不倫相手への求償請求訴訟の可否について

求償請求訴訟を起こそうか迷っています。

不倫相手に求償権行使を伝えやり取りしていましたが、相手代理人よりこちらの夫婦関係が破綻していたので関係を持った、こちらに落ち度は無いので支払いに応じる義務は無い、穏便に解決したい旨の回答がきております。

夫婦関係破綻の事実は一切ありません。
この主張を続けるつもりのようなので、これ以上の交渉は無駄だと思いましたので訴訟に移行しようかと思います。

請求額は90万円で弁護士に依頼すると費用倒れになりそうなので、本人訴訟を起こそうとおもっております。
求償訴訟は本人訴訟でも何とかなりますか?
提出書類は司法書士に作成依頼をしようかと考えております。

手続き的には、本人訴訟でたります。

なんとかなるかどうかは、相談者さんの知識等と、相手の態度によりますのでなんとも言えません。
弁護士と同じくらい知識があり、書類作成や尋問ができる本人というのはあまりいませんので、
適切な主張立証をし損じるリスクは覚悟、ということになります。

なお、司法書士に作成依頼をするかどうかは、相談者さんのご判断なので
なんとも言えません。

依頼されようとしている司法書士が作った書面をみていないのでわかりませんが、
例えば司法書士が和解契約書作ったが、記載が不十分で後日揉める、ということもあります。

もちろん、相当紛争に関係する知識がある司法書士もいらっしゃるでしょうが、
求償訴訟をたくさん扱っている司法書士というのはそうそういないと思います。

あくまで一般論にはなりますが、中途半端な知識で司法書士がしゃしゃり出てきて紛争解決を遅らせた挙句に、
結局司法書士ではだめだ、と弁護士に依頼し直すケースもあります。

当該司法書士がどれくらい法律的な知識や、裁判書類をつくる力があるか、というのは
慎重に判断されたほうがいいと思います。

費用面を気にするなら、司法書士に依頼せず、ご自身で行ってもいいと思います。

丁寧な回答をありがとうございます。
相手方の争点は金額ではなくあくまでこちらの夫婦関係のようなので、自分でやってみようかと思います。

あと、

「穏便に解決したい」というのがどういう趣旨か、訴訟提起前に相手の代理人に確認してもいいと思います。

相手がどういう方針かわかりませんが、

・訴訟でもいいから0円を目指して争う
・訴訟になるくらいなら、ある程度支払って穏便に解決を目指す

の両方ありうるので、後者なら、
相手の提示額と、訴訟する時間と労力の兼ね合いで、話し合いの余地があるかもしれません。

代理人からは支払いの義務は無いとの回答だったのと、減額の話はきていないので、前者の可能性を考えておりました。
夫にも同じ主張(夫婦関係の破綻)をしており、支払うつもりは無いように思います。

であれば訴訟に踏み切ってもいいと思いますし、
電話で最終確認(一切譲歩しない、0円だ、ということなら訴訟になるがいいか)
くらいはそんなに手間ではない、と考えるなら一度電話してみてもいいと思います。

一度電話で確認してみます。
ありがとうございます。