を結んでいただければ、日常的にさまざまなアドバイスができます。
トラブルを未然に防げる可能性が、ぐんと高まります。
それは会社だけでなく、働く従業員を守ることにもつながり、労使双方の利益になるはずです。
私はそこに、大きなやりがいと意義を感じているんです。
ーー確かにそうですね。その視点とともに、熱量にも感銘を受けました。
ただ、人手不足などから労務管理にまで手が回らない企業は少なくないはずです。
一方で、労務管理やコンプライアンスには、世間からかつてないほど厳しい目線が注がれています。
私は今、セクハラやパワハラをはじめとするハラスメントを予防するための社内研修・セミナーにも力を入れています。
ぜひ気軽にお声がけいただけるとうれしいですね。
ひとつは、元従業員が会社の秘密情報を持ち出したことが判明し、厳粛に対応したいと相談を受けた事例です。
営業秘密の持ち出し事案では、現在では、時代のデジタル化に伴って、データ化された情報が持ち出されることが多いです。データの持ち出しの場合、ダウンロード履歴のログをたどって持ち出しの証拠を掴んで対応していきます。
ーー対応のコツなどはありますか?
このような事例では、民事で持ち出しに対して損害賠償を求めたり、誓約書を根拠に競業事業を行わないように主張することは当然ですが、行為が悪質な場合には、刑事告訴も検討します。
企業が長年開発を続けて、ようやく完成させた製品を持ち出すことは到底許されることではないですし、厳粛に対応するため、民事、刑事の両面から対応を検討します。
ーー労働紛争をめぐっては、労働者側につく弁護士が多い印象です。なぜ企業をサポートされているんですか?
労働者側よりも企業側につく弁護士が少ないということは、その分頼れる人がおらず、困っている経営者がたくさんいらっしゃる現実を映し出しています。
だからこそ、私がお力になりたいんです。
顧問契約を結んでいただければ、日常的にさまざまなアドバイスができます。
トラブルを未然に防げる可能性が、ぐんと高まります。
それは会社だけでなく、働く従業員を守ることにもつながり、労使双方の利益になるはずです。
私はそこに、大きなやりがいと意義を感じているんです。
ーー確かにそうですね。その視点とともに、熱量にも感銘を受けました。
ただ、人手不足などから労務管理にまで手が回らない企業は少なくないはずです。
一方で、労務管理やコンプライアンスには、世間からかつてないほど厳しい目線が注がれています。
私は今、セクハラやパワハラをはじめとするハラスメントを予防するための社内研修・セミナーにも力を入れています。
ぜひ気軽にお声がけいただけるとうれしいですね。
04 弁護士としての信念
スピーディーに、柔軟に。課題解決に向けたコミュニケーションを
ーー経営者や担当者とのコミュニケーションの面で心がけていることはありますか?
ご質問への回答は原則、できるだけ迅速に、一方で慎重な検討が必要な場合は、しっかり練ったうえでアドバイスさせていただいています。
ツールもチャットやメール、オンラインでの打ち合わせなど、依頼者さまのニーズに応じて使いわけています。
それと、親身に寄り添い、お話をよく聞くことも徹底しています。
ただ、すべてを鵜呑みにするのは危険です。
単なるイエスマンでは、方針を見誤る恐れがあるからです。
そうではなく、第三者として客観的な立場から冷静に物事を見極め、リスクやデメリットもしっかりお伝えすべきです。第三者として客観的な視点から物事を見極められることが、弁護士が介入するメリットと考えています。
そのうえで、どう解決するのが最も望ましいか。
じっくり話し合いながら、できる限り双方が納得できる落とし所を見つけることを心がけています。
ーー課題解決に向けたコミュニケーション。それを大切にされているんですね。
それには、サッカーの経験が活きているようにも思いますね。
小学1年から大学4年まで打ち込み、高校時代には県大会で準優勝しました。
ポジションは、攻撃的MFです。
試合の流れを分析し、どう攻め、どう守るか。
チームメイトを鼓舞したり指示を出したりと、かっこよく言えばピッチの司令塔ですね。
そうしたコミュニケーションは、弁護士業務にも必要不可欠なんです。
ーープレーでも精神面でも、中心的な役割を担っていたと。
当時憧れていたのは、元スペイン代表のイニエスタ選手やクロアチア代表のモドリッチ選手です。
私は神戸で生まれ育ったので、イニエスタ選手がJリーグの『ヴィッセル神戸』に移籍してきたときは驚きましたね。
当時はよく現地で試合を観戦していました。
ふたりとも、絶大な信頼感のあるプレイヤーです。
私も同じように、「林先生に頼んでよかった」と心から思ってもらえるような弁護士になりたいですね。
誠意を尽くし、何事も全力で立ち向かうことをお約束します。
困ったことがあれば、ぜひ私を頼っていただきたいですね。
ご質問への回答は原則、できるだけ迅速に、一方で慎重な検討が必要な場合は、しっかり練ったうえでアドバイスさせていただいています。
ツールもチャットやメール、オンラインでの打ち合わせなど、依頼者さまのニーズに応じて使いわけています。
それと、親身に寄り添い、お話をよく聞くことも徹底しています。
ただ、すべてを鵜呑みにするのは危険です。
単なるイエスマンでは、方針を見誤る恐れがあるからです。
そうではなく、第三者として客観的な立場から冷静に物事を見極め、リスクやデメリットもしっかりお伝えすべきです。第三者として客観的な視点から物事を見極められることが、弁護士が介入するメリットと考えています。
そのうえで、どう解決するのが最も望ましいか。
じっくり話し合いながら、できる限り双方が納得できる落とし所を見つけることを心がけています。
ーー課題解決に向けたコミュニケーション。それを大切にされているんですね。
それには、サッカーの経験が活きているようにも思いますね。
小学1年から大学4年まで打ち込み、高校時代には県大会で準優勝しました。
ポジションは、攻撃的MFです。
試合の流れを分析し、どう攻め、どう守るか。
チームメイトを鼓舞したり指示を出したりと、かっこよく言えばピッチの司令塔ですね。
そうしたコミュニケーションは、弁護士業務にも必要不可欠なんです。
ーープレーでも精神面でも、中心的な役割を担っていたと。
当時憧れていたのは、元スペイン代表のイニエスタ選手やクロアチア代表のモドリッチ選手です。
私は神戸で生まれ育ったので、イニエスタ選手がJリーグの『ヴィッセル神戸』に移籍してきたときは驚きましたね。
当時はよく現地で試合を観戦していました。
ふたりとも、絶大な信頼感のあるプレイヤーです。
私も同じように、「林先生に頼んでよかった」と心から思ってもらえるような弁護士になりたいですね。
誠意を尽くし、何事も全力で立ち向かうことをお約束します。
困ったことがあれば、ぜひ私を頼っていただきたいですね。