法律事務所からの法的根拠のない請求に対する対応方法は?
とある法律事務所から、請求の法的根拠のない催告が届き困っています。
内容は、期日以内に支払いが無い場合、不動産や銀行預金などの財産を差し押さえる可能性がある、といったものです。
その弁護士宛に市役所や警察に相談済みであることや、該当組織が一度も請求の法的根拠となる契約書の写し等を示してこないこと、今後私たちに書面を送付することをやめてほしい旨をメールで送りました(その法律事務所のウェブサイトにメールアドレスが公開されていました)。
そうすると、その弁護士から、説明の準備はできているが、母の意向を受けているのかの確認(請求が母宛のため)、まずは本人確認のため運転免許証やマイナンバーカード等個人情報が確認できるものの裏表を写メで送ってほしいとの返信がきたのですが、この対応は弁護士として普通ですか??
その弁護士に対する返信文を以下のように考えたのですが、修正すべき点や付け加えるべきこと等、法律家の観点でご教示いただけましたら幸いです。私としては、メールでこの自称弁護士に身分証明書を提示する気は一切ありません。なので、この弁護士から届いた書面をpdfで添付しようと思っています。
(尚、相談カテゴリーはどれに該当するか不明な為ランダムにセレクトしています。)
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《弁護士の名前》様、
ご連絡ありがとうございます。
貴所より繰り返し通知をいただいております件につきまして、当該債権の法的根拠が不明なまま支払いを求められていること、また「脱会には約50万円を要する」といった主張についても、法的な裏付けが一切示されていない点に、深い疑問と強い不信感を抱いております。
なお、私の母ですが、高齢で難病を患っており、現在の連絡や対応はすべて実娘である私が代わりに行っております。
また、警察からは「当事務所からの要請には応じないように」と明確な助言を受けております。
念の為、以下に、貴所より送付された書面を添付致しますので、ご確認ください。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
《私の名前》
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相手弁護士の対応(本人確認資料の送付要請等)については,弁護士の対応としては普通であり,むしろ適切です。本件の当事者は母親ですので,たとえ子供であっても当事者でない人から連絡があっても交渉できないのが普通であり,本件では親子関係ということで(例外的に)本人確認資料の提出を求めた上で交渉対応する,ということでしょう。
文面の添削ですが,公開の場での質疑応答は,相手方にこちらの手の内を晒す結果になるため適切でないと思われます(この掲示板は相手弁護士も見ることができるという点にご注意ください)。弁護士へ直接相談した方がよいでしょう。
ご回答どうもありがとうございます。
ちなみに、弁護士として、法的根拠を提示せずに財産の差し押さえを示唆する手紙を送りつけることはよくあることなのでしょうか?
こういった手紙を送られた方の気持ちは理解できないのかな、、と不思議に思っています。
お母さまに対する請求なのですから、お子さんからの回答は基本的に意味を持ちません。
また、民事トラブルに対して警察が「応じないように」と言うはずもありません。
正当かどうかはおいておいて、何らかの根拠があって請求しているはずです。
拒否一辺倒ではなく、しっかりと対応してください。