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あだち けいすけ
足立 啓輔弁護士
藤井・滝沢綜合法律事務所
葭川公園駅
千葉県千葉市中央区中央3-5-1千葉中央トーセイビル9階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

休日・夜間の面談は事前予約が必要になります。

インタビュー | 足立 啓輔弁護士 藤井・滝沢綜合法律事務所

企業法務に注力。現場へのAI導入など「DX化」で弁護士業務の効率化を実現

民事事件や刑事事件に幅広く対応するだけではなく、企業法務にも注力する藤井・滝沢綜合法律事務所の足立 啓輔(あだち けいすけ)先生。
中学から高校時代にかけて、テレビで見た「死刑囚・永山則夫」のドキュメンタリー番組に触発され、弁護士の道へと進みました。
弁護士業務ではAIを導入するなど、法律の現場におけるDX化にも視野を広げながら、若い世代の事業者をバックアップ。
LINEやZoomなどを駆使したスムーズなコミュニケーションにも定評ある足立先生に、自身のキャリアや将来像などをうかがいました。

01 弁護士になった動機

きっかけは永山事件。罪を犯した人を支えたい一心で弁護士に

――足立先生はなぜ、弁護士をめざしたのでしょうか?

中学から高校時代にかけて、テレビで見た「死刑囚・永山則夫」のドキュメンタリー番組を見たのが私にとっての大きな転機でした。
1968年に発生した連続射殺事件、いわゆる「永山事件」の背景をたどる番組。
彼の生い立ちを知り、罪を犯した人の更生に関心を持ちはじめたんです。
永山は死刑執行までに獄中で小説家としての活動をスタートさせ、文学賞を獲得するほどの実力を持っていましたが、家庭環境には恵まれていませんでした。

極貧の家庭に生まれ、親からの愛情も満足に受けられなかった永山。
そんな彼が、仮に恵まれた環境で育っていたら、罪を犯さなかったかもしれないーー。
彼の人生から、人それぞれの生い立ちは人格形成や将来の行動に関係しているのだろうと、自分なりに考えるようになったんです。
それから罪を犯した人には、どのような背景があったのかを説明し、罪を償うのはもちろん、その人が更正するまでを支えられる仕事に就きたいと思い、弁護士を目指すようになりました。

02 仕事への思い

弁護士次第で結論は変わる。工夫して、常に最善策へと導く

――弁護士をめざしてから現在までのキャリアを教えてください。

出身地は、福岡県。
上京して、東京の一橋大学へ進学し、卒業後はロースクールや司法修習を経て弁護士になりました。
以降は、現在の藤井・滝沢綜合法律事務所で個人・法人問わず、さまざまな方からのご相談をお引き受けしております。

――お仕事のやりがいを感じる場面はありますか?

無事に事件解決へ至った際、依頼者さまから

「先生にお願いしてよかったです」
「先生と出会えて人生を変えることができました」

とおっしゃっていただける瞬間のうれしさは、何ものにも代えがたいです。

いずれの事件も答えはひとつではなく、対応する弁護士の工夫次第で結論は変わってくると考えているんです。
自分自身がどう事件に向き合うか、個人の力量や裁量が依頼者さまの将来へ直結してくるので、常に最善策を提案できるよう、尽力できるのは弁護士ならではの仕事のやりがいだと感じています。

03 現在の業務

尽力するのは中小企業、個人事業主の法務。AI導入でスピーディな対応も実現

――現在の事務所では、主にどのような分野を扱っていらっしゃいますか?

特定の分野に絞ることなく、日々、民事事件と刑事事件のいずれも幅広くご相談をお引き受けしております。
より細かく説明しますと、民事事件では債務整理や離婚、相続、交通事故などの一般民事事件へ注力しており、刑事事件では、裁判員裁判にも対応できます。
また、企業法務へも注力しておりまして、現在は千葉県弁護士会の中小企業支援部会に所属。
事務所のある千葉県はもちろん、都内など他地域の方々からのご相談も受け付けております。


――小規模事業者も対象になる中小企業庁管轄の「千葉県よろず支援拠点」でコーディネーターを務めていらっしゃるのも、その理由からでしょうか?

そのとおりで、ベンチャー企業やスタートアップ企業の事業者さまからもご相談を受け付けております。
よろず支援拠点や交流会をきっかけに同世代の経営者の方々とお会いする機会もありまして、刺激を受けていますね。
お話しする内容としては、企業法務の観点からビジネス上にどのようなリスクがあるのかを、私からお伝えしたり。
そのまま話が派生して、各事業内容に沿ったマーケティングの話題になったり。
ざっくばらんに会話させていただくなかで、自分自身、吸収することがとても多いと実感しています。


――事業者さまからのご相談では、どのようなお悩みが多いのでしょうか?

たとえば、「契約書の記載内容に不安がある」といったご相談は比較的多く、顧問先からのお問い合わせでおよそ7割を占めています。
契約書は企業の利益を守るために必須のものですし、公平公正な契約を締結するのは将来起こりうる紛争の予防につながります。

弁護士側ではいわゆる「レビュー」と呼ばれる契約書のチェック作業があるのですが、人間がじかに確認するのはもちろん、最新のAIも導入してダブルチェックの体制を取っています。
テクノロジーを駆使することで業務の効率化を図っており、スピーディーに依頼者さまへ対応できていると自負しております。

また、昨今は知的財産についてのご相談もあり、事業者さまの商品が「他社に真似されないかと不安」といった声や、実際に「他社から知的財産権の侵害を理由に賠償を求められている」といった声を聞くこともあります。
弁護士としての知見や経験はもちろん、資格を取得した二級知的財産管理技能士としての知見も生かして、依頼者さまのご相談に応じています。

ほかにも、パワハラやセクハラの問題、給与や取引先からの代金の未払い、不当解雇に関するご相談など、企業内で起こりうる問題や、次の世代への事業継承に悩む事業者さまからのお問い合わせも受け付けております。

04 将来の展望

LINEやZoomで柔軟な対応。若い世代の事業者の味方に

――ちなみに、仕事終わりや休日はどのように過ごしていますか?

サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を取得するほどサウナが好きで、時間が空いたら汗を流しに行っていますね。
サウナの空間にいると無心になれますし、日々、めまぐるしい時間も忘れてリフレッシュできます。
同世代の弁護士の仲間とギター、ベース、ドラム、ボーカルの編成のバンドも組んでおりまして、みんなで集まり、好きな音楽をカバーしています。


――今後は、どのように活躍していきたいですか?

企業法務に注力したい気持ちは変わりません。
現在は千葉県の事業者さまからのご相談が中心ですが、いずれ他の地域からもより多くのお問い合わせをいただけるように尽力していきたいです。
先ほども述べたように、契約書のレビューにAIを導入するなど、弁護士業務のDX化にも強く関心を抱いておりまして、テクノロジーも駆使して若い世代で将来の成功を夢見ていらっしゃる、ベンチャー企業やスタートアップ企業の方々をバックアップできればと考えています。

LINEやチャットワーク、Zoomといったツールを活用して、効率的に依頼者さまとのコミュニケーションを図れる体制を取っているのもその一環です。
法律家としてみなさまのビジネスを支えていきたい気持ちはもちろん、共に成長していく「ビジネスパートナー」として、今後もたくさんの事業者さまをサポートできればと思います。


――最後に、相談に悩む読者のみなさまへメッセージをお願いします。

弁護士や法律事務所への相談にハードルの高さを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身はサービス業ととらえております。
対話時は、雑談をまじえながらみなさまのお悩みに寄り添いたいと考えておりますので、気兼ねなくお問い合わせいただければ幸いです。
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