さめじま ちひろ

鮫島 千尋弁護士

鮫島法律事務所

御茶ノ水駅

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犯罪被害者の心の叫びを代弁する交渉アナリスト。性暴力に苦しむ女性に寄り添う

鮫島法律事務所の鮫島千尋弁護士は、強制わいせつなどの性犯罪に遭った女性をはじめ、犯罪被害者の支援に力を入れています。
「何でもとことん追求したくなる」という性格の通り、紛争解決の交渉力を磨くために交渉アナリストの資格を取得。
刑事事件では数少ない無罪判決を勝ち取った実績もあります。
犯罪被害に苦しむ人々に寄り添う原動力は何なのでしょうか。

01 私が得意にしている分野・事件

犯罪被害者の支援に注力。性犯罪被害の女性に寄り添う


ーー事務所のホームページで「犯罪被害者の支援」を全面的に打ち出していますね。

犯罪被害に遭われた方々のサポートは、最も力を入れている分野です。
傷害や強盗致傷などいろんなケースがありますが、とくに多いのは強制わいせつや強制性交などの性犯罪被害に遭った女性の支援です。


ーー性犯罪被害はプライバシーの問題もあり、とてもセンシティブな事件だと思いますが。

周囲から心ない言葉を浴びせられる、セカンドレイプの怖さもあります。
また裁判でご本人が証言しようにも、目の前には加害者や傍聴人がいたり、遮蔽等の措置がとられていても、当時の状況がフラッシュバックしたりして、うまく話せないケースが少なくありません。
被害を訴えたくてもどうすればいいかわからず、困っている方々がたくさんいらっしゃいます。

そんな被害に遭われた女性の代弁者になることが私の役割です。
私自身もお話を聞くときは「何を訴えたいのか」について、心のケアを十分にしながらゆっくりとお聞きします。
それでも話しづらそうにされているときは、「こういうことが言いたいのですか?」と一つひとつ丁寧に整理し、解決方針を一緒に考えていきます。


ーーみなさん、心を開いて話をしてくれるものですか?

「話しやすい」と言っていただくことは多いですね。
とくに印象に残っているのは、強制わいせつの被害に遭った女性の弁護を担当したときのことです。

その女性は被害に遭ってから、男性不信になっていました。
ただ事件が終結したときには、笑顔で男性である私に握手をし、便箋4枚にわたるお礼の手紙をくださったのです。

その女性は、私が何気なく口にした「あなたは一切悪くないから、そのことを裁判所に伝えていきましょう」という一言に救われたとおっしゃっていました。
きっと周りから、「あなたにも落ち度があったのでは?」というバッシングを受けていたのでしょう。
でも、あの一言で「私は悪くないんだ」と前を向くことができたそうなんです。


ーーそもそも、なぜ犯罪被害者のサポートに力を入れるようになったのですか?

大きな理由は、被害者側の情報不足を実感していたからです。
被害者がインターネットなどで弁護士を探そうとしても、出てくるのは加害者側の情報ばかり。
さらに、加害者の弁護についてはお金がなくても国選弁護人をつけることができますが、被害者側には国によるそういった制度はなく、日本弁護士連合会が一部支援を担っているという状態です。
情報と支援の不足が課題になっているのです。

それなら、私が率先して力を入れることで少しでもサポートできないか。
そう考えたのが、犯罪被害者の弁護にこだわる理由です。
事務所としてもそうですが、東京弁護士会の犯罪被害者支援委員会にも所属し、面談や研究を行っています。


ーーその他の分野や事件についてはどうでしょうか?

基本は手広くいろんなご相談を受けています。
例えば、マンション管理組合の顧問もしている不動産トラブルや、相続関係のご依頼も多いですね。

それと、刑事事件では無罪判決を勝ち取ったこともあります。
刑事事件では、無罪率は1%未満だと言われているのですが、この事件は、朝の通勤電車内で乗客を暴行したとして逮捕された人の弁護でした。
法廷で被害を訴えていた人の証言の矛盾点を何カ所も追及した結果、無罪になったのです。
刑事訴訟での無罪判決の割合はかなり低く、私にとっても誇れる事件になりました。

02 私ならではの強みと信念

モットーは「円満解決」の交渉アナリスト。無罪判決の実績も


ーーここまではお聞きしてきたのは主に「依頼者との接し方」ですが、争う相手に対する強みも知りたいです。

交渉には自信があります。
紛争を解決するための交渉理論を勉強し、交渉アナリスト2級の資格を持っています。
これは米ハーバード大学で交渉学を学んだ理事長が運営する、NPO法人日本交渉協会の認定制度です。

ビジネス用途で資格を取得する人が多いのですが、私は紛争の現場でこの理論を役立てています。
わかりやすい例でいうと、慰謝料の金額の提示方法です。
最初にどれくらいの金額を提示すれば、こちらが最終的に意図するゴールに持っていけるか。
相手の次の打ち手を読みながら理論を組み立て、議論の主導権を握るのです。
先ほどお話しした強制わいせつ事件では、慰謝料が満額支払われることになりました。


ーー弁護士にとって交渉は結果を大きく左右する大事な要素ですよね。

もちろん交渉や裁判で徹底的に相手を攻めることが必要な場面もありますが、将来のことも考えて、なるべく円満解決させることが私の交渉術であり、モットーです。

白黒真っ二つにすると、お互いにどうしても「感情的なしこり」が残ってしまいます。
親族や知り合い同士なら、なおさらそういう事態は避けたいですよね。
大事なことは、相手の話をよく聞くことです。
相手にも理解を示しながら、駆け引きを重ねていい解決策を探し出すことを心がけています。


ーー過去にどんな円満解決の事件があったか、教えていただけますか?

子どもの面会交流に関するエピソードを紹介します。
私は母親側の代理人だったのですが、相手方の父親側が起こした5つの調停と訴訟を最終的には全て取り下げてもらったことがありました。

離婚後、お子さんは母親のもとで暮らしていて、父親とは月1回のペースで面会を続けていたのですが、ある日事件が起きます。
面会ができない時期が続いて、両者の間でトラブルに発展してしまい、後日、父親側が損害賠償請求など計5つの調停と裁判を起こしました。

父親に今まで何人か弁護士がついていたことはあったようですが、私がこの事件を担当したときには、誰も付いていませんでした。
相手方を厄介者扱いして突き放すのは簡単です。
実際、今まで母親側の代理人となった弁護士は、父親側と会って話すことはしない、書面のみでやりとりをするといった形で距離を置いていたそうです。
確かにそういった方法もあるでしょう。
しかし、私はこの事件をお互い納得のいく形で円満に解決するためには、そのような方法ではダメではないかと思いました。
そのため私は、何度も父親の自宅近くまで訪ねていき、父親の思いや不満にじっくり耳を傾けながら、「このままでは子どものためにも、あなたのためにもならないですよね。」などと話を続けたのです。
話をしてみれば、父親側もご理解のある方で、穏やかに話し合うことができました。
その結果、取り下げを約束してくれました。

03 私が描く今後の弁護士像

「限界を超えてからが挑戦」。紛争解決のスペシャリストに


ーーアナリストの資格を取ったり、交渉を粘り強く続けたり、とても勉強熱心で真っ直ぐな印象です。

一度熱中すると、とことん追求したくなる性格なんでしょうね。
好きな言葉は、「限界を超えてからが挑戦」です。F1レーサーのアイルトン・セナの言葉で、自分が限界だと思った地点から、さらに一歩踏み出したときに人は成長する。
そんな意味合いですが、自分で限界は決めずに、どんな事件も最後までとことんやり抜くのが私のスタイルです。

仕事以外の面でも似たようなところがあって、例えばラーメン屋巡りに熱中しています。
弁護士は毎年改訂される六法全書を買い換えるのですが、同じようにラーメンのガイドブックも毎年新版を購入して食べ歩きをしています。


ーー最後に、今後に向けて目標などを教えてください。

直近の話をすると、私は今年(2021年)4月から日本で唯一、交渉理論を実践的に学べる大学院に通う予定です。
専攻は、あらゆる紛争を交渉で解決する人材を育成する「交渉紛争解決実践コース」です。
紛争解決のための交渉力をもっと磨いていきます。

もっと大きな視点で言えば、この仕事を通じて社会に貢献したい思いが強くあります。
思い返せば、私が弁護士を目指したのは学生のとき、親族が不動産トラブルに巻き込まれたことがきっかけでした。
何もできず歯がゆい思いをし、弁護士になって困っている人の力になりたいと思ったのです。

そして今、弁護士として独立し、ありがたいことに多くの方々に頼っていただけるようになりました。
今の私がいるのは、周囲のいろんな人の助けがあったからです。
その恩を少しずつでも社会に還元していきたい。
目の前で苦しんでいる依頼者を一人でも多く救うことが、私の使命だと思っています。
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