かわさき そうすけ
川﨑 聡介弁護士
アトム京都法律事務所
大宮駅
京都府京都市中京区錦堀川町659 京都松田ビル2階
インタビュー | 川﨑 聡介弁護士 アトム京都法律事務所
依頼者の最善の利益を総合的に考えて、被害者へのケアも忘れない人間味あふれる弁護士
「依頼者(被疑者)が納得して判断できるよう、その材料となる情報をお伝えするのが弁護士の仕事です」
刑事事件における弁護士のあり方をこう話すのはアトム京都法律事務所の代表を務める川﨑 聡介(かわさき そうすけ)弁護士です。
川﨑先生は依頼者と一体になるのではなく、あくまでも依頼者を客観視したうえで最大の利益を考えます。
そのため、ときには依頼者にとって耳の痛いことをいう場面もあります。
一方で被害者の方への丁寧な態度や配慮も忘れません。
刑事事件と向き合う川﨑先生の想いに迫りました。
刑事事件における弁護士のあり方をこう話すのはアトム京都法律事務所の代表を務める川﨑 聡介(かわさき そうすけ)弁護士です。
川﨑先生は依頼者と一体になるのではなく、あくまでも依頼者を客観視したうえで最大の利益を考えます。
そのため、ときには依頼者にとって耳の痛いことをいう場面もあります。
一方で被害者の方への丁寧な態度や配慮も忘れません。
刑事事件と向き合う川﨑先生の想いに迫りました。
01 原点とキャリア
刑事事件と交通事故の二刀流。世の中の少数派を救うために
――弁護士を目指した理由は何でしたか?
きっかけは子どものころに映画のなかで活躍する弁護士に憧れたことです。
就職活動では弁護士以外の道も考えましたが、子どものころのことを思い出すなかで弁護士を目指そうと思いました。
実は私、子どものころは少しヤンチャな性格でした。
友達と一緒になってちょっとした悪ふざけをして、学校の先生に叱られることはよくあったのです。
しかし、そんなことを繰り返していると自分がやっていないことまで疑われるようになり、否定しても信じてもらえませんでした。
高校生のころには「世の中では悪いといわれている犯人のなかには、実は無罪の人もいるのでは?」あるいは「無罪なのにそれを主張できずにいるのでは?」と思うようになりました。
まさに私自身が感じたことと同じだったのです。
――弁護士として歩んできたキャリアを教えてください。
はじめの事務所で扱っていた事件の約半数は交通事故、残りは顧問業務や一般民事です。
交通事故は損害保険会社側(加害者側)について、被害者側との対応についてサポートしていました。
その後私を誘ってくれたのが当時、アトム法律事務所の大阪支部長だった同期の弁護士です。
アトム法律事務所は交通事故に力を入れようとしており、私のそれまでの実績が評価されての話でした。
それまでアトム法律事務所で主に扱っていたのは刑事事件です。
その経緯もあり、私は交通事故に加えて刑事事件に携わることも増えていきました。
その後、アトム法律事務所から独立する形で「アトム京都法律事務所」を立ち上げました。
――刑事事件ですか。弁護士を目指したころの話につながるのですね。
そうですね。
私が周囲の大人たちから向けられてきた目や、高校生のころに感じた違和感の答えを自ら見いだせる立場になりました。
現在では私選にて刑事弁護の依頼を多数いただいており、わいせつ事件、横領事件、交通事故(刑事罰の対象となる事故)、傷害事件などさまざまな依頼者さまと向き合っています。
きっかけは子どものころに映画のなかで活躍する弁護士に憧れたことです。
就職活動では弁護士以外の道も考えましたが、子どものころのことを思い出すなかで弁護士を目指そうと思いました。
実は私、子どものころは少しヤンチャな性格でした。
友達と一緒になってちょっとした悪ふざけをして、学校の先生に叱られることはよくあったのです。
しかし、そんなことを繰り返していると自分がやっていないことまで疑われるようになり、否定しても信じてもらえませんでした。
高校生のころには「世の中では悪いといわれている犯人のなかには、実は無罪の人もいるのでは?」あるいは「無罪なのにそれを主張できずにいるのでは?」と思うようになりました。
まさに私自身が感じたことと同じだったのです。
――弁護士として歩んできたキャリアを教えてください。
はじめの事務所で扱っていた事件の約半数は交通事故、残りは顧問業務や一般民事です。
交通事故は損害保険会社側(加害者側)について、被害者側との対応についてサポートしていました。
その後私を誘ってくれたのが当時、アトム法律事務所の大阪支部長だった同期の弁護士です。
アトム法律事務所は交通事故に力を入れようとしており、私のそれまでの実績が評価されての話でした。
それまでアトム法律事務所で主に扱っていたのは刑事事件です。
その経緯もあり、私は交通事故に加えて刑事事件に携わることも増えていきました。
その後、アトム法律事務所から独立する形で「アトム京都法律事務所」を立ち上げました。
――刑事事件ですか。弁護士を目指したころの話につながるのですね。
そうですね。
私が周囲の大人たちから向けられてきた目や、高校生のころに感じた違和感の答えを自ら見いだせる立場になりました。
現在では私選にて刑事弁護の依頼を多数いただいており、わいせつ事件、横領事件、交通事故(刑事罰の対象となる事故)、傷害事件などさまざまな依頼者さまと向き合っています。
02 解決事例
犯行を否認する依頼者。主張の結果、不起訴や無罪を獲得
――印象に残っている事件はありますか。
依頼者さまは、ある事件の被疑者として身柄を拘束されていました。
依頼者さまは犯行を強く否認しておられましたが、そのご主張をお聞きすると、率直な感想としては客観的には少し無理があるご主張にも思えました。
一方、警察や検察が持っている証拠は決定的とは言い切れないのでは?というのが私の見立てだったのです。
総合的な判断として、依頼者さまには逮捕・勾留されている23日間、黙秘を貫いてもらいました。
その結果、不起訴になり依頼者さまの身柄は無事に釈放されたのです。
――ほかの事件についても教えてください。
依頼者さまはある事件の被告人として、裁判員裁判にかけられることになりました。
先ほどの事件と同様に、依頼者さまは無罪だと主張していました。
この事件も証拠が不十分と考えられる部分もある一方、それでもなおいろいろな証拠や事件当時の状況などから、有罪と認定されてもおかしくはないというのが私の見立てでした。
それでも、できる主張は精一杯するのが刑事弁護人の努めです。
共同で担当していた別の弁護士と一緒に何度も現場に足を運び、犯罪が行われたとされる時間にさまざまな検証を行いました。
その結果として得られた情報をもとに、裁判では依頼者さまを有罪とするには十分な証拠はないのでは?と裁判官や裁判員が疑問を持ってもらうよう、いろいろな主張をしました。
すると、そのなかの一つの主張が認められ、最終的には無罪となったのです。
検察は綿密な準備をして被疑者を起訴するため、裁判で無罪となるのは珍しいことです。
依頼者さまは、ある事件の被疑者として身柄を拘束されていました。
依頼者さまは犯行を強く否認しておられましたが、そのご主張をお聞きすると、率直な感想としては客観的には少し無理があるご主張にも思えました。
一方、警察や検察が持っている証拠は決定的とは言い切れないのでは?というのが私の見立てだったのです。
総合的な判断として、依頼者さまには逮捕・勾留されている23日間、黙秘を貫いてもらいました。
その結果、不起訴になり依頼者さまの身柄は無事に釈放されたのです。
――ほかの事件についても教えてください。
依頼者さまはある事件の被告人として、裁判員裁判にかけられることになりました。
先ほどの事件と同様に、依頼者さまは無罪だと主張していました。
この事件も証拠が不十分と考えられる部分もある一方、それでもなおいろいろな証拠や事件当時の状況などから、有罪と認定されてもおかしくはないというのが私の見立てでした。
それでも、できる主張は精一杯するのが刑事弁護人の努めです。
共同で担当していた別の弁護士と一緒に何度も現場に足を運び、犯罪が行われたとされる時間にさまざまな検証を行いました。
その結果として得られた情報をもとに、裁判では依頼者さまを有罪とするには十分な証拠はないのでは?と裁判官や裁判員が疑問を持ってもらうよう、いろいろな主張をしました。
すると、そのなかの一つの主張が認められ、最終的には無罪となったのです。
検察は綿密な準備をして被疑者を起訴するため、裁判で無罪となるのは珍しいことです。
03 弁護士としてのスタンス
依頼者だけでなく被害者とも向き合う。刑事事件に対する決意
――刑事事件に、どのように向き合っていますか?
私が刑事事件において大切にしていることは3つあります。
1つ目は依頼者さまのケアです。
逮捕されて身柄を拘束されると、連日厳しい取り調べを受けます。
解決事例で紹介した1つ目の事件のように、否認する場合はなおのことです。
実際、1つ目の事件のはじめのころは、ほぼ毎日接見していました。
その際、あえて午前中の取り調べが終わったころに接見に行きました。
午後の取り調べにきちんと対応できるようにケアするためです。
――逮捕されると気が動転して、なおさら不安定になりそうですね。
2つ目は依頼者さまとの関係です。
弁護士は確かに依頼者さまの味方ですが、第三者的な視点は必要です。
もちろん、依頼者さまのお言葉は真摯に受け止めますが、それがすべて事実とは考えにくい場合もあります。
そのときは、「もし、何かまだ話していないことがあれば、私には話しておいてほしい。あなたの味方である私としてはすべての事情を知ったうえで、最大のサポートをしたい」といったように、依頼者さまにとって耳の痛い話もします。
もし、依頼者さまが本当に犯罪に手を染めたのなら、事件を起こした事実は変えられません。
それなら、素直に罪を認めて被害者への償いや再発防止に徹するほうが依頼者さまのためにもなります。
――3つ目はどのようなことですか?
3つ目は被害者の方との向き合い方です。
たとえば性犯罪の場合、多くの事件の被害者は女性です。
私は加害者側の立場で、示談のお願いをすることになります。
このとき、軽々しく「お気持ちは分かります」とは言いません。
もちろん、被害者の方の苦しいお気持ちは想像できます。
しかし、私が男性である以上、どこまでいっても真に女性の気持ちを理解することはできないと思っています。
被害者の方(女性)は、男性の私に「気持ちは分かる」といわれても、複雑な気持ちでしょう。
そのため、私は依頼者さまの反省の気持ちを率直に述べます。
示談という行為は、一見加害者の利益のように見えるかもしれません。
しかし、もし被害者の方が示談を拒否してしまうと、加害者から金銭的な補償を得る機会を失ってしまいかねません。
依頼者さまの利益を考えつつ、被害者の方が適切な判断ができるよう情報をお伝えしています。
私が刑事事件において大切にしていることは3つあります。
1つ目は依頼者さまのケアです。
逮捕されて身柄を拘束されると、連日厳しい取り調べを受けます。
解決事例で紹介した1つ目の事件のように、否認する場合はなおのことです。
実際、1つ目の事件のはじめのころは、ほぼ毎日接見していました。
その際、あえて午前中の取り調べが終わったころに接見に行きました。
午後の取り調べにきちんと対応できるようにケアするためです。
――逮捕されると気が動転して、なおさら不安定になりそうですね。
2つ目は依頼者さまとの関係です。
弁護士は確かに依頼者さまの味方ですが、第三者的な視点は必要です。
もちろん、依頼者さまのお言葉は真摯に受け止めますが、それがすべて事実とは考えにくい場合もあります。
そのときは、「もし、何かまだ話していないことがあれば、私には話しておいてほしい。あなたの味方である私としてはすべての事情を知ったうえで、最大のサポートをしたい」といったように、依頼者さまにとって耳の痛い話もします。
もし、依頼者さまが本当に犯罪に手を染めたのなら、事件を起こした事実は変えられません。
それなら、素直に罪を認めて被害者への償いや再発防止に徹するほうが依頼者さまのためにもなります。
――3つ目はどのようなことですか?
3つ目は被害者の方との向き合い方です。
たとえば性犯罪の場合、多くの事件の被害者は女性です。
私は加害者側の立場で、示談のお願いをすることになります。
このとき、軽々しく「お気持ちは分かります」とは言いません。
もちろん、被害者の方の苦しいお気持ちは想像できます。
しかし、私が男性である以上、どこまでいっても真に女性の気持ちを理解することはできないと思っています。
被害者の方(女性)は、男性の私に「気持ちは分かる」といわれても、複雑な気持ちでしょう。
そのため、私は依頼者さまの反省の気持ちを率直に述べます。
示談という行為は、一見加害者の利益のように見えるかもしれません。
しかし、もし被害者の方が示談を拒否してしまうと、加害者から金銭的な補償を得る機会を失ってしまいかねません。
依頼者さまの利益を考えつつ、被害者の方が適切な判断ができるよう情報をお伝えしています。
04 弁護士として心がけること
依頼者の不安や不満を解消する。事件に禍根を残さないために
――弁護士としてどのようなことを大切にしていますか。
依頼者さまのお話をきちんとお聞きすることが大切です。
どのようなことに不安を感じ、一方でどのようなことを不満に思っているのか。
今ある想いをまずはお聞きします。
しかし、気持ちが不安定になり、このように気持ちの整理ができない方もいます。
そのときは私がカウンセラーのような役割を担い、依頼者さまのお気持ちをひとつひとつ紐解いて整理していくことも私の仕事です。
また、事件に対して禍根が残ると、その後の人生に悪影響を与えてしまいます。
そのため、事件解決を念頭におくことはもちろんですが、事件後のことも考えて弁護をしています。
これは依頼者さまだけでなく、被害者の方に対しても同じです。
――最後に川﨑先生から法律に困っている人へメッセージをお願いします。
事件を起こしてしまったり、事件に巻き込まれたりしたら「どうしよう?」と心配になると思います。
しかし、決して自分だけで解決策を考えるのではなく、まずはご相談ください。
また、逮捕にはいたっていなくても、犯した罪に対して被害届が出されているのか、警察の捜査が始まっているのかと不安に思っている方もいると思います。
そのような場合でも、お気軽にご相談ください。
その後の展開を予測できるようになり、漠然とした不安からは解放されます。
依頼者さまのお話をきちんとお聞きすることが大切です。
どのようなことに不安を感じ、一方でどのようなことを不満に思っているのか。
今ある想いをまずはお聞きします。
しかし、気持ちが不安定になり、このように気持ちの整理ができない方もいます。
そのときは私がカウンセラーのような役割を担い、依頼者さまのお気持ちをひとつひとつ紐解いて整理していくことも私の仕事です。
また、事件に対して禍根が残ると、その後の人生に悪影響を与えてしまいます。
そのため、事件解決を念頭におくことはもちろんですが、事件後のことも考えて弁護をしています。
これは依頼者さまだけでなく、被害者の方に対しても同じです。
――最後に川﨑先生から法律に困っている人へメッセージをお願いします。
事件を起こしてしまったり、事件に巻き込まれたりしたら「どうしよう?」と心配になると思います。
しかし、決して自分だけで解決策を考えるのではなく、まずはご相談ください。
また、逮捕にはいたっていなくても、犯した罪に対して被害届が出されているのか、警察の捜査が始まっているのかと不安に思っている方もいると思います。
そのような場合でも、お気軽にご相談ください。
その後の展開を予測できるようになり、漠然とした不安からは解放されます。