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あいざわ ゆうすけ
相澤 裕友弁護士
相澤・小西法律事務所
西18丁目駅
北海道札幌市中央区大通西16丁目1-30 第10芙蓉ビル7階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

<話しやすさが強み>依頼者さまとの密なコミュニケーションと、相手方へは粘り強く交渉いたします。レスポンスの早さも大事にしておりますので、お気軽に電話もしくはメールでお問合せください。

インタビュー | 相澤 裕友弁護士 相澤・小西法律事務所

債権回収や刑事弁護に強く、依頼者の正当な利益の実現を目指す。鍛えた「反射神経」で挑む良き伴走者

札幌市にまたひとつ、新しい法律事務所が誕生しました。
札幌市営地下鉄東西線・西18丁目駅から徒歩1分の場所にある、相澤・小西法律事務所です。
共同代表を務める相澤 裕友(あいざわ ゆうすけ)弁護士は、とくに債権回収や刑事事件の経験が豊富です。
あらゆる手を尽くし、お金を回収する執念。
無罪判決やあるべき適正な判決を目指す、刑事裁判の駆け引き。
依頼者のために走り回る日々に迫ります。

01 弁護士としてのキャリア

進学、就職、そして独立。「異世界」だった土地に魅せられた理由

ーー事務所を開業されたばかりとお聞きしました。

当事務所は、2023年1月に同年代の弁護士と2人で開設した法律事務所です。
同じ札幌市内にある企業法務をメインに扱う事務所で約4年、一通り事件処理の経験を積んだ後に立ち上げました。

債権回収をはじめとする金銭トラブルや債務整理、離婚や相続などの家事事件、不動産や労働、交通事故、刑事事件などを中心に扱っています。
以前の事務所で鍛えた企業法務も、契約書レビューから顧客のクレーム対応、訴訟などまで幅広くカバーしています。


ーー札幌には思い入れや愛着があるんですか?

出身は群馬県ですが、大学進学を機に札幌にやってきました。
北海道大学と同大法科大学院に通い、早いものでもう10年以上になります。

北海道は、冬は雪一面の白銀の世界です。
最初は異世界に舞い込んできたような感覚でしたね。
ただ、食事はおいしいですし、少し足を伸ばせば温泉地もあります。
居心地は抜群によく、就職も迷わず北海道でと考えるようになっていました。

フットワークの軽さ、緊密なコミュニケーション、依頼者さまとの近い距離感。
小さい事務所ならではの機動力を活かし、ひとりでも多くのみなさんの助けになりたい。
また、北海道の皆様には大学時代からお世話になっているので、少しでも恩返ししたい。
独立した今、そんな風に決意を新たにしているところです。

02 得意領域と強み①

交渉から訴訟、強制執行まで。あらゆる手を尽くして債権を回収

ーー取扱分野は多岐にわたりますが、とくに力を入れている事案を教えてください。

最も得意にしている分野のひとつが、債権回収です。

前の事務所で数多く担当してきたのが大きな理由です。
当時の事務所は保険会社や不動産管理会社の業務を担当しており、求償金や未払い賃料の支払いを請求する業務を日常的に行っていました。
今はその経験を活かし、お金の貸し借りを中心に個人案件も積極的にお受けしています。

電話、メール、書面、面会。
さらには、裁判所を通した支払督促、訴訟、強制執行、財産開示手続など。
あらゆる手を駆使して、最大限のお金を回収できるよう、粘り強く取り組む。
それが私のポリシーです。


ーーどんな手段を講じるべきか。そこは状況や相手に応じて使い分けるわけですか?

その通りです。
当方・相手方の状況を見極め、落とし所を念頭に置きながら、どんなプロセスを踏めばそこにたどり着けるか。
そうした予測や勘所の精度は、やはり経験が生きてくると思います。

たとえば、債務者に支払いを求める手紙を何度送っても、一切返事がなかった事件もありました。
そのときは相手の住所はわかっていたので、家を訪ねて直談判することにしました。

ただ、無闇に突撃すれば相手の感情を逆撫でし、場合によっては逆効果になりかねません。
近所の人に気づかれたら、恥をかかせてしまうことにもなります。
声をかけるタイミングを慎重に見計らう必要がありました。


ーーそれで、どうやって声をかけたんですか?

家の近くで待機しながら、朝、家から出てくるタイミングをうかがうことにしたんです。

そして、ついにその瞬間がやってきました。
「弁護士の相澤ですが…」と直撃すると、相手は驚くというより、どこかあきらめたような表情を見せたんです。
何度も手紙を送っていたので、こういう事態を覚悟していたのかもしれません。
その場で話し合って折り合いをつけ、うまく回収につながったことがありましたね。


ーーただ、そうやって比較的スムーズに応じてくれる人ばかりではないはずです。

裁判を提起してもその場に姿を現さなかった人もいました。
そういった人には、やむを得ず次の一手として財産開示手続を行ったところ、ようやく面談することができるようになったケースもあります。
そこから交渉を重ね、分割回収につなげることができました。

ほかにも、預金債権を強制執行で差し押さえたりと、あの手この手を使って回収に結びつけた事案は山ほどあります。

債権回収といっても、それは単純なお金の貸し借りだけにとどまりません。
離婚の財産分与や不貞慰謝料、交通事故の損害賠償、未払い賃料や残業代。
民事事件では金銭の回収を図る場面が多く、私がいう債権回収には、そういった全てを含みます。
お金の問題でお困りの方は、ぜひ気軽にご相談いただきたいですね。

03 得意領域と強み②

刑事弁護に強く、否認事件でも臆せず、果敢に戦う。「反射神経」を活かした尋問

ーーほかに力を入れている分野もお聞きしたいです。

刑事事件についてもぜひお伝えしたいですね。

というのも、大学では刑事裁判を研究するサークルで模擬裁判をやっていたんです。
それに、司法修習のときは刑事事件で有名な弁護士にお世話になりました。
その方とは今も親交があり、アドバイスをいただくこともあります。

刑事事件とは不思議な縁があり、私は、全体からすると数が少ないはずの否認事件に当たることが多いんですよ。
その数は、公判までいかなかった事件も含めれば、過去4年間で10件以上に上ります(2023年2月現在)。

担当した事件は、窃盗、暴行・傷害、覚醒剤・大麻等の薬物犯罪、強制わいせつ等の性犯罪、道路交通法違反等の交通犯罪、北海道迷惑行為防止条例違反等、多岐にわたります。控訴審や少年事件も多く経験していますよ。
詳細は伏せますが、弁護側の主張が認められ、無罪判決につながった事件もあります。
ほかにも、被告人の方が否認していた事案があり、検察官側の証拠を確認する必要があっため、公判前整理手続きを弁護側から請求し証拠開示をさせた事件などもありましたね。あのときは、事務所の一つの棚がその記録で埋まってしまいました。


ーー学生時代の模擬裁判も、今に活きている面がありそうです。

模擬裁判では検察官、裁判官役に加え、題材となる事案そのものを構成することもありました。
現実にあった裁判例をベースに、原告や被告人の人物像などを考えるんです。

模擬裁判とはいえ、当時からいろんな角度から裁判のあり方、決め手になるポイントの嗅ぎ分け方などを研究してきました。
その経験は今、間違いなく実務に活かせているはずです。

たとえば、尋問です。
私が考える尋問のポイント、それは半分は証拠整理などの事前の準備、そしてもう半分は反射神経です。
事前準備では検察官から開示された膨大な証拠や被告人側の主張を整理し、事件の時系列と関係者の供述の矛盾がないか、主張、供述、証拠の一覧表を作って検討しています。
証人尋問では、検察官の尋問がされ、証人が回答する前に異議を出したり、検察官からの尋問に対する証人の回答をその場で聞いてすぐに吟味し、機転を効かせて反対尋問する必要があり、反射神経を要します。尋問の日は頭をフル回転させることになりますので、尋問が終わった後はくたくたになりますね。


ーーそのあたりはどれだけ場数を踏んでいるか。経験値などが問われそうですね。

たとえば、不貞慰謝料をめぐる裁判でのこと。
私は不貞をされた側の代理人、相手は配偶者と不貞相手という構図でした。

「この場で謝りますか?」。
私は尋問の場面で、相手側ににそう問いかけました。
相手側は不貞の事実は認めているものの、陳述書では謝罪の意思を何ら示しておらず、反省しているのか判然としなかったんです。

反省しているのか、謝罪の意思があるのかどうか。
それは慰謝料の金額を左右する大きな要素であり、謝罪がなければ金額は増える可能性が高まります。
どんなに聞き方を変えて尋問しても、結局、相手側は最後まで謝りませんでした。
尋問によっても謝罪の気持ちを一切示さない相手側の態度を裁判官にまざまざと示すことで、増額された慰謝料を獲得することができました。

04 弁護士としての思い

社会は変化し、私は進化する。全ては、依頼者の利益のため

ーー穏やかな話し方が印象的ですが、尋問の場ではどうなんですか?

そこはケースバイケースで、相手に合わせて柔軟に使い分けています。
歩み寄る姿勢を見せてうまく言葉を引き出すこともあれば、強い口調で詰めていく方が効果的な場合もあります。

それは何も、尋問に限った話ではありません。
債権回収などの場面における交渉でも同じです。
その場の状況や相手の態度を見極めながら、臨機応変に対応する。
これはあらゆる事件に共通する大事なポイントでしょう。


ーー力強いですね。最後に、今後の意気込みをお聞かせください。

いつの時代も社会の変動にいち早く対応できるように、常に研鑽を重ねていく。
それが私のモットーであり、そのために、事件処理の合間を縫って、積極的に時間を作って書籍を読んだり、研修会に参加したりしています。

すべては、依頼者さまの利益のためです。
一人一人の人生を支えるよき伴走者、パートナーとして、これからも全力で突っ走っていく覚悟です。
私が必ず助けになるので、少しでも気になることがあればご相談いただけるとうれしいですね。
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