かわもと ゆうや
川本 雄弥弁護士
ときわ綜合法律事務所
松戸駅
千葉県松戸市本町18-4 NBF松戸ビル5階
インタビュー | 川本 雄弥弁護士 ときわ綜合法律事務所
冷静な判断力を武器に刑事事件から離婚問題まで幅広く対応。地元松戸の皆さまのために
ときわ綜合法律事務所の川本雄弥(かわもと ゆうや)弁護士。
生まれ育った千葉県松戸市に根付き、街の人からの相談に日々耳を傾けています。
そんな川本先生に、弁護士としての実績や悩みをもつ人に伝えたいメッセージなどを伺いました。
生まれ育った千葉県松戸市に根付き、街の人からの相談に日々耳を傾けています。
そんな川本先生に、弁護士としての実績や悩みをもつ人に伝えたいメッセージなどを伺いました。
01 弁護士としての実績
刑事事件の解決実績は200件以上。一般民事ではネットの情報に踊らされることなく、ぜひ弁護士に相談してほしい
――川本先生はこれまでどんな案件に対応してきましたか?
刑事から民事まで幅広く対応してきました。
刑事事件では、2012年に弁護士登録をしてからこれまで(2020年まで)の間に、傷害致死、殺人、痴漢、万引きなど、200件以上の案件を解決に導いてきました。
刑事事件における弁護の依頼は、被疑者が身柄の拘束をされている場合と、されていない場合の大きく2パターンがあり、状況によって対応方法が異なりますが、どちらにおいても豊富な実績があります。
――民事ではどのような対応経験がありますか?
特に多いのが離婚問題と相続です。
――民事の対応をする際、意識していることはありますか?
最近はインターネットでさまざまな情報が得られるようになったため、事前にいろいろ調べて相談に来られる方が増えています。
相談者の基本的な知識レベルが上がったともいえますが、同時に間違った理解をしている人も多いので、その辺は法律のプロとして正しい情報をしっかりとお伝えするようにしています。
――「間違った理解」とは、例えばどのようなことがありますか?
離婚問題では、養育費や婚姻費用の相場がネット上のさまざな記事で語られていますが、必ずしもその金額が受け取れるわけではありません。
相手が支払わないときに強制執行まで視野に入れて綿密に計画を立てることで、初めて請求した費用を確実に受け取ることができます。
また、離婚においては女性側が有利というイメージが浸透していますが、必ずしもそうではなく、裁判所は中立に判断します。
ですから、男性側は諦めることなく、逆に女性側は「大丈夫だろう」と油断することなく、弁護士に相談をしてほしいです。
それによって結果は大きく変わることもあると思います。
02 弁護士を志したきっかけ・地域への想い
苦労人として、相談者の気持ちがわかる。生まれ育った地域とのつながりを大切に
――川本先生が弁護士を志したきっかけを教えていただけますか?
高校生の時、とても自由な校風の学校に通っていました。
生徒会の意見を集約して学校側に伝え、議論するような時間があったんです。
私は2年生のときに生徒会長を務め、全校生徒の意見をまとめて学校側に表明するという重要な役割を担いました。
そうした活動のなかで権利とは何かを考えるようになり、これをしっかり学問として学んで誰かの役に立つ仕事がしたいと、弁護士を志すようになりました。
高校卒業後は明治大学に進み、同大学院で修士号取得した後、本格的に司法試験を受験し始めました。
――学生時代に生徒会長を経験して弁護士に…華々しいキャリアですね。
いえ、決してそんなことはありません。
受験中は、昼は法律事務所で働きながら、夜は法科大学院に通うという生活で、受かるまでにはとても苦労しました。
スパッと一発で受かる人もいますが、私はそういうタイプではなかったです。
今となってはその時の経験も糧となり、苦労している方や辛い思いをしている方に寄り添うことができるかなと思っています。
――川本先生は出身もこちらの事務所がある千葉県松戸市ですよね。
はい。生まれたのは別の土地ですが、幼稚園の頃から松戸で育ちました。
やはり地元の人が困ったとき、気軽に相談できる弁護士になりたいと思い、弁護士になってからずっと千葉県を拠点に活動してきました。
学生時代の同級生から法律相談を受けることもあります。
これからも地域との繋がりを大切にしていきたいです。
03 仕事のやりがい
少年院を出た依頼者から届いた一通の手紙。人生は一度つまづいても終わりではない
――川本先生が仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
依頼者から感謝してもらえたときです。
以前、少年事件の弁護を担当した少年から、少年院を出た後で「大学に入りました」と手紙が届きました。
彼は少年院で深く反省し、これからの人生を本気で考えた結果、政治学を学んで人の役に立ちたいと、猛勉強をして大学に受かったようです。
人生は一度つまづいてもそこで終わりではありません。
その出来事をどう活かすかはその人次第です。
弁護士の仕事は、依頼者の人生に関わる重要な仕事です。
やりがいも大きいですが、同時に責任も大きい…彼の手紙はそれを思い出させてくれる大切なものです。
――依頼者と向き合う時に意識していることはありますか?
できるだけその方の不安が取り除けるように、物腰が柔らかく接することを心掛けています。
また、話すのが苦手な方もいらっしゃいますが、その場合でも重要な情報を逃さず聞き出し、効率良く適切な回答を導き出せるように意識しています。
また、相談者自身が気付いていない別の問題が隠れている場合もあるので、その辺も注意して話を聞くようにしています。
例えば男女問題において、一言で「DV」といっても、物理的な暴力だけでなく、経済的DVや精神的DVといったものもあります。
長い関係の中で常態化してしまい、そこに問題意識を感じていない場合、全てを明らかにして相談者に認識させることで、慰謝料額の増加など、正しい主張ができるようになります。
04 悩みをもつ人に伝えたいメッセージ
一人で悩むのではなく、早めにご相談ください
――話は外れますが、趣味はありますか?
音楽鑑賞が好きで、以前は毎年大型の野外フェスに足を運んでいました。
中学生のときにビートルズにハマってから、洋楽のロックが特に好きです。
最近はライブに行く機会も少なくなり、週末は5歳の娘と遊ぶことが楽しみです。
早くも口が達者で、見事に論破されたりしています(笑)
子どもの発想は本当に面白いですね。
――ありがとうございました。最後に悩みを抱える方に向けてメッセージをお願いします。
刑事事件や離婚、相続といった問題は、人生においても何度も起こり得ることではありません。
それだけに、いざ自分がそうした問題に直面すると戸惑ってしまうことも多いでしょう。
しかし、そこで抱え込んでしまうと良いことはありません。
早めにご相談いただくことでさまざま対応策を検討することが可能です。
丁寧かつ迅速に対応させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。