おかもと けんすけ
岡本 健佑弁護士
ライブリー法律事務所
十三駅
大阪府大阪市淀川区十三東1-17-19 ファルコンビル3階-3B
インタビュー | 岡本 健佑弁護士 ライブリー法律事務所
地元・十三で独立した企業法務に強い代表弁護士。交通事故の賠償金を大幅増額、離婚や借金問題も
日本を代表する精密機器メーカーの法務部、大手事務所の所長などを経て地元の大阪・十三で独立したライブリー法律事務所の岡本 健佑(おかもと けんすけ)弁護士。
「強いビジネスをつくる」をモットーに中小企業の顧問弁護士として活躍するとともに、得意の交通事故をはじめ地域住民のSOSにも耳を傾けています。
企業の成長、一人ひとりの幸せな生活を支える人生の伴走者として、どこまでも親身に寄り添う活動ぶりに迫ります。
「強いビジネスをつくる」をモットーに中小企業の顧問弁護士として活躍するとともに、得意の交通事故をはじめ地域住民のSOSにも耳を傾けています。
企業の成長、一人ひとりの幸せな生活を支える人生の伴走者として、どこまでも親身に寄り添う活動ぶりに迫ります。
01 原点とキャリア
村田製作所の企業内弁護士、大手事務所の所長を経て地元・十三で独立
ーー現事務所は開業されたばかりとお聞きしました(2024年10月現在)。
弁護士になって約10年経つタイミングで独立し、現事務所を立ち上げました。
大阪・十三は、私が生まれ育った地域です。
小さい頃から淀川花火大会に通うなど、思い出がつまった大切な場所。
お世話になった人たちがたくさん暮らしていて、地域を支える中小企業も多くあります。
弁護士になった当初から、恩返しするためにもいずれは地元で独立しようと心に決めていました。
ーーそれまではどんなキャリアを歩んできたんですか?
私の場合は、いきなり法律事務所に入ったわけではありません。
企業に属する弁護士、いわゆるインハウスローヤーとしてキャリアの一歩を踏み出しました。
それが、大手精密機器メーカーの村田製作所です。
そこに約6年在籍したのち、兵庫県内にある法律事務所に移籍します。
きっかけは、友人が交通事故に遭ったことでした。
当時の私は企業法務には強くても、ほかの分野は経験が乏しく、交通事故に強い弁護士を紹介することでしか力になれなかったんです。
ーーだから個人案件も幅広く経験を積もうと。
はい、その移籍先ではとくに交通事故を重点的に扱い、年間300件近い事案を担当しました。
現在も交通事故は得意分野のひとつで、交通事故委員会(大阪弁護士会)の副委員長も務めています(2024年10月現在)。
さらに守備範囲を広げようと、今度は大手の法律事務所に入所します。
交通事故に加えて離婚・男女トラブル、借金問題、相続などを扱うとともに、企業法務も村田製作所のような製造業だけでなく、不動産やサービス業、それも大手から中小、零細企業まで幅広くお手伝いしてきました。
配属された大阪事務所では所長も任されていました。
ーー村田製作所は日本を代表するメーカーのひとつで、インパクトがありますね。
しかも、村田製作所にとっては私が初めてのインハウスローヤーだったんです。
社内で初めて弁護士資格を持った社員として働き、契約や人事労務、訴訟などに携わりました。
そのなかでも最も好きだったのが、取引企画と呼ばれるものでした。
新たな取引をつくる段階から相談を受け、法律の観点からアドバイスしながら新しいビジネスをつくり上げていくんです。
弁護士になって約10年経つタイミングで独立し、現事務所を立ち上げました。
大阪・十三は、私が生まれ育った地域です。
小さい頃から淀川花火大会に通うなど、思い出がつまった大切な場所。
お世話になった人たちがたくさん暮らしていて、地域を支える中小企業も多くあります。
弁護士になった当初から、恩返しするためにもいずれは地元で独立しようと心に決めていました。
ーーそれまではどんなキャリアを歩んできたんですか?
私の場合は、いきなり法律事務所に入ったわけではありません。
企業に属する弁護士、いわゆるインハウスローヤーとしてキャリアの一歩を踏み出しました。
それが、大手精密機器メーカーの村田製作所です。
そこに約6年在籍したのち、兵庫県内にある法律事務所に移籍します。
きっかけは、友人が交通事故に遭ったことでした。
当時の私は企業法務には強くても、ほかの分野は経験が乏しく、交通事故に強い弁護士を紹介することでしか力になれなかったんです。
ーーだから個人案件も幅広く経験を積もうと。
はい、その移籍先ではとくに交通事故を重点的に扱い、年間300件近い事案を担当しました。
現在も交通事故は得意分野のひとつで、交通事故委員会(大阪弁護士会)の副委員長も務めています(2024年10月現在)。
さらに守備範囲を広げようと、今度は大手の法律事務所に入所します。
交通事故に加えて離婚・男女トラブル、借金問題、相続などを扱うとともに、企業法務も村田製作所のような製造業だけでなく、不動産やサービス業、それも大手から中小、零細企業まで幅広くお手伝いしてきました。
配属された大阪事務所では所長も任されていました。
ーー村田製作所は日本を代表するメーカーのひとつで、インパクトがありますね。
しかも、村田製作所にとっては私が初めてのインハウスローヤーだったんです。
社内で初めて弁護士資格を持った社員として働き、契約や人事労務、訴訟などに携わりました。
そのなかでも最も好きだったのが、取引企画と呼ばれるものでした。
新たな取引をつくる段階から相談を受け、法律の観点からアドバイスしながら新しいビジネスをつくり上げていくんです。
02 得意分野と強み①
「強いビジネスをつくる」。戦国時代の軍師・参謀のように経営者の右腕になる
ーー事務所のある十三周辺には、中小企業が多いとおっしゃっていましたね。
村田製作所などで培った経験を活かし、十三周辺はもちろん、大阪のすべての中小企業の顧問弁護士を任せていただきたい。
企業法務には、それくらい強い思いで力を注いでいます。
これまで多くの企業を見てきましたが、よく感じていたのは素晴らしいサービスや商品をつくっているのに、法務が脆弱なことでした。
切れ味鋭い剣を持っているのに、防御は布の服。
やや極端な言い方かもしれませんが、そんな会社が少なくありません。
非常にもったいないですよね。
ーー岡本先生に頼めば、それを鉄壁の鎧(よろい)に変えられると?
そのために一番いいのは顧問契約を結ばせていただくことですが、コストが気になるという会社もあるはずです。
もしそういう場合は、ひとまず1年契約とし、その間に社内に法務の機能を整備する手もあります。
最低限の防御を備えたうえで、そのあとは何かあったらその都度ご相談いただく。
そんなお付き合いの仕方もありますので、ぜひ柔軟にご検討いただけるとうれしいですね。
そんな風にしてトラブルのリスクを最小限に抑えることはもちろん、私は強いビジネスをつくることにも貢献できる自負があります。
ーー「強いビジネスをつくる」ですか。
私が避けたいことは、杓子定規の対応に終始するということです。
つまり、相談に対し「それは法律的にダメながら」と半ば突き放すかのように歯止めをかけるだけで終わるケースです。
私はそうではなく、どうすれば法律に抵触せずに新しいビジネスや取引を成就させられるか。
そこまで親身になって、一緒に考えるようにしています。
その創意工夫を、とくに村田製作所にいた頃はこれでもかというくらい必死にやっていましたから。
私は戦国時代の歴史オタクでもあるんですが、それでたとえるなら軍師(ぐんし)参謀(さんぼう)のイメージですね。
大将に戦略や戦術を進言する人のことで、スポーツでいうヘッドコーチのような存在です。
ーー頭脳ともいえる参謀として、経営者を支えると。
戦国時代の名参謀でたとえるなら、豊臣秀吉の弟、羽柴(豊臣)秀長です。
彼は兄・秀吉の野望を具体的な戦術に落とし込み、天下統一へと突き進むエンジンの役割を果たしたんです。
ちなみに、その2人を主人公とするNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』が2026年に放送されるそうで、今からとても楽しみなんですよ。
秀長をはじめとする参謀のように、企業を支える弁護士も、リスクヘッジだけでなく成長のエンジンにならないといけない。
私はそんな信念を胸に、経営者や企業をサポートさせていただいています。
ーー豊臣秀吉の弟を例に挙げるあたりが、歴史好きを物語っていますね。
中学時代から歴史小説を読み込み、それでは飽き足らず全国各地のお城をめぐってきました。
実は、『シロイコ!!』というお城ガイドのWebサイトを運営しているんですよ。
「城に行こう」という思いを込めたサイトで、各地のお城の見どころや近くにある飲食店などを紹介しているんです。
村田製作所などで培った経験を活かし、十三周辺はもちろん、大阪のすべての中小企業の顧問弁護士を任せていただきたい。
企業法務には、それくらい強い思いで力を注いでいます。
これまで多くの企業を見てきましたが、よく感じていたのは素晴らしいサービスや商品をつくっているのに、法務が脆弱なことでした。
切れ味鋭い剣を持っているのに、防御は布の服。
やや極端な言い方かもしれませんが、そんな会社が少なくありません。
非常にもったいないですよね。
ーー岡本先生に頼めば、それを鉄壁の鎧(よろい)に変えられると?
そのために一番いいのは顧問契約を結ばせていただくことですが、コストが気になるという会社もあるはずです。
もしそういう場合は、ひとまず1年契約とし、その間に社内に法務の機能を整備する手もあります。
最低限の防御を備えたうえで、そのあとは何かあったらその都度ご相談いただく。
そんなお付き合いの仕方もありますので、ぜひ柔軟にご検討いただけるとうれしいですね。
そんな風にしてトラブルのリスクを最小限に抑えることはもちろん、私は強いビジネスをつくることにも貢献できる自負があります。
ーー「強いビジネスをつくる」ですか。
私が避けたいことは、杓子定規の対応に終始するということです。
つまり、相談に対し「それは法律的にダメながら」と半ば突き放すかのように歯止めをかけるだけで終わるケースです。
私はそうではなく、どうすれば法律に抵触せずに新しいビジネスや取引を成就させられるか。
そこまで親身になって、一緒に考えるようにしています。
その創意工夫を、とくに村田製作所にいた頃はこれでもかというくらい必死にやっていましたから。
私は戦国時代の歴史オタクでもあるんですが、それでたとえるなら軍師(ぐんし)参謀(さんぼう)のイメージですね。
大将に戦略や戦術を進言する人のことで、スポーツでいうヘッドコーチのような存在です。
ーー頭脳ともいえる参謀として、経営者を支えると。
戦国時代の名参謀でたとえるなら、豊臣秀吉の弟、羽柴(豊臣)秀長です。
彼は兄・秀吉の野望を具体的な戦術に落とし込み、天下統一へと突き進むエンジンの役割を果たしたんです。
ちなみに、その2人を主人公とするNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』が2026年に放送されるそうで、今からとても楽しみなんですよ。
秀長をはじめとする参謀のように、企業を支える弁護士も、リスクヘッジだけでなく成長のエンジンにならないといけない。
私はそんな信念を胸に、経営者や企業をサポートさせていただいています。
ーー豊臣秀吉の弟を例に挙げるあたりが、歴史好きを物語っていますね。
中学時代から歴史小説を読み込み、それでは飽き足らず全国各地のお城をめぐってきました。
実は、『シロイコ!!』というお城ガイドのWebサイトを運営しているんですよ。
「城に行こう」という思いを込めたサイトで、各地のお城の見どころや近くにある飲食店などを紹介しているんです。
03 得意分野と強み②
交通事故で賠償金を大幅増額。後遺障害等級を繰り上げ、2,000万円近くに
ーー個人の方々からの相談も積極的に受けているんですか?
交通事故や借金問題、離婚・男女トラブルなどを幅広く扱っています。
一人ひとり、悩んでいる方々が置かれている状況はとても深刻です。
解決のお手伝いができたときの喜びは、私にとって何物にも代えがたいものです。
たとえば以前、交通事故に遭った方がいらっしゃいました。
緊急手術と長期入院が必要な大ケガを負ってしまったんです。
それほど深刻だったにもかかわらず、当初認定された後遺障害等級は最も軽い14級。
到底納得できるものではありませんでした。
ーーそれに対して、どんな手を打ったんでしょう?
主治医と面談を重ね、鑑定書を用意してもらうなどして抵抗しました。
すると等級が繰り上がり、その分賠償金を大幅に増やすことができたんです。
最終的に2,000万円近い賠償金を獲得できました。
依頼者さまが事故に遭ったのは社会人1年目、ご結婚も間近に控えており、これから新しい人生を築いていこうというタイミング。
その出鼻をくじかれ、ずいぶんと気持ちが参っているようでした。
それでも明るい兆しが見えたと、感謝していただいたときの表情は今でも忘れられません。
交通事故や借金問題、離婚・男女トラブルなどを幅広く扱っています。
一人ひとり、悩んでいる方々が置かれている状況はとても深刻です。
解決のお手伝いができたときの喜びは、私にとって何物にも代えがたいものです。
たとえば以前、交通事故に遭った方がいらっしゃいました。
緊急手術と長期入院が必要な大ケガを負ってしまったんです。
それほど深刻だったにもかかわらず、当初認定された後遺障害等級は最も軽い14級。
到底納得できるものではありませんでした。
ーーそれに対して、どんな手を打ったんでしょう?
主治医と面談を重ね、鑑定書を用意してもらうなどして抵抗しました。
すると等級が繰り上がり、その分賠償金を大幅に増やすことができたんです。
最終的に2,000万円近い賠償金を獲得できました。
依頼者さまが事故に遭ったのは社会人1年目、ご結婚も間近に控えており、これから新しい人生を築いていこうというタイミング。
その出鼻をくじかれ、ずいぶんと気持ちが参っているようでした。
それでも明るい兆しが見えたと、感謝していただいたときの表情は今でも忘れられません。
04 依頼者への思い
法律の力で道標になる。企業や個人の明日を照らす伴走者として
ーー依頼者への熱い思いが、胸にジーンと伝わってきました。
企業でも個人の方々でも、どの事件をやるにも、私が大事にしているのは伴走者であることです。
たとえば借金問題でも、最も大切なのは負のサイクルから抜け出し、健全な生活を取り戻すことです。
破産などの手続きを通すことはその手段であって、それ自体が目的ではありません。
ですから私は、単に手続きを済ますだけでなく、借金の根本原因を断つ方法や今後の家計のやりくりなどについても、じっくり話し合うようにしているんです。
企業の事業計画を一緒に練り上げる、依頼者さま一人ひとりの人生計画を一緒に考える。
そんな風にどこまでも伴走させていただきたいという思いは、事務所名にも込めています。
ーー「ライブリー」ですね。どういう意味なんですか?
英語で「元気な・活気のある・元気はつらつな」という意味です。
企業が課題に直面したとき、個人の方々が悩みを抱えたとき、法律の力を使って“イキイキとした明日”に導けるような道標になりたい。
そんな思いで、これからも一つひとつの事件に心を込めて向き合っていく覚悟です。
企業でも個人の方々でも、どの事件をやるにも、私が大事にしているのは伴走者であることです。
たとえば借金問題でも、最も大切なのは負のサイクルから抜け出し、健全な生活を取り戻すことです。
破産などの手続きを通すことはその手段であって、それ自体が目的ではありません。
ですから私は、単に手続きを済ますだけでなく、借金の根本原因を断つ方法や今後の家計のやりくりなどについても、じっくり話し合うようにしているんです。
企業の事業計画を一緒に練り上げる、依頼者さま一人ひとりの人生計画を一緒に考える。
そんな風にどこまでも伴走させていただきたいという思いは、事務所名にも込めています。
ーー「ライブリー」ですね。どういう意味なんですか?
英語で「元気な・活気のある・元気はつらつな」という意味です。
企業が課題に直面したとき、個人の方々が悩みを抱えたとき、法律の力を使って“イキイキとした明日”に導けるような道標になりたい。
そんな思いで、これからも一つひとつの事件に心を込めて向き合っていく覚悟です。