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もりや つかさ
守屋 典弁護士
弁護士法人GoDo 静岡合同法律事務所
静岡駅
静岡県静岡市葵区両替町1-4-5 河村第一ビル3階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

後払い・分割払いは事件の内容によってお受けできない場合があります。 緊急性のある場合は、休日もご対応いたします。

インタビュー | 守屋 典弁護士 弁護士法人GoDo 静岡合同法律事務所

理不尽は許しません。依頼者と喜びや悲しみを共有する弁護スタイルで、解決を手繰り寄せる姿勢の原点

理不尽に屈することはありませんーー。
弁護士法人GoDoの守屋 典(もりや つかさ)弁護士はそう力強く投げ掛けます。
親しみやすさとクールさを兼備し、依頼者と喜びや悲しみを共有するのがその弁護スタイル。
これまでに不当な対応に苦しむ多くの依頼者を解放へと導いてきました。
「法律は存外頼りになるものです」と法律の勉強と実践を通じ、その力を熟知する守屋弁護士。
だからこそ、その限界も踏まえ、必ずしも法にとらわれない「最善」の解決にこだわります。
歪みに妥協せず、全力で立ち向かうその弁護方針はどのように培われたのでしょうか。
キャリアを辿りながら、その思想の源流に迫ります。

01 弁護士を志した理由

弁護士ならルールに則って不当な扱いを回避できる

ーー弁護士を志した理由を教えてください。

私は理不尽なことが嫌いなんです。
なんら非がないのに、不当に扱われたり、指示を押し付けられたり…。
そういうとき、法律はとても頼りになるんです。
法律は国会で決められたもの、つまり国民が決めたルールです。
万全とはいいませんが、決して非常識なことは言っていません。
弁護士は状況に合わせてこの法律を使いこなし、理不尽なこともルールに則って合理的に回避し、困った人を助けることができます。
自分の腕一本で生計を立てられる職業というのも魅力でした。
就職を意識し始めたとき、気づいたら法曹界が私の視野に自然と入っていましたね。


ーー理不尽なことがまかり通る世の中は生きづらいですよね。

相手の要求が明らかに道理に合っていない。
それなのに認めてしまったり、謝ったりする人がたくさんいます。
権力や目に見えない圧力のようなものに屈し、その場を収めようと自分を押し殺すのでしょう。
しかし、簡単に頭を下げるべきではないと私は思っています。
理不尽を認めることになってしまうからです。
そうやってそれが当たり前の風潮が醸成されていけば、明るい未来は期待できません。
パワハラなどはその典型かもしれません。
上司の命令だからといって、道理にあっていなければ受け入れる必要はないのです。
パワハラに対しては、罰則こそありませんが企業の対応次第では訴訟だって可能なんです。

02 取扱分野と依頼者への思い

法律と現実のギャップを埋め、依頼者にとって「最善」の解決を粘り強く

ーー法曹界の一員となり、いまはどのようなことを意識して依頼者の方と向き合っているのですか?

少しでも依頼者の方に利があるような解決へ導けるよう常に意識しています。
補足すると、法的には難しいことでも可能性があるならば、より良い結果が得られる選択肢をご提示するということです。
たとえば、離婚における養育費には算定表があり、そこに収入などを入力することで、ある程度決まった金額が算出されます。
しかし、現実の生活では子どもには私立に行かせたいとなれば、かかる費用も変わってくるわけです。
そうした各家庭の状況も十分に考慮にいれて、たとえ上乗せ額が月5000円程度だとしてもアップできるなら交渉するように心がけています。


ーー依頼者はどうしても、目先の事案の解決だけに目を向けがちですからとても頼りになります。

そこまでしなくても弁護士としての役割は全うできるかも知れません。
しかし、算定表で出た金額で、もしも依頼者の方のその後の人生が窮屈なものになるとしたら、私は見過ごすことができないのです。

離婚問題のほか、相続、交通事故、債務整理、刑事事件など幅広く対応していますが、より実生活に密接に関わる家事事件はとくにやりがいを感じますね。
家庭内の紛争は家族の感情的な対立が背景にあることも少なくありません。
私情は法律とは相容れない部分です。
そもそも私情がらみの悩みには決まった解決法があるわけではなく、各人によってポイントが異なります。
だからこそ、しっかりと意向を汲み取ってご希望に近い解決に至ったときは、その分喜びが大きいですね。


ーー依頼者の方により満足いただける解決のためにどのようなことを心がけているのですか?

じっくりと話を聞くことです。
依頼者の方はいろいろな思いを抱えておられます。
まずは第三者として、共感できること、そしてあまり望ましくないことを見極め、どのように対処するのが最善かを検討します。
依頼者の方のお話を必ずしも全面的に受け入れないのは、私が不当と感じることは、おそらく相手方にとってもそう感じられるはずだからです。
そうなると話し合いは停滞しかねません。
ですから私は、まず依頼者のお話をじっくりと聞き、その内容に「汚れ」や「濁り」があれば取り除いて「浄化」します。
そのうえで相手方との話し合いのテーブルに乗せるよう意識しています。

03 弁護としての信念

喜びや悲しみを共有しながら、一緒に不安やトラブルの解決へ

ーー弁護士としてのモットーを教えてください。

依頼者に対して法律のメッセンジャーでなく、ともに一喜一憂する存在でありたいと思っています。
依頼者の方は何かしらの不安やトラブルを抱え、ストレスも蓄積しているでしょう。
少しでも早くそうした状況から解放されたいからこそ、弁護士を頼っているーー。
そうだとすれば私は、代理人として同じ気持ちになって、そこから逃れられるよう自分ごとのように全力を尽くします。
同じように喜び、笑い、時には怒ったり泣いたりしながら、できる限りのことをして事案解決というゴールを目指したいのです。


ーークレプトマニア(窃盗症)や薬物依存症の方へ病院や支援施設を紹介したりもしているそうですね。

受任して解決に至ったらそれで終わり、というのは私は少し違う気がしています。
状況や症状にもよりますが、依存症の方の事案が解決しても、その後、再発する可能性もあります。
それが依存症だからです。
再犯するかもしれないという懸念があるならば、抑止できるよう道筋をつける。
そこまでが、依存症の依頼者の事案を受けた弁護士としての役割ではないかと私は思っています。

04 目指す弁護士像

「初心忘るべからず」。依頼者と接点を持った後は毎回、自省し、おごらない努力を

ーー目指している弁護士像を教えてください。

どれだけ経験を重ねても慢心せず、初心を忘れずにいたいですね。
「先生」と呼ばれる機会が増えて、無意識であったとしても近寄りがたくなってしまっては弁護士としての役割を十分に全うできないと私は思っています。
私自身、法曹界へ入る前に研修で弁護士にお会いした時にとても緊張しましたから。
いつまでも親しみやすい存在であり続けたいと自戒も込めて常に意識するようにしています。


ーーそのために具体的に取り組んでいることはあるのですか?

依頼者の方と接した後は必ず反省するようにしています。
「あの表現はわかりやすかっただろうか」「きつい言い方になっていなかっただろうか」など、毎回振り返り、依頼者と接する際のよりよい形を追求しています。


ーー最後に依頼者の方へお言葉をお願いします。

私の所属する弁護士法人GoDoは、市民の方が気軽に相談できる法律事務所です。
それぞれに強みを持った、ベテランから若手まで多様な弁護士が在籍し、親身になって紛争や問題の解決に全力を尽くします。
「GoDo」は困難なことに「Go」(進んでいく)、「Do」(任務を遂行する、行動する)という意味が込められています。
親しみやすい弁護士ばかりですので、お困りのことがあれば、気軽に事務所までご相談にいらしてください。
一緒に進み、解決へ向けて責任をもって行動し、任務を遂行させていただきます。
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