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たかせ しんや
髙瀬 真哉弁護士
弁護士法人ひのくに
健軍交番前駅
熊本県熊本市東区健軍3-50-19 菊乃井ビル3階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

初回相談は法テラスを利用することで30分無料となります。休日・夜間のご相談は事前予約が必要となります。

インタビュー | 髙瀬 真哉弁護士 弁護士法人ひのくに

一人よがりではなく「丁寧」な事件解決を――。対話を重視し、知財、家事事件の解決へ取り組む

生まれ育った故郷、熊本県で活躍する弁護士法人ひのくに 熊本事務所の髙瀬 真哉(たかせ しんや)弁護士。
ロースクール時代からの仲間と3人で設立した事務所で、遺産相続や離婚問題などの家事事件、交通事故などの分野に注力しています。
かつて恩師から教わった「弁護士の仕事は、勝ち負けを競うものではない」という言葉を胸に、多くの悩みを解決へと導く毎日。
平易な言葉を使った分かりやすい説明、細かな報告・連絡・相談を重視する髙瀬先生に、過去の経歴や信念などをうかがいました。

01 独立までの道のり

初めての裁判傍聴が転機に。恩師に教わった弁護士の心がまえ

――まず、弁護士を目指したきっかけから教えてください。

大学の授業の一環で、裁判を傍聴したのがきっかけでした。
人生で初めて裁判を見たのですが、弁護士の方が尋問で相手の主張に鋭く切り込む姿が、自分のなかで強く印象に残ったのです。
法学部へ在籍していたのですが、そこから本格的に法律の勉強へ打ち込むようになり、弁護士になりました。


――新人時代は、どのような事務所に所属されていたのでしょう?

現在の事務所で独立するまでは、司法修習生時代にお世話になっていた先生のやっていらっしゃる熊本県内の事務所で働いていました。
いわゆる「町弁」でしたので身近な相談が多く、主に担当していたのは、刑事事件や家庭内の紛争に関する家事事件、交通事故などです。


――恩師の先生に教わったなかで、印象に残っている言葉は?

お世話になった先生からは「弁護士の仕事は、勝ち負けを競うものではない」と教わりました。
係争中の人たちを解決へ導くのが弁護士の仕事ではありますが、勝てばいいわけではないというのが言葉の真意です。

裁判で勝ったとしても、その結果により相手との関係性がこじれてしまい、依頼者さまが苦しんでしまうケースもあります。
そうならないように本人にとって「一番の解決策は何か」を慎重にみきわめながら、事件と向き合うべきという考えは、今も心に刻まれています。とはいえ、勝ち負けにこだわられる依頼者さまについては勝つことを目指して一緒に進めていきます。


――当時の教えが、今にもつながっているのですね。

私たちの仕事が「人の人生にかかわる」というのも、お世話になった先生から教わったことですね。
先生は刑事弁護に力をそそいでおられて、勾留されている被疑者の身柄解放や刑事裁判に尽力されていたのですよ。
熱心に依頼者さまと向き合う姿から、弁護士としての責任感なども学びました。

02 独立後の現在

事務所名の由来は、地元の愛称。知的財産に強いのが特色

――松岡 智之(まつおか ともゆき)先生と吉田 孝充(よしだ たかみつ)先生とともに、現在の事務所を開設された経緯は?

もともと、松岡が先に独立していたのですが、私と吉田が独立を考えていたのを聞いて、2カ所目の事務所開設の際に声をかけてくれたのですよ。
3人ともロースクール時代に出会い、プライベートでも一緒の時間を過ごしてきた仲間です。


――ひのくに法律事務所は、インパクトのある名前ですね。

熊本県には「火の国」という愛称があるのですが、地元の方々に馴染みある名前を付けようと思ったのが由来でした。
おかげさまで地元の方々にも認知していただき、日々、身近な法律相談を受け付けております。


――事務所の特色は?

吉田が弁理士の資格を取得しており、私も含めて知的財産に関する全国ネットワーク「弁護士知財ネット」に登録しているため、知的財産に関しても対応できるのは特色のひとつです。
過去の実績としては、商標や意匠、著作権に関する問題に取り組んだことがあり、依頼者さまから「自社と同じ屋号が他人に使用されている」と相談を受けて、解決へ導いた経験もあります。

03 弁護士としての強み

家事事件、交通事故の経験が豊富。平易な言葉で対話にのぞむ

――身近な事件では、主にどういったものを担当されていますか?

比較的多いのは、遺産相続や離婚問題などの家事事件、交通事故の賠償請求などです。
事件解決に向けては、まずは、依頼者さまの思いをしっかり語っていただけるようじっくり対話して、調停などをとおして納得行く結果へ導けるように意識しています。

とくに、家事事件では親族間の問題となるため感情がどうしても高ぶってしまう方もいらっしゃいますが、わだかまりを残すことがないよう、相談時には思いの丈を吐き出していただけるような環境づくりにいます。


――対話の際に、工夫していることは?

分かりやすくお話しできるよう、法律の専門用語はなるべく使わず、ふだん使うような言葉に置き換えようと心がけています。

我々法曹関係者が当たり前のこととして使っているような言葉でも、相談者や依頼者のみなさまにとっては初めて聞く分からない言葉であったりすることは多いので、言葉の使い方や、聞いているときの様子などしっかり伝わっているのかということには注意していますね。
コミュニケーションをしていくなかで、依頼者さまにとって分からない言葉があれば、適切な言葉で改めて言い直すときもあります。


――過去に担当した事件で、印象に残っているものはありますか?

ご両親が亡くなられて、兄弟の遺産相続で困っていらっしゃった男性からのご依頼は印象に残っています。
実家をどう処理するかで揉めていて、依頼者さまを含めた兄弟間で、不動産を立て壊すにも残すにも「費用をどう負担するのか」と議論されていて、事件としてはだいぶ複雑な状況でした。

最終的には、依頼者さまをはじめ当事者同士で現金や預金の相続分なども加味して折り合いを付けて、関わったすべての人が納得するかたちで解決へと導けました。

04 今後の展望

弁護士に必要なのは丁寧さ。二人三脚で事件解決へ導きたい

――今後は、どのように活躍していきたいですか?

基本的なことですが、目の前にある一つずつの事件を丁寧に処理していく姿勢で、今と変わらず活動していきたいです。
丁寧さとは、依頼者さまの意思に反して勝手に解決へと進めていくのではなく、きちんと対話しながら、解決策を見出していくという意味です。

細かな報告・連絡・相談も心がけていることですが、弁護士は、依頼者さまとの二人三脚で事件と向き合うべきだと思っているのです。
遺産相続や離婚問題などの家事事件、交通事故といった分野に限らず、ほかの分野にも対応できるよう研さんを図り、幅広くみなさまからの相談に応じていきたいと思います。


――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

「こんなことで相談していいのだろうか」と思う必要はありません、
まずは、私どもへお問い合わせいただければと思います。
法律に関連するトラブルは早めに相談した方がよく、深刻化してしまうと、お金や時間といった負担も増えます。
悩みや気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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