鮎川 泰輔弁護士のアイコン画像
あゆかわ たいすけ
鮎川 泰輔弁護士
虎ノ門法律経済事務所 長崎支店
長崎駅
長崎県長崎市大黒町11-8 長崎東京生命館5階C室
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

【1】分割・後払いの可否は、事案によります。【2】夜間や休日相談をご希望される方は事前にご相談ください。

インタビュー | 鮎川 泰輔弁護士 虎ノ門法律経済事務所 長崎支店

関東での職務経験を経て地元の長崎県に戻り、「長崎くんち」に出場するなど地域に密着した弁護士を目指して。

50年を超える歴史と、100人以上の弁護士を擁する虎ノ門法律経済事務所。
そこで長崎支店の支店長を任されているのが、地元出身の鮎川 泰輔(あゆかわ たいすけ)弁護士です。
長崎県弁護士会で刑事弁護委員会の委員長を務めているほか、地域の企業家団体にも所属するなど、地域に溶け込んだ弁護活動が評判です。
実績豊富な刑事事件と、同族会社の事業承継問題を中心に、事件解決に奔走する日々に迫りました。

01 弁護士としてのキャリア

長崎に帰郷して10年。50年超の歴史誇る法律事務所の支店長に

ーー弁護士になって15年が経ちましたが(2025年9月現在)、これまでどんなキャリアを歩んできたのでしょう?

茨城県内にある司法修習先の事務所にそのまま入所し、そこに3年半ほど在籍していました。
いわゆる町弁として一通り事件処理の経験を積んでから、現在の事務所に移籍します。
私が生まれ育った場所は長崎県内の大村市というところです。
約13年ぶりに地元に戻り、早いものでもう10年が過ぎました(同)。

当事務所は50年以上の長い歴史と実績があり、東京の本店と支店を合わせ所属弁護士は100人を超えます(同)。
税理士や司法書士、行政書士なども在籍する総合法律事務所です。

私は長崎支店を立上げ、支店長として、個人から法人まで幅広い事件を扱っています。
長崎支店には女性弁護士も在籍しているので、とくに離婚・男女関係のトラブルでは女性からのご相談も多いですね。


ーーそれ以前の話になりますが、そもそもなぜ法律の世界に足を踏み入れたんですか?

1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件をご存知ですか?
「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った当時14歳の少年が、小学生を次々と殺傷した事件です。
最近になって当時の裁判資料が破棄されていたことが発覚し、その報道で記憶が蘇った人もいるのではないでしょうか。

あのとき私は中学生だったんですが、犯人の少年と同い年だったんですよ。
事件そのものの衝撃に加え、彼の動機や内面にも恐怖とともに関心が湧いてきて。
その延長で法律に興味を持つようになったんです。

法学部に進学した大学で、とくに熱心に研究していたのも刑事法でした。
刑事事件は警察や検察という巨大な組織を相手にするわけですが、理屈が正しく、筋道が通ってさえいれば十分勝ち目があります。
私自身が理屈を突き詰めるタイプなので、性に合っているかと思います。もちろん、理屈を突き詰めるという姿勢は刑事事件だけでなく民事事件でも強みです。

02 得意分野と強み①

否認事件で不起訴処分、早期釈放や示談交渉に強い刑事弁護委員長

ーーでは、弁護士になってからも刑事事件には力を入れてきたんでしょうか?

刑事事件は、キャリアを通して最も力を注いできた分野のひとつです。
2022年から、長崎県弁護士会の刑事弁護委員会で委員長も務めています。

裁判所からランダムに選任される「国選事件」もありますが、個別にご依頼いただく「私選事件」の扱いも多いです。
犯罪の事実関係を争う否認事件の扱いも多いです。
不起訴や早期釈放に向けた示談交渉や、警察や検察との折衝なども。
いずれも同じくらいのキャリアの弁護士と比べれば、かなり多く扱っていると思いますね。


ーー否認事件と聞くと、自白を迫るような警察の威圧的な取り調べが思い浮かんでしまいます。恐怖や不安を感じる人が多そうです。

「どうしても、受け入れられない」。
スーパーで財布を拾って警察に届け出たものの、「お金を抜き取って不正利用したんじゃないか?」と疑われた方の弁護を担当したときのことです。
依頼者さまは、強い口調でそう訴えておられました。
しかも、まだお若い方であり、密室で警察官に囲まれ、取り調べを受ける空間はまさに恐怖そのものだったはずです。

日本の制度では、取り調べに弁護士が立ち会うことができません。
ただ私は、警察署まで付き添い、取り調べの最中にずっと署内で待機していたんです。
いわゆる「準立ち合い」と呼ばれるものです。

さらに、警察には1時間おきに休憩を入れるよう申し入れました。
取り調べは5時間以上もノンストップで続くことが珍しくなく、それに耐えかねてありもしない容疑を認めてしまうことも十分考えられたからです。

休憩のたびに一緒に外に出て気分転換を図り、判断や返答に迷う点について都度細かくアドバイスしました。また、依頼人の心が折れないように励ましの声をかけ続けました。
そうやってなんとかやってもいないことを認める調書を作らせず結果は不起訴処分となりました。


ーー取り調べに立ち会えなくても、できることはあるわけですね。

否認事件で不起訴へ持ち込むためのポイントは、警察に思惑通りの供述調書をつくらせないことです。
そのために、場合によっては弁護人が先に供述書を作成することもあります。

供述調書は本来、警察がつくるものです。
ただ、たとえば身柄を拘束しないまま捜査を行う在宅事件であれば、何度も警察署に呼び出され、その度に長時間の取り調べを受けなければなりません。
先ほどもお伝えしたように、それは精神的に大きな負担を伴います。


ーーそれを避けるために、先に供述書をつくってしまおうと。

取り調べで警察に聞かれるであろうことをすべて網羅した供述書を突きつけ、「同じようなことは何度聞かれても、供述書通りにしか答えようがない」などと念押しするんです。

そうすれば取り調べの時間を短くできますし、何よりご本人の意向に沿った供述書を作成することができます。
そのあたりは、これまでの経験で捜査の内容や手続きを熟知しているからこそなせる技でもあるはずです。

刑事事件は、被疑者・被告人がたったひとりで警察や検察という国家機関と対峙するという手続です。
その恐怖やプレッシャーは計り知れません。
そんな中で唯一、味方になれるのが私たち弁護人です。
法的側面だけでなく、心理的にも支えになれればいいなと思っています。

03 得意分野と強み②

同族企業の複雑な事業承継を解決へ。事業者団体での活動や大学での講義も

ーーほかの分野はどうですか?とくに相談の多い事案などがあれば教えてください。

近年は、会社関係のご相談も非常に多いですね。
中小企業家同友会や商工会議所青年部など地元の経済団体にも所属しているので、そのご縁で声をかけていただく機会も増えています。
また、2024年まで地元の長崎大学で「商法」の講義を担当していました。
 「●●に強い」と自分でアピールするのはちょっと気恥ずかしい部分もありますが、経営者団体や大学などの第三者から評価いただけているのは嬉しいですね。

長崎では中小規模で、同族会社が多いこともあって、事業承継で親族同士の泥沼の争いに発展してしまうケースが多い印象があります。


ーー生前対策ができていればトラブルは回避できそうですが、現実はなかなかそうではないんですね。

実は最近も、創業者が亡くなったあとの会社経営をめぐって、お子さんの兄弟同士がどう引き継ぐかで揉めた事案がありました。

会社の株式を子らで持ち合っていたなか、意見がまとまらず、方向性がなかなか定まらなかったんです。

交渉は難航しましたが、最後はなんとか円満に収拾させることができました。
多角的に法的な検討や他の兄弟の代理人とも折衝を重ねた結果、経営権を一本化させることに成功したのです。

高齢化に伴い、誰を後継者として事業を引き継ぐかは重要な経営課題になっています。
事前の準備とともに、トラブル発生後の対応はぜひ安心して私を頼っていただきたいですね。

04 地元・長崎への思い

秋季大祭「長崎くんち」に出場。地域住民、企業を支える覚悟

ーー長崎に帰郷して10年、地元に戻ってきたのは正解でしたか?

もちろんです。
地元の住民や企業のみなさんのお役に少しでも立てているなら、こんなにうれしいことはありません。

2018年には、寛永11年(1634年)から続く秋季大祭で、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「長崎くんち」に大黒町唐人船の根曳(ねびき)として参加させていただきました。自分のきいた範囲では、弁護士で根曳(ねびき)として出場した例はないそうです。
これは一生の思い出になりました。

地域の方々には、いろんなことを学ばせていただいています。
仕事に臨む姿勢、日々の暮らしのあり方。
異なる人生を歩んできた人たちと触れ合うことで、どんなことからも学ぶ姿勢を持つことの大切さを思い知らされました。

これからもそのご縁や感謝を忘れずに、これまで培ってきた知識や経験に基づいて地域のみなさんに弁護士として力添えしていきたいと思います。
電話で面談予約
050-7587-5697
受付中

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。