不当解雇での戦い方と圧力に対抗する方法は?
昨年
中途採用で入社した企業より、
上司との信頼関係が気づけない、
スキル不足を理由に解雇させられました。
(人事、上司、上司の上長同席の面談で言われました。)
当方としては、全く納得がいかない状況です。
圧迫面談のような空気で
反論をしても全く受け入れられず。
コンプライアンス違反の上司を内部通報で顧問弁護士に通報したら、
逆恨みをされました。
その上司は社長の愛人の息子らしく、
社内でもみんな怖かっております。
多くの方が泣き寝入りの退職に追い込まれております。
【質問1】
仕事で穴を開けた事はないのですが。
こんなことで解雇された場合、
不当解雇で戦えますか?
【質問2】
能力不足の理由で解雇されたのですが、どのように戦えば良いですか?
能力がある証明が必要ですか?
【質問3】
会社側は復職をさせたくないので、
私が他社へ転職をするよう、
この問題をずるずるを長引かせると思います。
過去にわが社でそういう例があり。
負け戦なのに、わざと裁判を長引かせる、そういう企業も多いですか?
【質問1】仕事で穴を開けた事はないのですが。こんなことで解雇された場合、不当解雇で戦えますか?
【回答1】不当解雇で争えると思います。きちんとエビデンスを揃えて置くべきであろうかと思います。二つを準備してください。
1)解雇通知書 ➡ 別に解雇をしたわけではなく、退職勧奨をしただけだ。労働はが誤解して会社に来なくなっただけだという言い訳を防ぐ
2)解雇理由書 ➡ 解雇を正当化するために、解雇の理由を後出しじゃんけんで追加しないようにするために
【質問2】
能力不足の理由で解雇されたのですが、どのように戦えば良いですか?能力がある証明が必要ですか?
【回答2】
能力不足だけで解雇が認められるケースは、実際には多くありません。ミスを連発してしまったり、期待されたノルマを達成できないといったこともありますが、これらの事情のみでは、解雇が認められるような「能力不足」とまでは認められません。
そうすると、法律上、「解雇が認められる程度の能力不足」とは、何かが問題になりますが、
①雇用関係が維持できないほどの重大な能力不足(「能力不足の重大性」)
②改善の見込みがない(「改善可能性」要件)
が必要になると思われます。
「他の労働者と比べて評価が低い」程度であれば解雇は認められません。上記の①と②は、会社が立証するべきものです(立証できなければ不当解雇と認定されてしまう。)から、こちらで「能力があること」を立証する必要があるわけではありません。
【質問3】
会社側は復職をさせたくないので、私が他社へ転職をするよう、この問題をずるずるを長引かせると思います。過去にわが社でそういう例があり、負け戦なのに、わざと裁判を長引かせる、そういう企業も多いですか?
【回答3】
解雇が無効であると判断された場合、「解雇から解雇無効が確定した日までの賃金」(バックペイ)を払わなければならなくなります。そうすると、裁判が長引けば、バックペイの支払いが増えるリスクがありますから、ずるずる長引かせることには企業側にもメリットはないと思います。
鈴木祥平弁護士先生
とてもわかりやすくありがとうございました。
プロの弁護士のご意見を聴けるとありがたいです。